Facebookアイコン Twitterアイコン YouTubeアイコン Instagramアイコン Noteアイコン

過去のアーカイブ

年月を選択いただくと、選択した年月の上映作品が表示されます。

【2日限定の追加上映決定】4月9日(水)、23日(水) 1日2回上映

『どうすればよかったか?』

2024年製作/101分/日本/ドキュメンタリー
家族という他者との20年にわたる対話の記録
面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。 このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。
20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。
分かりあえなさとともに生きる、 すべての人に向けた 破格のドキュメンタリー。
*感想シェア会、パンフレット朗読会も実施します!詳しくは予約ページをご確認下さい。
詳細ページ
5月1日(木)~16日(金) 19時30分~20時56分 *7日(水),14日(水)休映

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning』

2025年製作/81分/G/日本
──ガンダムシリーズ最新作──
カラー×サンライズ 夢が、交わる。

宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。 エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuX ジークアクス を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。 同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。
詳細ページ
4月9日(水) ①12時05分~14時00分/②16時45分~18時40分 *①のみ上映後監督トーク有

『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』★ 水曜特集上映

2024年製作/110分/日本/ドキュメンタリー
50年におよぶ "大好き"の記憶
てんかんと知的障がいをもつ女性・西村奈緒さんとその母・信子さんの50年の歩みを描いたドキュメンタリー。1995年の「奈緒ちゃん」に始まる“奈緒ちゃんシリーズ”の第5作で、奈緒さんの叔父である伊勢真一監督が一貫して同シリーズを手がけている。
1973年に生まれた奈緒ちゃんは、生後まもなく難治性のてんかんと知的障がいがあることが判明する。幼い頃は重い発作を繰り返し、両親は医者から彼女が長く生きられないと宣告された。しかし、てんかん専門病院での持続的な治療と薬の効果に救われ、信子さんによる「積極的に地域で育てる」という方針のもと、奈緒ちゃんは明るく元気に成長していく。
現在は信子さんが仲間のお母さんたちと立ち上げた地域作業所「ぴぐれっと」のグループホームで暮らし、2週に一度は実家で過ごしている。ついに50歳を迎えた奈緒ちゃんと、常に彼女に寄り添いながら生きてきた信子さんの姿にスポットを当て、50年間におよぶ“いのち”の記憶を映し出す。
詳細ページ
『侍タイムスリッパー』ポスタービジュアル
アンコール上映決定!6月16日(月)〜7月1日(火) 10:00〜12:16 *水曜休映

『侍タイムスリッパー』

2024年/131分/日本
たった1館での封切られ、初日からSNSで絶賛の嵐!満を持して全国拡大決定!

時は幕末、京の夜。会津藩士・高坂新左衛門は、密命のターゲットである長州藩士と刃を交えた刹那、落雷により気を失う。眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。行く先々で騒ぎを起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだと知り愕然となる新左衛門。一度は死を覚悟したものの、やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と、磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩く。「斬られ役」として生きていくために…。
詳細ページ
「わたしたちに祝福を」ポスター画像
5月17日(土)~23日(金) 12時15分~13時21分 *21日(水)休映

『わたしたちに祝福を』

2024年/60分/日本
わたしたちの痛みを見てほしい―。
旧優生保護法による強制不妊、手話が禁止された時代、 障害者と女性への賠償金の減額…ろう者女性の生きづらさを 繊細かつ強烈な描写で描いた芸術的映画

夫を亡くし、過去と現在を行き来する高齢女性、手話が禁じられ、 日本語を身に付けることができなかった母を見つめる娘、子どもが欲し い女性… 3人の女性の繰り返される痛みの先には何があるのか。

※本事業の鑑賞サポートは、誰もが芸術文化に触れることができる社会の実現に向けて、「東京文化戦略2030」の取組「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」 の一環としてアーツカウンシル東京が助成しています。
詳細ページ
5月17日(土)~30日(金) 13時45分~15時07分 *21日,28日(水)休映

『風たちの学校』

2023年製作/77分/日本
新たな、学校ドキュメンタリーの秀作が誕生
泣いたって傷ついたって大丈夫
この学校なら受け入れてくれる
愛知県奥三河の黄柳野(つげの)高校 — 豊かな自然に囲まれ、四季の移り変わりを感じながら生徒たちは全寮制のこの学校で学ぶ。ここでは、不登校などいろいろなバックグラウンドの子どもたちも受け入れてくれる。様々な葛藤を抱えながらも精一杯、生きる生徒たちの姿。 最後の学園祭をクラスみんなで成功させたいと願うみのきくんは、血の繋がらない父の家業を継ぐか世界を旅する夢を追うかで悩み、音楽が大好きなことみさんは、ときどき落ち込むけど、ちょっとずつ自分の思いを歌にしていく。そして3年間の学校生活の終わりは、近づいてくるのだった。
詳細ページ
5月24日(土)~30日(金) 12時15分~13時21分 *21日,28日(水)休映

