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『侍タイムスリッパー』ポスタービジュアル
アンコール上映決定!6月16日(月)〜7月1日(火) 10:00〜12:16 *水曜休映

『侍タイムスリッパー』

2024年/131分/日本
たった1館での封切られ、初日からSNSで絶賛の嵐!満を持して全国拡大決定!

時は幕末、京の夜。会津藩士・高坂新左衛門は、密命のターゲットである長州藩士と刃を交えた刹那、落雷により気を失う。眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。行く先々で騒ぎを起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだと知り愕然となる新左衛門。一度は死を覚悟したものの、やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と、磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩く。「斬られ役」として生きていくために…。
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「かなさんどー」ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 12時40分~14時11分 *18日,25日(水)休映

『かなさんどー』

2024年製作/86分/日本
7年ぶりの帰郷。 見つけたのは、今は亡き〈母の日記〉。
記憶の糸をたぐり、 いま、止まっていた 時計が再び動きはじめる


妻・町子 (堀内敬子) を失った父・悟 (浅野忠信) は、年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。 娘の美花 (松田るか)は、母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せずにいる。そんな父・ 悟の命が危ないと知らせを受け、苦渋のなか故郷・沖縄県伊江島へ帰ることに。 父との関係を一向に修復しようとしない美花だが、島の自然に囲まれ両親と過ごしたかけがえのない時間を思い返すなか、生前に母が記していた大切な日記を見つける。 そこで知ったのは母の真の想い、そして父と母だけが知る …。

お笑いコンビ「ガレッジセール」で”ゴリ”として活躍する傍ら映画作りに真摯に向き合う照屋監督。『洗骨」 (19) から6年新たな傑作が誕生した。
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『太陽(ティダ)の運命』ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 14時25分~16時39分 *18日,25日(水)休映

『太陽(ティダ)の運命』

2025年製作/129分/日本/ドキュメンタリー
沖縄にはこの国の矛盾が詰まっている ....筑紫哲也
平和を追い求め、理不尽に抗い、信念に生きた二人の男 その熱き闘いの記録

政治的立場は正反対であり、互いに反目しながらも国と激しく対峙した二人の沖縄県知事がいた。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事の翁長雄志(任期2014~18年)である。ともに県民から幅広い支持を得、保革にとらわれず県政を運営した。大田は、軍用地強制使用の代理署名拒否、一方の翁長は、辺野古埋め立て承認の取り消しによって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。 大田と翁長、二人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。そこから見えるこの国の現在地とは―。
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「アメリカが最も恐れた男 その名は、カメジロー」のポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 17時00分~18時52分 *18日,25日(水)休映

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』

2017年製作/日本/107分/ドキュメンタリー
アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画。 なぜ、沖縄の人々は声を上げ続けるのか、その原点はカメジローにあった━。

第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人“弾圧”を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家、亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていくドキュメンタリー。
  「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、筑紫哲也氏の薫陶を受けた佐古忠彦初監督作品。 作品の主旨に共感した坂本龍一による、オリジナル楽曲書き下ろし。語りには、名バイプレイヤー、大杉漣が参加。
佐古監督の最新作『太陽(ティダ)の運命』も上映!
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「アンダーグラウンド」ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 19時20分~20時48分 *18日,25日(水),20日(金)休映

『Underground アンダーグラウンド』

2024年製作/83分/日本
鬼才タル・ベーラの愛弟子、小田香が描き出す、ドキュメンタリーを遥かに超えた異形の空間
世界が開いていく

五感を研ぎ澄ませ
地下の暗闇から、蠢く怪物のように「シャドウ(影)」が姿を現す。シャドウ(影)はある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。滲み出す地下水に濡れる、地下鉄が走る音を聞き、戦争により多くの人々が命を失ったほら穴の中で死者達の声に耳を澄ませる。山奥の寺では、洞窟に続く、壁面に掘られた仏たちのために読経する僧侶の傍らに身を寄せる。そんな道行きの中、シャドウ(影)は、かつてそこで起きたことをトレースしていくようになり、ふと入った映画館で出くわした映像に導かれ、湖の底に沈んだ街に向かうのだったーー
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4月17日(木)~30日(水) 10時00分〜12時04分 *23日(水)休映

『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』

2024年製作/119分/日本/ドキュメンタリー
世界中から愛され、人々の心を震わせてきたピアニスト、フジコ・ヘミング。
"恋”に彩られた彼女の人生、奏でた音色は、旅を続ける。

―― 子どもの頃、寝床に着くと聞こえてきたのは、母が弾くショパンの「ノクターン」。 その音楽に魅了され、ピアノに触れた時から、フジコの音楽の旅が始まった。 数奇な運命をたどり、世間から注目されたのは60代後半。いくつもの苦難が訪れても、フジコはピアノを弾くことを決してやめなかった。 90歳を超えてもなお、世界中で精力的に演奏を続け、公演はどこもソールドアウト。2024年もたくさんの公演を控えていた中、フジコは4月に急逝した。
戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話――。 2023年3月、フランス・パリ、コンセルヴァトワール劇場でのコンサートでは、「ラ・カンパネラ」「別れの曲」「月の光」「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、数々の名曲が披露された。「最後の演奏会はどんなものにしたい?」の問いに、パリでの演奏会のようにしたいと話していたフジコ。 大切な場所で、過去と記憶が交差し、フジコの人生とともにあった魂の演奏に思わず涙があふれる――。フジコはどんな時も、自分らしく生きてきた。
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4月17日(木)~30日(水) 17時25分〜18時55分 *23日(水)休映

『風が吹くとき』(日本語<吹替>版)

1986年製作/85分/イギリス
100年後も残したい歴史的名作
イギリスの片田舎で暮らすジムとヒルダの平凡な夫婦。二度の世界大戦をくぐり抜け、子供を育てあげ今は老境に差し掛かった二人。ある日ラジオから、新たな世界戦争が起こり核爆弾が落ちてくる、という知らせを聞く。ジムは政府のパンフレットに従ってシェルターを作り始める。先の戦争体験が去来し、二人は他愛のない愚痴を交わしながら備える…。そして、その時はやってきた。爆弾が炸裂し、凄まじい熱と風が吹きすさぶ。すべてが瓦礫と化した中で、生き延びた二人は再び政府の教えにしたがってシェルターでの生活を始めるのだが…。

※本事業の鑑賞サポートは、誰もが芸術文化に触れることができる社会の実現に向けて、「東京文化戦略2030」の取組「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」 の一環としてアーツカウンシル東京が助成しています。
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