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過去のアーカイブ

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7月3日(木)~15日(火) 10時00分〜11時39分 *9日(水)休映

『104歳、哲代さんのひとり暮らし』

2024年製作/94分/G/日本
老いを受け止め、自由な心で変えていく暮らし。
いくつになっても幸せに生きるヒントをくれるドキュメンタリー。

広島県尾道市。自然豊かな山あいの町で100歳を超えてひとり暮らしを続けている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域のために尽くしてきました。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあい、笑いあいながら過ごしています。 いりこの味噌汁を作り、家の周りの草をとり、お茶を囲んで語り合う。時には体調を崩して病院にお世話になることもありますが、年齢を重ねてできないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていきます。 なんでも美味しく、誰とでも楽しく、いつだってご機嫌に。 そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々をみつめたドキュメンタリーです。
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7月3日(木)~15日(火) 12時10分〜14時03分 *9日(水)休映

『光る川』

2024年製作/108分/日本
川を、時を、さかのぼっていくーー
日本の高度経済成長が始まった1958年。 大きな川の上流、山間の集落で暮らす少年ユウチャ。 森林伐採の影響もあるのか、家族は年々深刻化していく台風による洪水の被害に脅かされている。 夏休みの終わり、集落に紙芝居屋がやってきた。 演目は土地にずっと伝わる里の娘・お葉と山の民である木地屋の青年・朔の悲恋。 お葉の涙が溢れかえるように数十年に一度、恐ろしい洪水が起きるという。 紙芝居の物語との不思議なシンクロを体験したユウチャは、現実でも家族を脅かす洪水を防ぎ、さらには哀しみに囚われたままのお葉の魂を解放したいと願い古くからの言い伝えに従って川をさかのぼり、山奥の淵へ向かう・・・
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7月3日(木)~15日(火) 14時30分〜16時35分 *9日(水)休映

『35年目のラブレター』

2025年製作/120分/G/日本
「君は、僕と結婚して、幸せでしたか?」
西畑保、65歳。文字の読み書きができない。そんな彼の側にはいつも最愛の妻・皎子がいた。 保は貧しい家に生まれ、ほとんど学校へ通えず大人になった。生きづらい日々を過ごしてきたが、皎子と運命的に出会い、めでたく結婚。しかし、その手放したくない幸せ故に保は読み書きができないことを言い出せずにいた。半年後、ついにひた隠しにしてきた秘密が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は保の手をとりながらこう告げた。 「今日から私があなたの手になる」その言葉に、その眼差しに、保は救われた。 どんな時も寄り添い支えてくれた皎子へ感謝のラブレターを書きたい。定年退職を機に保は一大決心し夜間中学に通い始める。担任の谷山恵先生のじっくりと粘り強い教えや年齢・国籍も異なる同級生たちと共に学ぶ日々で少しずつ文字を覚えていく保。だが老齢のため物覚えも悪く、気付けば5年以上の月日が経過した頃、一字また一字と書いては消しまた書くひたむきな保と、それを見るともなく見守る皎子は結婚35年目を迎えていた。変わらない日常がいつまでも続くと思っていた。なかなか書き上げられずにいたラブレターがようやく形になろうとしていた頃、皎子が病魔におそわれて……。
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『ケナは韓国が嫌いで』ポスタービジュアル
7月3日(木)~15日(火) 16時55分〜18時47分 *9日(水)休映

『ケナは韓国が嫌いで』

2024年製作/107分/韓国
ここから抜け出すことにした。
「82年生まれ、キム・ジヨン」に続くベストセラー小説、待望の映画化


ソウル郊外で両親と妹と共に暮らす28歳のケナ(コ・アソン)。大学を卒業後、金融会社に就職し、毎日片道2時間かけてソウル市内の会社に通勤している。仕事には関心がなく、上層部の顔色を伺う上司に辟易する日々。地獄のような通勤、興味のない仕事、恋人との不透明な未来、古い価値観を押しつけてくる家族との息の詰まる日々ーー。

「自分には落ち度がないのに、ここでは幸せになれない」。

ケナは、韓国を抜け出すことを決意する。
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アンコール上映!7月3日(木)〜15日(火) 19時15分〜20時55分 *9日(水),12(土)休映

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』

2024年製作/95分/G/ノルウェー・パレスチナ合作/ドキュメンタリー
それでも僕たちは、この現実を変えたい
ヨルダン川西岸地区のマサーフェル・ヤッタで生まれ育ったパレスチナ人の青年バーセルは、イスラエル軍の占領が進み、村人たちの家々が壊されていく故郷の様子を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信していた。そんな彼のもとにイスラエル人ジャーナリスト、ユヴァルが訪れる。非人道的で暴力的な自国政府の行いに心を痛めていた彼は、バーセルの活動に協力しようと、危険を冒してこの村にやってきたのだった。 同じ想いで行動を共にし、少しずつ互いの境遇や気持ちを語り合ううちに、同じ年齢である2人の間には思いがけず友情が芽生えていく。しかしその間にも、軍の破壊行為は過激さを増し、彼らがカメラに収める映像にも、徐々に痛ましい犠牲者の姿が増えていくのだった―。
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『小学校〜それは小さな社会〜』
★アンコール上映★ 7月17日(木)〜29日(火) 10時00分~11時44分 *23日(水)休映

