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過去のアーカイブ

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10月1日(火)~10月15日(火) 10時00分~12時43分 *2日,9日,16日(水)休映

『正義の行方』

2024年製作/158分/日本
いまも〈真相〉は、あの森を彷徨さまよう「飯塚事件」とは何だったのか?
1992年に福岡県飯塚市で2人の女児が殺害された「飯塚事件」。DNA型鑑定などによって犯人とされた久間三千年(くまみちとし)は、2006年に最高裁で死刑が確定、2008年に福岡拘置所で刑死した。“異例の早さ”だった。翌年には冤罪を訴える再審請求が提起され、事件の余波はいまなお続いている。
本作は、弁護士、警察官、新聞記者という立場を異にする当事者たちが語る−−−−時に激しく対立する〈真実〉と〈正義〉を突き合わせながら事件の全体像を多面的に描き、やがてこの国の司法の姿を浮き彫りにしていく。
誰の〈真実〉が本当・・なのか? 誰の〈正義〉が正しい・・・のか?
スクリーンを見つめる私たちは、深く暗い迷宮のなかで、人が人を裁くことの重さと向き合うことになる。
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10月1日(火)~10月15日(火) 13時10分~14時56分 *2日,9日,16(水)休映

『かいじゅう』

2024年製作/101分/日本
画家・西村一成 一年の記録
 一成さんは ふぅーっとタバコの煙を吐くと立ち上がり、耳栓をしてから、巨大なキャンバスの前に立つ。長い間黙って何かを見つめている。「何が起きるのだろうか ?」僕がカメラを手に緊張していると、突如、一成さんが絵筆を握り立ち上がる。「うぅー」と唸り声を上げながら、アクリル絵の具をたっぷりとつけた筆をキャンバスに叩きつける。目の前になんだかわからない模様が現れた。唸り声とともに、何度も何度も繰り返し絵筆を振るう姿を夢中になって撮影していると......いつのまにかキャンバスには「顔」のようなものが浮かびあがり、その目はじっとこっちを見つめていた。一成さんが家族以外に創作の現場を見せたのは、この日が初めてだったという。
あれから 1 年、僕は西村家に通い続けた。午前中 1 時間だけの撮影は、2 時間 3 時間...と伸びていき、2 泊 3 日で撮影したこともあった。カメラはただただ回り続け、西村一成の日常は 1 本の映画になった。映画のタイトルは甥っ子がつけた一成さんのあだ名にした。
『かいじゅう』

★10/3より劇場近くのギャラリーOGUMAGにて西村一成さんの作品展開催!10/5は雑談型鑑賞会もあります!
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10月1日(火)~10月15日(火) 15時20分~16時59分 *2日,9日,16日(水)休映

『化け猫あんずちゃん』

メガネ型端末のみ日本語字幕対応
2024年製作/94分/日本・フランス合作
また、どこかで会える?
「母さんに会いたい。」母を亡くした少女と共に向かうのは地獄の果てー

雷の鳴る豪雨の中。お寺の和尚さんは段ボールの中で鳴いている子猫をみつける。その子猫は「あんず」と名付けられ、それは大切に育てられた。 時は流れ、おかしなことにあんずちゃんはいつしか人間の言葉を話し、人間のように暮らす「化け猫」になっていた。 移動手段は原付。お仕事は按摩のアルバイト。現在37歳。そんなあんずちゃんの元へ、親子ゲンカの末ずっと行方知れずだった和尚さんの息子・哲也が11歳の娘「かりん」を連れて帰ってくる。しかしまた和尚さんとケンカし、彼女を置いて去ってしまう。 大人の前ではいつもとっても“いい子”のかりんだが、お世話を頼まれたあんずちゃんは、猫かぶりだと知り、次第にめんどくさくなっていく。 かりんは哲也が別れ際に言った「母さんの命日に戻ってくるから」という言葉を信じて待ち続けるも、一向に帰ってこない。母親のお墓に手を合わせたいというささやかな望みさえ叶わないかりんは、あんずにお願いをする。「母さんに会わせて」 たった一つの願いから、地獄をも巻き込んだ土俵際の逃走劇が始まるんだニャ。
実写×アニメーション。
日本×フランス。
ジャンルや国を超えた才能がタッグを組んだ、前代未聞のアニメーション映画ついに公開!
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10月1日(火)~10月15日(火) 17時25分~18時35分 *2日,9日,16日(水)休映

