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1月18日(土)〜31日(金) 10:00~12:04 *水曜休映 *1月25日(土),26日(日)のみ 9:30~11:34
『港に灯がともる』
2025年製作/119分/日本
不格好でも迷っても、少しずつ、少しずつ。
わたしと家族とこの街の再生への通過点。
1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯(富田望生)。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐末)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れていた。ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちが昂り「全部しんどい」と吐き出す灯。そして、姉・美悠(伊藤万理華)が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていくーー。 なぜこの家族のもとに生まれてきたのか。家族とわたし、国籍とわたし。わたしはいったいどうしたいのだろうーー。
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わたしと家族とこの街の再生への通過点。
1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯(富田望生)。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐末)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れていた。ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちが昂り「全部しんどい」と吐き出す灯。そして、姉・美悠(伊藤万理華)が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていくーー。 なぜこの家族のもとに生まれてきたのか。家族とわたし、国籍とわたし。わたしはいったいどうしたいのだろうーー。
1月18日(土)〜31日(金) 12:20~14:11 *水曜休映 *25日(土),26(日)のみ 11:45~13:36
『1%の風景』
2023年製作/110分/日本/ドキュメンタリー
命を産み育てるあなたのそばに、信頼できる誰かがいますように
99%のお産が病院やクリニックといった医療施設で行われている日本で 助産所や自宅での出産という「1%の選択」をした4人の女性と 彼女たちをサポートする助産師の日々をみつめたドキュメンタリー
あまり知られていない助産所という場所。そこでは助産師が医療機関と連携し、妊娠、出産、産後と子育ての始まりまで、一貫して母子をサポートしています。健診のたびに顔を会わせ、お腹にふれ、何気ない会話を交わす。妊婦と助産師はささやかな時間を積み重ね、信頼関係を築き、命が生まれようとする“その時”をともに待ちます。
この映画で描かれるのは助産所や自宅での自然分娩です。しかし、大切なのは場所や方法を問わず、命を産み、育てようとする女性のそばに信頼できる誰かがいる、ということ。近年、さまざまな理由によりお産を取りやめる助産所が増えています。社会が多様化し、選択肢がひろがる一方で、失われつつある“命の風景”をみつめた4年間の記録です。
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99%のお産が病院やクリニックといった医療施設で行われている日本で 助産所や自宅での出産という「1%の選択」をした4人の女性と 彼女たちをサポートする助産師の日々をみつめたドキュメンタリー
あまり知られていない助産所という場所。そこでは助産師が医療機関と連携し、妊娠、出産、産後と子育ての始まりまで、一貫して母子をサポートしています。健診のたびに顔を会わせ、お腹にふれ、何気ない会話を交わす。妊婦と助産師はささやかな時間を積み重ね、信頼関係を築き、命が生まれようとする“その時”をともに待ちます。
この映画で描かれるのは助産所や自宅での自然分娩です。しかし、大切なのは場所や方法を問わず、命を産み、育てようとする女性のそばに信頼できる誰かがいる、ということ。近年、さまざまな理由によりお産を取りやめる助産所が増えています。社会が多様化し、選択肢がひろがる一方で、失われつつある“命の風景”をみつめた4年間の記録です。
1月18日(土)〜31日(金) 14:25~15:59 *水曜休映 *25日(土),26日(日)のみ 14:00~15:34
『とりつくしま』
2024年製作/89分/日本
もう一度、この世を見つめることができるとしたら
死んでしまったあと、モノになって大切な人の近くにいられるとしたら……。あなたは何になりますか? 亡くなった人に、「とりつくしま係」が問いかける。この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ、と。 東直子の小説『とりつくしま』を原作に、娘である東かほり監督が脚本・監督した特別な映画
人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”は、「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。夫のお気に入りのマグカップになることにした妻、だいすきな青いジャングルジムになった男の子、孫にあげたカメラになった祖母、ビッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンになった母。 人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間。
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死んでしまったあと、モノになって大切な人の近くにいられるとしたら……。あなたは何になりますか? 亡くなった人に、「とりつくしま係」が問いかける。この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ、と。 東直子の小説『とりつくしま』を原作に、娘である東かほり監督が脚本・監督した特別な映画
人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”は、「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。夫のお気に入りのマグカップになることにした妻、だいすきな青いジャングルジムになった男の子、孫にあげたカメラになった祖母、ビッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンになった母。 人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間。
1月18日(土)〜31日(金) 16:25~18:04 *水曜休映 *25日(土),26日(日)のみ 15:50~17:29
『SUPER HAPPY FOREVER』
2024年製作/94分/日本・フランス合作
俊英・五十嵐耕平監督が紡ぐ、青春期の終わりを迎えた人々の
“奇跡のような幸福なひととき”