『ぼくと駄菓子のいえ』

2015年製作/61分/日本/ドキュメンタリー
家でもない、学校でもない。そこは駄菓子屋
大阪府富田林市。 学校終わりの子どもたちの元気な声が溢れる駄菓子風和里(ふわり)。 ここは松本明美さんとその娘よしえさんたちが営んでいる。 この風和里に通う子どもたちの中には、 居場所を求めてやってくる子も少なくない。 そんな彼らと向き合うのは、 親でも、先生でもない、駄菓子屋のおばあちゃん。 風和里に通ってくる子どもたちを時に厳しく叱りながらも、 まるで親のように懸命に向き合う明美さんたちと、 前を向いて歩もうとする子どもたちの姿を描いたドキュメンタリー。
詳細ページ
「かなさんどー」ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 12時40分~14時11分 *18日,25日(水)休映

『かなさんどー』

2024年製作/86分/日本
7年ぶりの帰郷。 見つけたのは、今は亡き〈母の日記〉。
記憶の糸をたぐり、 いま、止まっていた 時計が再び動きはじめる


妻・町子 (堀内敬子) を失った父・悟 (浅野忠信) は、年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。 娘の美花 (松田るか)は、母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せずにいる。そんな父・ 悟の命が危ないと知らせを受け、苦渋のなか故郷・沖縄県伊江島へ帰ることに。 父との関係を一向に修復しようとしない美花だが、島の自然に囲まれ両親と過ごしたかけがえのない時間を思い返すなか、生前に母が記していた大切な日記を見つける。 そこで知ったのは母の真の想い、そして父と母だけが知る …。

お笑いコンビ「ガレッジセール」で”ゴリ”として活躍する傍ら映画作りに真摯に向き合う照屋監督。『洗骨」 (19) から6年新たな傑作が誕生した。
詳細ページ
『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
7月17日(木)〜29日(火) 18時45分〜20時53分 *23日(水)休映 

『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

2024年製作/123分/R15+/アメリカ
気弱で繊細な青年は、いかにして歴史に残る怪物になったのか?

20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。
そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領をはじめとする大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選び法さえ無視する冷酷な男だ。そんなコーンがまだ駆け出しでナイーブな“お坊ちゃん”だったトランプを気に入り、〈勝つための3つのルール〉を伝授し服装から生き方まで洗練された人物へと仕立てていく。
やがてトランプはいくつもの大事業を成功させていくのだが、コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく……。
詳細ページ
「アメリカが最も恐れた男 その名は、カメジロー」のポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 17時00分~18時52分 *18日,25日(水)休映

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』

2017年製作/日本/107分/ドキュメンタリー
アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画。 なぜ、沖縄の人々は声を上げ続けるのか、その原点はカメジローにあった━。

第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人“弾圧”を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家、亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていくドキュメンタリー。
  「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、筑紫哲也氏の薫陶を受けた佐古忠彦初監督作品。 作品の主旨に共感した坂本龍一による、オリジナル楽曲書き下ろし。語りには、名バイプレイヤー、大杉漣が参加。
佐古監督の最新作『太陽(ティダ)の運命』も上映!
詳細ページ
「アンダーグラウンド」ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 19時20分~20時48分 *18日,25日(水),20日(金)休映

『Underground アンダーグラウンド』

2024年製作/83分/日本
鬼才タル・ベーラの愛弟子、小田香が描き出す、ドキュメンタリーを遥かに超えた異形の空間
世界が開いていく

五感を研ぎ澄ませ
地下の暗闇から、蠢く怪物のように「シャドウ(影)」が姿を現す。シャドウ(影)はある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。滲み出す地下水に濡れる、地下鉄が走る音を聞き、戦争により多くの人々が命を失ったほら穴の中で死者達の声に耳を澄ませる。山奥の寺では、洞窟に続く、壁面に掘られた仏たちのために読経する僧侶の傍らに身を寄せる。そんな道行きの中、シャドウ(影)は、かつてそこで起きたことをトレースしていくようになり、ふと入った映画館で出くわした映像に導かれ、湖の底に沈んだ街に向かうのだったーー
詳細ページ
『太陽(ティダ)の運命』ポスター画像
★7月の水曜日に追加上映決定! 詳細は予約ページにてご案内しています

『太陽(ティダ)の運命』

2025年製作/129分/日本/ドキュメンタリー
沖縄にはこの国の矛盾が詰まっている ....筑紫哲也
平和を追い求め、理不尽に抗い、信念に生きた二人の男 その熱き闘いの記録

政治的立場は正反対であり、互いに反目しながらも国と激しく対峙した二人の沖縄県知事がいた。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事の翁長雄志(任期2014~18年)である。ともに県民から幅広い支持を得、保革にとらわれず県政を運営した。大田は、軍用地強制使用の代理署名拒否、一方の翁長は、辺野古埋め立て承認の取り消しによって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。 大田と翁長、二人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。そこから見えるこの国の現在地とは―。
詳細ページ