『スミコ 22』

2024年製作/65分/日本
自分とたしかに過ごす毎日
"今、考えてることは何?"
監督自身の日記をもとに綴られる、等身大の物語

友人とエビフライパーティーをしている静岡スミコはふと思う。自分の感覚がいつの間にかひどく曖昧なものになっている。何が猛烈に好きで何が耐え難く嫌いか、何を面白く思っていて何を喋りたいのか、そのどれをもちっとも感じられないまま人生を過ごしてしまっていると。
それからのスミコは自分と会話しながら日々を過ごす。実家にいる猫のおこげが彼女にとってとても大事である。馴染めない空間に馴染もうと挑んだ後は、美味しいチョコを食べる必要がある。白いスキニーを履いてパンツが透けている人が気になる。二日酔いで昨日のことを思い出すはずが、思い出す必要のないところまで思い出してしまう。くしゃみをすると鼻水が出ることを意味わからないなと思う。
大学を卒業して入社した会社を4ヶ月でやめたスミコ。新生活の中で、自分がたしかに思っていることを たしかに思っているな と思いながらすごそうとしている。
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10月1日(火)~10月15日(火) 19時00分~20時13分 *2日,9日,16日(水)休映 *4日(金)休映

『数分間のエールを』

2024年製作/68分/日本
「何かを作りたい。自分が作ったモノで誰かの心を動かしたい」
高校生の朝屋彼方あさや かなたは、MV(ミュージックビデオ)の制作に没頭していた。ある夜、映像のモチーフを探して街を探索していた彼方は、雨の中でストリートライブをする女性に出会い、その歌に衝撃を受ける。「この歌のMVを作りたい、自分が待っていたのはこの曲だ」その歌声と、感情をぶつけながら歌い上げる姿に心が突き動かされた。そして翌日、彼方は教壇に立った新任教師の姿を見て驚愕する。そこにいた織重おりえ 夕ゆうは前夜、彼方の心を突き動かしたミュージシャンだった。
モノづくりを始め、その楽しさを糧に次に進む彼方とモノづくりを諦め、その苦しさから別の道に歩き出した夕。二人の作った作品は、それぞれに何をもたらすのだろうか。
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9月1日(月)~7日(土) 12時10分~14時05分 / 9月8日(日)~15日(日) 10時00分~11時55分 *4日,11日(水)休映

『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』いせフィルム最新作

2024年製作/110分/日本/ドキュメンタリー
50年におよぶ "大好き"の記憶
てんかんと知的障がいをもつ女性・西村奈緒さんとその母・信子さんの50年の歩みを描いたドキュメンタリー。1995年の「奈緒ちゃん」に始まる“奈緒ちゃんシリーズ”の第5作で、奈緒さんの叔父である伊勢真一監督が一貫して同シリーズを手がけている。
1973年に生まれた奈緒ちゃんは、生後まもなく難治性のてんかんと知的障がいがあることが判明する。幼い頃は重い発作を繰り返し、両親は医者から彼女が長く生きられないと宣告された。しかし、てんかん専門病院での持続的な治療と薬の効果に救われ、信子さんによる「積極的に地域で育てる」という方針のもと、奈緒ちゃんは明るく元気に成長していく。
現在は信子さんが仲間のお母さんたちと立ち上げた地域作業所「ぴぐれっと」のグループホームで暮らし、2週に一度は実家で過ごしている。ついに50歳を迎えた奈緒ちゃんと、常に彼女に寄り添いながら生きてきた信子さんの姿にスポットを当て、50年間におよぶ“いのち”の記憶を映し出す。

最新作公開記念・いせフィルム特集も開催
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9月1日(日)〜9月7日(土) *以降も『大好き』の上映あり

最新作『大好き』公開記念・いせフィルム特集

いせフィルム最新作『大好き』の公開を記念して、特集上映を開催いたします。 トーク企画も交え、新たに辿り出合い直すいせフィルムの映画たち。 いま、ヒューマンドキュメンタリーが語りかけてくれること。 ぜひこのご機会に、ご観賞いただけますと幸いです。

上映映画
『大好き ~奈緒ちゃんとお母さんの50年~』(110分) 『奈緒ちゃん』(98分)
『やさしくなあに ~奈緒ちゃんと家族の35年~』(110分)

『えんとこ』(100分)
『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤 滋』(96分)
『ルーペ カメラマン瀬川順一の眼』(89分)
*「水曜特集~認知症と生きる~」 でもいせフィルム作『ゆめのほとり』と『妻の病』を上映いたします。
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9月1日(月)~7日(土) 16時45分~18時27分/9月8日(日)~15日(日) 17時25分~19時07分 *4日,11日(水)休映

『WALK UP』

2022年製作/97分/G/韓国
それはモノクロームの儚い夢か、
それともパラレルワールドかー
迷える映画監督と4人の女たちが織りなす映像世界


映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を志望する娘のジョンスと一緒に、インテリア デザイナーとして活躍する旧友へオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは1階が レストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がへオクの 作業場になっている。3人は和やかに語り合い、ワインを酌み交わすが、仕事の連絡が入りビョンス はその場を離れる。ビョンスが戻ってくると、そこには娘のジョンスの姿はなく...

