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今月の上映

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【水曜上映】7月10日, 17日, 24日(水)  10時00分〜12時00分

松本動監督作品『星に語りて〜Starry Sky〜』

2019年製作/日本/115分
★『在りのままで咲け/進め』関連企画★

きょうされん結成40周年記念映画
2011年3月11日 東日本大震災、障害のある人と支援者の物語。

2011年3月11日に発生した東日本大震災。岩手県陸前高田市の高台にある共同作業所「あおぎり」では、津波の直接的な被害は免れたものの、仲間のひとりを失い、落胆する利用者たちを女性所長が励ましながら、日常を取り戻すため奮闘していた。一方、福島第一原子力発電所事故によって避難を余儀なくされた福島県南相馬市では、避難できずに取り残されている障害のある人の存在を知った共同作業所「クロスロードハウス」の人々が、自らの手で調査に踏み切ろうとしていた。しかし、各地の障害のある人の安否確認を進める中で、彼らに立ちはだかる障壁があった。それは、個人情報保護法によって開示されない、障害のある人の情報だった。法律によって守られる人権と、一刻を争う人命救助との狭間で苦しむ支援者たち。前項障害者ネットワークでは、この障壁を打ち破る手立てを模索していた。
※上映後アフタートーク開催予定
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『在りのままで咲け』『在りのままで進め』2作品同時上映
【水曜上映】7月10日, 17日, 24日(水)  ①12:30〜14:36/②15:30〜17:36

『在りのままで咲け』『在りのままで進め』2作品同時上映

『在りのままで咲け』(22年製作/日本/29分)
『在りのままで進め』(23年製作/日本/92分)
★北区ロケ!応援企画★ 松本動監督作品上映

「あなたの夢は何ですか?」そう聞かれて貴方はすぐに答えられますか? 「本当は〇〇をやりたいけど出来ていない・・・。」ではどうすれば叶えられるでしょうか。 言葉で言うのは簡単ですが夢を叶えるって本当に大変なことですね。 私も、何度も泥水をすするような険しい山道を潜り抜け、何とかしがみついてきた人間です。でも映画を完成させた今言えることは、自分の幸せは自分で勝ち取りに行けばいい。自分の道は自分で切り拓いていけばいい。 "自分"から全てが始まっていくんだということ。 失敗してもいい。困難と戦って乗り越えていくその過程に充実があり幸せがあるのだと思います。不器用で鈍臭くてどこか抜けていて頼りない私ですが、『ありのままの私』で一歩一歩前に進んで行く姿を見せて行きたいと思っています。
(原案・企画・プロデュース・主演水村美咲)
※上映後アフタートーク決定
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7月14日(日)~7月30日(火) 10時00分〜12時04分 *水曜休映

『倭文(しづり) ー旅するカジの木』

2024年製作/119分/日本
なぜ人は衣服をまとうのか・・・ 化学繊維が人間の体を覆い尽くす現代に 〈衣〉の神秘的な始源へとダイブするドキュメンタリー

日本神話に現れる幻の織物〈倭文(しづり)〉。その白さは光の象徴とされ、邪悪なものを祓い、身体を護る神聖な力を持っていた。

『チロンヌプカムイ イオマンテ』の北村皆雄監督が〈衣服〉の始源を求めて遥か海上の道を遡り 台湾・インドネシア・パプアニューギニアへ 武神にも勝る〈倭文神〉の力とはなんだったのか? 第一線の織物作家たちが、日本神話に秘められた謎から聖なる布を織り出す!
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7月14日(日)~7月30日(火) 12時30分~14時00分 *水曜休映

『フィシスの波文』

2023年製作/85分/日本
遠く、深く、文様に導かれた旅。
京都に400年受け継がれる唐紙文様を起点に、 太古から文様にかたどられたフィシス(あるがままの自然)を辿る。 時空を超えて、そのあわいに見えてくるものはー

京都の唐紙工房「唐長」は、和紙に文様を手摺りする唐紙を400年間継承してきた。その手仕事の現場から、本作は始まる。 植物文、雲や星を表す天象文、渦巻きや波文などが刻まれた江戸時代の板木に、泥絵具や雲母を載せ、和紙に文様を写していく。その反復によって生み出される唐紙の、息をのむような美しさ。あるがままの自然のかたち、動き、リズム、色合い。文様と、自然の「かたち」や「気配」をカメラは丁寧に追っていく。 葵祭や祇園祭、寺社や茶事の空間に息づく文様。1万年余り前のイタリアの線刻画や古代ローマの聖堂を飾るモザイク。北海道のアイヌの暮らしに受け継がれている文様。まるで文様に導かれるように、時空を超えて旅は繋がっていく。 エルメスのアーティスティック・ディレクター、デザイナーの皆川明(ミナ ペルホネン)、美術家の戸村浩は、自然からのインスピレーションと、自らの創作について真摯に語る。密やかに行われるアイヌの儀式や山の神への祈りは、人と自然と文様との関係性を、より鮮明に浮きあがらせる。 小さな京都の工房から多層的に拡がる文様を巡る旅の記録が、私たちが忘れてしまった大切な感覚、全人類の古層とのつながりを思い出させてくれる。
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『この空の花 長岡花火物語』ポスタービジュアル
7月14日(日)~30日(火) 14時25分〜17時10分 *水曜休映

『この空の花 長岡花火物語』

2011年/160分/日本
世界中の爆弾が花火に変わったら、
きっとこの世から戦争はなくなる。

「まだ、戦争には間に合いますか?」


1945年8月、広島・長崎に先立って空襲の被害を受けた新潟県長岡市。その復興と慰霊、伝承のため、長岡では毎年決まった日に花火が上がる。ときは現代、花という女学生(猪俣南)が厭戦をテーマにした演劇「まだ戦争には間に合う」を企画、花火の日に上演することとなった。同じ頃、熊本・天草から訪れた新聞記者の玲子(松雪泰子)も長岡の地を興味深く取材していた。かつての恋人・片山(高嶋政宏)から届いた「長岡の花火を一度見てほしい」という便りに心惹かれてのことだったが——。

公開から12年が経過するこの夏、監督のご息女・大林千茱萸さんにご協力いただき、バリアフリー上映が実現!

豪華ゲストトーク企画も!
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7月14日(日)~7月30日(火) 18時00分〜20時01分 *水曜休映

『すべての夜を思いだす』

2022年製作/116分/日本
街の中に積もり重なる無数の記憶と、誰かの一日が呼応する―。
同じ場所、同じ時間に共在する、世代の異なる3人の女性、それぞれの「ある日」。

高度経済成長期と共に開発がはじまった、東京の郊外に位置する街、多摩ニュータウン。入居がはじまってから50年あまりたった今、この街には静かだけれど豊かな時間が流れている。 春のある日のこと。誕生日を迎えた知珠(兵藤公美)は、友人から届いた引っ越しハガキを頼りに、ニュータウンの入り組んだ道を歩きはじめる。 ガス検針員の早苗(大場みなみ)は、早朝から行方知らずになっている老人を探し、大学生の夏(見上愛)は、亡くなった友人が撮った写真の引き換え券を手に、友人の母に会いに行く。 世代の違う3人の女性たちは、それぞれの理由で街を移動するなかで、街の記憶にふれ、知らない誰かのことを思いめぐらせる。
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