2023年8月19日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野と宮田。まもなく閉館をするこのホテルでは、アンをはじめとしたベトナム人の従業員たちが、ひと足早く退職日を迎えようとしている。佐野は、5年前にここで出会い恋に落ちた妻・凪を最近亡くしたばかりだった。妻との思い出に固執し自暴自棄になる姿を見かねて、宮田は友人として助言をするものの、あるセミナーに傾倒している宮田の言葉は佐野には届かない。2人は少ない言葉を交わしながら、閉店した思い出のレストランや遊覧船を巡り、かつて失くした赤い帽子を探し始める。
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“奇跡のような幸福なひととき”
2023年8月19日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野と宮田。まもなく閉館をするこのホテルでは、アンをはじめとしたベトナム人の従業員たちが、ひと足早く退職日を迎えようとしている。佐野は、5年前にここで出会い恋に落ちた妻・凪を最近亡くしたばかりだった。妻との思い出に固執し自暴自棄になる姿を見かねて、宮田は友人として助言をするものの、あるセミナーに傾倒している宮田の言葉は佐野には届かない。2人は少ない言葉を交わしながら、閉店した思い出のレストランや遊覧船を巡り、かつて失くした赤い帽子を探し始める。
1月18日(土)〜31日(金) 18:30~20:10 *水曜休映 *25日(土),26日(日)のみ 17:40~19:20
『がんばっていきまっしょい』
2024年製作/95分/日本
一生懸命になることをあきらめた高校生が、仲間とこぐボートに夢中になっていく--
学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。 誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり冷めた表情だ。 才能もないのに頑張ったって仕方ない……そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。 そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってきた。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、 悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。 同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も渋々、初の大会に出場することに。 試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。 全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。 「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになるーー! 眩しい水しぶきと真直ぐな思いがあなたの背中を押す
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学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。 誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり冷めた表情だ。 才能もないのに頑張ったって仕方ない……そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。 そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってきた。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、 悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。 同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も渋々、初の大会に出場することに。 試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。 全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。 「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになるーー! 眩しい水しぶきと真直ぐな思いがあなたの背中を押す
2月15日(土)~28日(金) 19時20分〜20時23分 *21日のみ18時20分〜19時23分 *水曜休映
『ルックバック』
2024年製作/58分/G/日本
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
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3月1日(土)~3月15日(土) 16時30分~18時20分 *5日,12日(水)休映
『アイミタガイ』
2024年製作/105分/G/日本
見逃してしまいそうな微かなふれあいが繋がり、秘密の糸がほどけるとき、
思いもよらない幸せの歯車が動き出す
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。
一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。
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ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。
一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。
3月1日(土)~15日(土) 18時45分~20時24分 *5日,12日(水)休映
『徒花-ADABANA-』
2024年製作/94分/G/日本
私が生きるために、私を殺す。という選択。
ウイルスの蔓延で人口が激減し、延命措置として上層階級の人間だけに「それ」の保有が許された。死が身近に迫る新次(井浦新)は、臨床心理士まほろ(水原希子)に自分の「それ」に会わせてほしいと懇願する。新次の「それ」は、自分と同じ姿をしながらも、異なる内面を持ち、純粋で知的であった。「それ」と対面した新次は、次第に「それ」を殺してまで、自分は生きながらえるべきなのか、心が乱されていき...。
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ウイルスの蔓延で人口が激減し、延命措置として上層階級の人間だけに「それ」の保有が許された。死が身近に迫る新次(井浦新)は、臨床心理士まほろ(水原希子)に自分の「それ」に会わせてほしいと懇願する。新次の「それ」は、自分と同じ姿をしながらも、異なる内面を持ち、純粋で知的であった。「それ」と対面した新次は、次第に「それ」を殺してまで、自分は生きながらえるべきなのか、心が乱されていき...。
3月16日(日)〜22日(土) 14:55〜16:55
3月19日(水)は1日2回特別上映 12:00-/15:00-
3月19日(水)は1日2回特別上映 12:00-/15:00-
『ただいま、つなかん』
2023年製作/115分/日本/ドキュメンタリー