『小学校〜それは小さな社会〜』

2023年製作/99分/日本・アメリカ・フィンランド・フランス/ドキュメンタリー
イギリス人の父と日本人の母を持つ山崎エマ監督は、大阪の公立小学校を卒業後、中高はインターナショナル・スクールに通い、アメリカの大学へ進学した。ニューヨークに暮らしながら彼女は、自身の“強み”はすべて、公立小学校時代に学んだ“責任感”や“勤勉さ”などに由来していることに気づく。

「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているのではないか」との思いを強めた彼女は、日本社会の未来を考える上でも、公立小学校を舞台に映画を撮りたいと思った。

日本人である私たちが当たり前にやっていることも、海外から見ると驚きでいっぱいなのだ。 いま、小学校を知ることは、未来の日本を考えることだ、と作品は投げかける。
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7月17日(木)〜7月29日(火) 12時10分〜13時53分 *23日(水)休映

『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』

2020年製作/98分/日本/ドキュメンタリー
質素な暮らしぶりで「世界で最も貧しい大統領」と言われた第40代ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ。2012年に開かれた国連会議で、先進国の大量消費社会を優しい口調ながら痛烈に批判し、その感動的なスピーチ映像は世界中に広まり、日本でも大きな話題を呼んだ。田部井監督は、ムヒカのスピーチに大きな影響を受け、取材を重ねて交流を深めた。16年に初来日を果たした ムヒカが日本人に伝えたかった思いとは?
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7月31日(木)~8月15日(金) 18時45分~20時46分 *6日,13日(水)休映

『BAUS 映画から船出した映画館』

2024年製作/116分/G/日本
多くの観客と作り手に愛された文化の交差点<吉祥寺バウスシアター>と、 時流に翻弄されながらも、その場所を守り続けた家族をめぐる約90年の物語。

1927年。活動写真に魅了され、「あした」を夢見て青森から上京したサネオとハジメは、ひょんなことから吉祥寺初の映画館”井の頭会館”で働き始める。兄・ハジメは活弁士、弟・サネオは社長として奮闘。 劇場のさらなる発展を目指す二人だったが、戦争の足音がすぐそこまで迫っていたー。
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映画「ルノワール」ポスタービジュアル。
9月15日(月)~30日(火) 14時15分~16時22分 *17,24(水)休映

『ルノワール』

2025年製作/122分/G/日本・フランス・シンガポール・フィリピン合作
監督・脚本:早川千絵 待望の最新作 第78回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品決定
子どもと大人の間境目をたゆたう少女 不完全な大人たちの孤独や痛みに触れた夏
日本がバブル経済絶頂期にあった、1980年代のある夏。11歳のフキは、両親と3人で郊外に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままな夏休みを過ごしていた。ときどき垣間見る大人の世界は複雑な事情が絡み合い、どこか滑稽で刺激的。だが、闘病中の父と、仕事に追われる母の間にはいつしか大きな溝が生まれ、フキの日常も否応なしに揺らいでいく――。
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7月23日『徒花』音声ガイドをめぐる上映会開催

7月23日(水)「『徒花-ADABANA-』一日限りの上映会 〜音声ガイド(音声描写/Audio Description)を巡るトーク付き」

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『サンセット・サンライズ』
5月17日(土)~30日(金) 15時40分~18時04分 *21日,28日(水)休映

『サンセット・サンライズ』

2024年製作/139分/日本
監督 岸善幸×脚本 宮藤官九郎×主演 菅田将暉
奇跡の豪華タッグで贈る、泣き笑い“移住”エンターテインメント!


新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の日々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の人たちは気が気でない。一癖も二癖もある地元民の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの人生が待っていた—?!
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『みんな笑え』ポスタービジュアル
5月31日(土)~6月15日(日) 10時00分~11時50分 *4日,11日(水)休映

『みんな笑え』

2025年製作/105分/日本
しょうもない俺、それこそが落語だ

人気もない、人望もない、野心もない、恋人もずっといない、五十歳の最低な落語家・太紋。家に帰れば認知症によって引退した師匠である父の介護の毎日。そんなある日、売れない若手漫才師・希子と出会ったことで太紋は自分の人生を見つめ直していく。落ちぶれた落語家の虚しい生き様を通して描く、落語と漫才、親と子をめぐる、熱くほろ苦い人間賛歌。

五十歳の弱者男性、二代目の落ちぶれた落語家を主人公に、演芸の世界で生きる人々の現実や、親子、師弟の関係、介護問題、歪な恋愛模様を独自の視線で描き、野辺富三主演デビューにふさわしい不器用な快作がここに誕生した。
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