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を5度受賞した名匠ホン・サンス監督の長編第28作目
都会の一角にたたずむ地上4階・地下1階建ての小さなアパートを舞台にした人間ドラマ
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9月1日(月)~7日(土) 18時50分~20時29分/9月8日(日)~15日(日) 19時30分~21時09分  *4日,11日(水)休映

『トラペジウム』

2024年製作/94分/G/日本
はじめてアイドルを見た時思ったの
人間って光るんだって


乃木坂46 1期生・高山一実は、2016年から雑誌『ダ・ヴィンチ』で長編小説の執筆に挑戦した。小説のタイトルは『トラペジウム』。現役アイドルとして生きる日々の中で高山が書き綴ったのは、「アイドルを目指す少女の青春物語」だった。 原作者自身の経験や葛藤が込められた小説は、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章で反響を呼び、累計発行部数30万部の大ヒットを達成。 そして、アニメーション映画化企画が始動。長期にわたる映画制作の中で、高山は脚本や音楽などに幅広く携わり、『ぼっち・ざ・ろっく!』『SPY×FAMILY』など数々の人気作品を手掛けるスタジオCloverWorksと制作スタッフ・クリエイターの協力のもと、映画作品として『トラペジウム』を新たに再構築した。 15歳の主人公・東ゆうを演じるのは、新進気鋭の声優・結川あさき。ゆうが結成するアイドルグループ「東西南北」のメンバーのキャストは、西=大河くるみを羊宮妃那、南=華鳥蘭子を上田麗奈、北=亀井美嘉を相川遥花。ゆうの“計画の協力者” 工藤真司を木全翔也(JO1)、ゆうが出会うボランティア団体のお爺さん・伊丹秀一を内村光良が務める。 主題歌は、現在の音楽シーンを牽引する音楽プロジェクト・MAISONdesが担い、ボーカルには、バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」の0期生であり、圧倒的な歌声で国内外で絶大な支持を得るVtuber・星街すいせいを迎え、夢に焦がれて生きる少女の想いを歌い届ける。

夢に取り憑かれた少女・東ゆう。 アイドルになるための計画を進める中で、ゆうは様々な困難にめぐり逢う。 東西南北の“輝く星たち”を仲間にしたゆうが、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは――
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『カムイのうた』ポスター
9月8日(日)~15日(日) 12時25分~14時45分 *11日(水)休映

『カムイのうた』アンコール上映

2023年製作/135分/PG12/日本
アイヌの心には、カムイ(神)が宿る——

全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存してきたアイヌ民族。 その生活も文化も和人が入って来た事で奪われてしまいました。生活の糧であった狩猟・サケ漁が禁止され、住んでいた土地が奪われ、アイヌ語が禁止された差別と迫害の日々。1903年に生まれた知里幸恵さんも差別の中で生きた少女でした。

知里幸恵さんをモデルとした本映画を通じて、北海道の開拓に多く貢献し、差別と迫害と戦い続けてきたアイヌ民族の事を少しでも理解していただき、苛めと差別のない共生社会となり、未来に向かって日本中、そして世界中に融和な社会が拡がることを切に願います。(『カムイのうた』監督:菅原 浩)
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9月8日(日)~9月15日(日) 15時05分~17時05分 *11日(水)休映

ーヤスミン・アフマド監督没後15年記念ー『タレンタイム〜優しい歌』

2009年製作/115分/マレーシア
ーヤスミン・アフマド監督没後15年記念ー

マレー・中国・タミル語等が使われ、民族や宗教が異なる人々が住む多民族国家マレーシア。
ある高校で開催される音楽コンクール“タレンタイム” に望む生徒たちの愛と怒れを抱いた優しい歌で、映画は紡がれていく。
様々な人々が混在する世をそのまま肯定し、民族や宗教の壁を軽やかに越えるヤスミン・アフマド。彼女の生涯最後の長編映画であり、色褪せない名作。
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8月9日 金曜日 上映再開のお知らせ

8月9日(金) 機材トラブル復旧(上映再開)のお知らせ

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