過去のアーカイブ
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8月5日(金)~18日(木) 10時30分~12時07分 ※水曜休み
『長崎の郵便配達』
(2021年製作/97分/日・英・仏)
「1冊の本からはじまった父の記憶を辿る旅 今、娘が受け取る平和へのメッセージ。」
はじまりはピーター・タウンゼンド氏の書いた1冊の本。『ローマの休日』のモチーフとなったマーガレット王女との悲恋の後、彼は世界を回り、ジャーナリストとなる。そして日本の長崎で出会ったのが、16歳で郵便配達の途中に被爆した谷口稜曄(スミテル)さんだった。生涯をかけ核廃絶を世界に訴え続けた谷口さんをタウンゼンド氏は取材し、84年にノンフィクション小説「THE POSTMAN OF NAGASAKI」を出版する。
映画『長崎の郵便配達』は、タウンゼンド氏の娘であり、女優のイザベル・タウンゼンドさんが、父親の著書を頼りに長崎でその足跡をたどり、父と谷口さんの想いをひもといていく物語だ。「核兵器」という言葉がリアルに響く今この時こそ、平和の願いを誰かに“配達”してほしい。父から娘へのメッセージが、今、あなたの元へと。*ムビチケはご利用いただけません。
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8月1日(月)~16日(火) 12時40分~14時39分 ※水曜休み
『あの日のオルガン』
(2018年製作/119分/日本)
「53人の笑顔を守る。それが、わたしたちの使命だった。」
戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。最初は反発していた親たちも、せめて子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で保母たちに我が子を託すことを決意。しかし、ようやく見つかった受け入れ先はガラス戸もないボロボロの荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも戦争が終わる日を夢見て、保母たちは子どもたちと向き合い続けた。戦禍の広がる1944年。国の決定を待たずして、日本で初めての保育園疎開に挑んだ保母たちの強い信念と、大切ないのちを未来へとつなぐ願い。
監督は長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。ほか日本映画界を代表する豪華スタッフ、キャストが紡ぐ。主題歌はシンガー&ドクターのアン・サリー。
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8月1日(月)~16日(火) 15時10分~16時26分 ※水曜休み
『私だけ聴こえる』
(2022年製作/76分/日本)
〈「ずっと、ろうになりたかった」コーダの心の声〉
耳の聴こえない親から生まれた、耳の聴こえる子どもたち、コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)。家では手話で、外では声で話す彼らは、学校に行けば“障害者の子”扱い、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。
15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追った本作。ありのままの自分を解放し無邪気な子供に戻れる、一年に一度の“CODAサマーキャンプ”とその後、それぞれの家族を描く。
音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を失い、揺らぎながらも自らを語り、成長していく子どもたちの姿からコーダの知られざる物語を綴る。音楽はテニスコーツが担当。
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①8/1(月)~16(火) 17:00~18:59 ②8/18(木)~30(火) 16:40~18:39 ※水休
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-
(2017年 /119分/日本)
「これはゲーム、そう思っていた」
川原礫による小説、アニメ化された「ソードアート・オンライン」の劇場版。謎の次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」の仮想空間に閉じ込められてしまった少年キリトが、仲間とともにゲームクリアを目指して奮闘する姿を描いた。劇場版は川原による書き下ろしオリジナルストーリーとなり、監督・脚本はテレビシリーズも手がけた伊藤智彦が引き続き担当する。VR(仮想空間)世界へのダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端ウェアラブル・マルチデバイス「オーグマー」が発売され、「オーディナル・スケール」と呼ばれる専用のARMMO RPGによって、オーグマーは瞬く間に世間に広まっていく。アスナたちもプレイしているそのゲームに、キリトも参戦しようとするのだが…。
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8月1日(月)~16日(火) 19時20分〜20時57分 ※水曜休み
『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』
(2021年製作/97分/日本)
「走れ、突き進め。闇夜を切り裂く 流星のように」
すべてはここから始まった。全世界シリーズ累計3,000万部発行『ソードアート・オンライン』原点の物語。
デスゲームの舞台であるアインクラッド第一層からクリアまでの軌跡を詳細に描いた原作者・川原礫自身によるリブートシリーズ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」を基に、アインクラッド編では明かされなかったエピソードをヒロインのアスナ視点で描く。2022年11月6日、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」が始動した。それまでネットゲームとは無縁だった中学3年生の少女アスナは気まぐれでログインするが、サービス開始直後、プレイヤーたちはゲームマスターによってゲームの世界に閉じ込められてしまう。ゲーム内での死が現実の死につながることを知らされたプレイヤーたちが混乱に陥る中、アスナは世界のルールも分からないまま攻略を目指して動き出す。死と隣合わせの世界で懸命に戦うアスナの前に現れたのは、孤高の剣士キリトだった。