3.11からコロナ禍まで
たくさん笑って たくさん泣いて
こころを紡ぐ民宿「つなかん」の物語
宮城県、三陸リアス海岸の入江に佇む民宿「唐桑御殿つなかん」。
東日本大震災で被災し、海難事故で大きな喪失を抱えた女将の一代さんと、震災当時に学生ボランティアだった若き移住者や仲間たちが、ともに歩み積み重ねてきた10年以上にわたる歳月―
そこには、これまでもこれからも変わらない《人と人とが思い合い、ともに生きる姿》がありました。
語りは、現在も気仙沼に通い続ける俳優の渡辺謙が担当。
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たくさん笑って たくさん泣いて
こころを紡ぐ民宿「つなかん」の物語
宮城県、三陸リアス海岸の入江に佇む民宿「唐桑御殿つなかん」。
東日本大震災で被災し、海難事故で大きな喪失を抱えた女将の一代さんと、震災当時に学生ボランティアだった若き移住者や仲間たちが、ともに歩み積み重ねてきた10年以上にわたる歳月―
そこには、これまでもこれからも変わらない《人と人とが思い合い、ともに生きる姿》がありました。
語りは、現在も気仙沼に通い続ける俳優の渡辺謙が担当。
3月23日(日)〜30日(日) 12時35分~14時42分 *26日(水)休映
<字幕・手話合成版>上映
<字幕・手話合成版>上映
『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』
2022年製作/124分/日本/ドキュメンタリー
今年も上映します
「小さないのちが遺した 伝えなくてはいけないこと。 忘れてはいけないこと。」
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。 この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起。弁護団はたった2人の弁護士。親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決を勝ちとる。 震災直後から裁判、のべ10年にわたる貴重な映像記録。寺田和弘監督は、丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。
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「小さないのちが遺した 伝えなくてはいけないこと。 忘れてはいけないこと。」
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。 この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起。弁護団はたった2人の弁護士。親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決を勝ちとる。 震災直後から裁判、のべ10年にわたる貴重な映像記録。寺田和弘監督は、丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。
12月1日(日)~7日(土) 10:30~12:12 / 12月8日(日)~14日(土) 10:00~11:42 *水曜休映
『奇跡の子 夢野に舞う』
2024年製作/97分/日本
人の知恵と都合と
愛とエゴが解け合って
"希望"が生まれた。
農家は鳥に手を焼いている。撒いた種はほじくるし、新芽が出ればバリカンで刈ったように食べつくす。張ったばかりのビニールハウスにはフンをかけていく。そんな農民たちが地元に鳥を呼ぶと言い出した。それも絶滅危惧種のタンチョウだ。北海道の東部にごくわずかしか生息していない希少種が大都市・札幌の近郊にある農村に来るはずもない。それで14人の農家が集まり、タンチョウの棲み家づくりが始まった。治水対策で人工的に作られた遊水地の中に、タンチョウが生息できる「湿地」が回復してくると、やってくるのは予期せぬ訪問者ばかり。大量の渡り鳥に獰猛な外来種、カメラを抱えた人間たち…。次々と巻き起こるトラブル。果たしてタンチョウはやってくるのか?。
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愛とエゴが解け合って
"希望"が生まれた。
農家は鳥に手を焼いている。撒いた種はほじくるし、新芽が出ればバリカンで刈ったように食べつくす。張ったばかりのビニールハウスにはフンをかけていく。そんな農民たちが地元に鳥を呼ぶと言い出した。それも絶滅危惧種のタンチョウだ。北海道の東部にごくわずかしか生息していない希少種が大都市・札幌の近郊にある農村に来るはずもない。それで14人の農家が集まり、タンチョウの棲み家づくりが始まった。治水対策で人工的に作られた遊水地の中に、タンチョウが生息できる「湿地」が回復してくると、やってくるのは予期せぬ訪問者ばかり。大量の渡り鳥に獰猛な外来種、カメラを抱えた人間たち…。次々と巻き起こるトラブル。果たしてタンチョウはやってくるのか?。
12月1日(日)~7日(土) 12時45分~14時21分 *4日(水)休映
『江里はみんなと生きていく』
2024年製作/日本/91分/ドキュメンタリー
12年にわたって捉えられた「ともに生きる」人々の姿
西田江里さん 生まれも育ちも千葉県浦安。オシャレと絵を描くのが大好きな22歳です。重い障害を持つ江里さんは、母・良枝さんと自宅で暮らしています。24時間365日の介助が必要で、家族だけで命を守ることができません。日常を支えているのはケアスタッフ。車いすを押してもらって買い物に行ったり、リサイクルショップで一緒に働いたり、外食したりと、楽しくも忙しい毎日を送っています。そんな江里さんにカメラが密着。12年という撮影期間のなかで、様々な出来事が起こります。気管切開して人工呼吸器を装着するか否かの選択を迫られたり、母から自立してひとり暮らしを始めたり楽しいしい暮らしぶりだけではなく、医療的ケアが必要になっていく不安や葛藤も映し出していきます。さらに、新米だったケアスタッフも成長し、結婚・出産という人生の転機にも立ち会います。長い時間を共有するなかで、単にケアをする・されるといった立場をこえて、ともに生きる関係性を育んでいく江里さんと仲間たち。一人一人のいくつもの人生の局面をあたたかい眼差しで映像にとどめ、その営みに生きる希望を見出したドキュメンタリーです。
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西田江里さん 生まれも育ちも千葉県浦安。オシャレと絵を描くのが大好きな22歳です。重い障害を持つ江里さんは、母・良枝さんと自宅で暮らしています。24時間365日の介助が必要で、家族だけで命を守ることができません。日常を支えているのはケアスタッフ。車いすを押してもらって買い物に行ったり、リサイクルショップで一緒に働いたり、外食したりと、楽しくも忙しい毎日を送っています。そんな江里さんにカメラが密着。12年という撮影期間のなかで、様々な出来事が起こります。気管切開して人工呼吸器を装着するか否かの選択を迫られたり、母から自立してひとり暮らしを始めたり楽しいしい暮らしぶりだけではなく、医療的ケアが必要になっていく不安や葛藤も映し出していきます。さらに、新米だったケアスタッフも成長し、結婚・出産という人生の転機にも立ち会います。長い時間を共有するなかで、単にケアをする・されるといった立場をこえて、ともに生きる関係性を育んでいく江里さんと仲間たち。一人一人のいくつもの人生の局面をあたたかい眼差しで映像にとどめ、その営みに生きる希望を見出したドキュメンタリーです。