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8月19日(金)~30日(火) 10時30分~12時05分 ※水曜休み
『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』
( 2022年製作/95分/日本)
「生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力し続けることです。」
国民的作家・寂聴さんとディレクター“裕さん”。密着17年。二人の間に“タブー”はない。2022年5月15日で満100歳を迎えるはずであった瀬戸内寂聴に、密着17年間という歳月を撮影し続けた監督・中村裕(なかむらゆう)。日常的に互いに全てを報告し合う、まるで母親、先達、友人、あるいは恋人のような・・・形容しがたい関係性の二人。長年、寄り添い続けた監督だから描ける“誰も知らない瀬戸内寂聴”の“本音”や“金言”の数々が満載の貴重なドキュメンタリー映画が誕生した。99年の恋と革命。その波乱万丈の「生き様」とは。
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8月18日(木)~30日(火) 12時40分~14時32分 ※水曜休み
『CODA コーダ あいのうた』
(2021年製作/112分/PG12/アメリカ・フランス・カナダ合作)
「聞こえない耳に届く最高にイカした歌声が、今日、世界の色を塗り替える。」
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。
★2022年・第94回アカデミー賞 作品賞・助演男優賞(トロイ・コッツァー)・脚色賞受賞
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8月18日(木)~30日(火) 14時50分~16時08分 ※水曜休み
『距ててて』
(2021年製作/78分/日本)
「四つのお話、不思議な人々、微妙な空気」
写真家を目指すアコとフリーターのサン。二人は共通の友人とともに共同生活を始めたものの、事情により友人が家を出た今やむを得ず二人暮らしをしている。アコは几帳面でストイック、サンはだらしなく自由気まま。正反対な二人の生活が順風満帆なわけもなく、日々の暮らしは微妙な空気に包まれている。噛み合わない二人と二人が出会う人々、日常の中の違和感と小さなおかしみを軽妙な語り口で紡いだ四章構成のお話。ともに俳優として活動する加藤紗希と豊島晴香が結成した創作ユニット「点と」による初の長編映画にして、初の劇場公開作品。
<ユーモア、他人との距離感、時空間の交差>といった要素が散りばめられた独特の作品世界は、一つの見方に縛られない多様な解釈に開かれており、観客を思索と笑いと動揺にいざなう。
◯第43回 ぴあフィルムフェスティバル2021 観客賞受賞
◯第22回 TAMA NEW WAVE コンペティション部門 入選
◯第15回 田辺・弁慶映画祭 入選
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8月18日(木)~30日(火) 19:00〜21:11 ※水曜休み
『プロメア』(前日譚付き)
(2019年/131分/日本/アニメーション)
「世界大炎上」世界の半分が消失した未曾有の事態。その引き金となったのは、突然変異で誕生した、炎を操る人種<バーニッシュ>。それから30年。<バーニッシュ>の一部攻撃的な面々は<マッドバーニッシュ>を名乗り、再び世界に襲い掛かる。火災を鎮火すべく、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」が結成される。高層ビルの大火災の中、燃える火消し魂を持つ新人隊員ガロ・ティモスは、<マッドバーニッシュ>のリーダーで指名手配中のテロリスト、リオ・フォーティアと出会い、激しくぶつかり合う。それぞれの熱き信念。今石洋之監督×脚本家・中島かずきのタッグが送り出す、完全オリジナル劇場用アニメーション!
「<バーニッシュ>をめぐる衝撃の真実。何が正しいのか、燃え上がるのは世界か、魂か」
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7月1日(金)~15日(金) 10時30分~12時39分 ※水曜休み
『終りよければすべてよし』「ありがとう岩波ホール」特集上映
(2006年製作/129分/日本)
安心して老いるために!安らかな死を迎えるために!
老後の最終段階となる終末期のケアの問題。全ての人にとって絶対に避けられない死。しかし、自分がどんな死を迎えるかは誰にも分からない。理想的な死とは、自宅で親しい人に見守られ、安らかな最後を迎えることではないでしょうか。国内外の優れた医療・福祉を見つめ、医療側から見た現状と課題を映す。監督は岩波ホールで長年活躍してきたドキュメンタリー作家・羽田澄子。
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7月1日(金)~15日(金) 15時10分~16時27分 *水曜急み
『山歌(サンカ)』
(2022年製作/77分/日本)
共に、生きろ。
かつて日本の山々に実在した流浪の民・山窩(サンカ)。財産も戸籍も持たず、ときに蔑まれ、ときに自然の恵みを一身に浴びた。舞台は1965年。サンカの家族と、彼らに惹かれた少年の夏。少年は彼らと自然の中での体験を通してあらためて「生きる」ことを体験する。混乱の今、これまでを問い、これからをつくる私たちの物語。
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7/1金-10日 17:00~18:45/11(月)-15(金) 19:00〜20:45 *水休
『チロンヌㇷ゚カムイ イオマンテ』
(2021年製作/105分/日本)
1986年カメラは全てを撮っていた。
北海道屈斜路湖を臨む美幌峠。大正時代から75年ぶりに「キタキツネのイオマンテ(霊送り)」が行われた。わが子と同じように育てたキタキツネを、神の国へ送り返す。
ウポポ(歌)とリㇺセ(踊り)。祭祀を司る不世出の伝承者・日川エカシの祈り。北村皆雄(きたむらみなお)監督は「民俗の記録は古いほど原型が残っている。時間の奥に眠っていたアイヌの世界観を現在に引き出した」と語る。
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