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過去のアーカイブ

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6月1日(木)~13日(火) 20時30分~22時33分 *7日(水)休映

『戦場のメリークリスマス』坂本龍一さん追悼

1983年製作/123分/日本・イギリス合作
2023年3月28日 坂本龍一さんが逝去されました。 世界的な活躍を遂げるきっかけとなった 『戦場のメリークリスマス』を追悼上映いたします。 【 戦闘シーンのない戦争映画。 出演者は全て男。 戦争の闇を容赦なく描く 大島渚監督、最大のヒット作 】 1942年。第2次大戦中のインドネシア、ジャワ島山中。 日本軍捕虜収容所を舞台に、極限状態に置かれた男たちの相克を描いた異色のヒューマンドラマ。カネモト(ジョニー大倉)がオランダの男性兵デ・ヨンを犯すという事件がおきる。日本語を流暢に話す英国軍中佐ロレンス(トム・コンティ)は、共に事件処理にあたった粗暴な軍曹ハラ(ビートたけし)と奇妙な友情で結ばれていく。ハラの上官で陸軍大尉のヨノイ(坂本龍一)と連合軍捕虜セリアズ少佐(デヴィット・ボウイ)の愛情めいた関係を中心に、異なる宗教観や道徳感が交差するなか、日本軍人と西洋人捕虜との関係が興味深く描かれる。
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6月15日(木)~30日(金) 10時00分〜12時07分 *21日、28日(水)休映

『あゝひめゆりの塔』

1968年製作/127分/日本
太平洋戦争が生んだ数多くの悲劇の中でも、
最も痛ましい沖縄に散った殉国の女子学徒“ひめゆり部隊”の物語。


最も痛ましい沖縄に散った殉国の女子学徒“ひめゆり部隊”の物語。」 太平洋戦争末期の沖縄を舞台に、吉永小百合と浜田光夫の黄金コンビで“特志看護婦”として戦火に散華した“ひめゆり部隊”の乙女の悲劇を涙と感動で綴った一大青春譜。幾度となく映画化された“ひめゆりの悲劇”の中でもひときわ異彩を放つ、ダイナミックな演出が映える傑作。

昭和十八年。太平洋戦争は各戦地で米軍の反攻がはじまりつつあったが、沖縄はまだ戦争感は薄く、沖縄師範女子部の与那嶺和子は、級友の比嘉トミらと運動会を楽しんでいた。そして師範男子の西里順一郎と知り合ったのは、青く澄みきった秋の空の下だった。
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6月15日(木)~30日(金) 12時30分~14時28分 *21日、28日(水)休映

『Us 4 IRIOMTE THE MOVIE 生生流転』

2021年製作/日本/118分
3年以上に及ぶ撮影。
美しい自然と、人びとの暮らし。


2021年夏、ユネスコの世界自然遺産に登録された西表島は、日本最後の秘境、東洋のガラパゴスとも呼ばれる。  生物多様性に満ちた圧倒的な「自然」だけが注目されがちだが、本作では、壊れものの自然を壊さぬように、先人たちの教えを守って「島と共に」生きてきた人々の暮らしを静かに追いかけた。 島の先人である野生生物や祖先への感謝を忘れずに、季節の巡りと節目ごとの行事に沿って暮らす郷土歴史家の石垣金星さん。途絶えていた昔ながらの手仕事を復興させ、島の自然素材を用いた染織文化を生み出す石垣昭子さん。二人をメインに、国内最大のマングローブ林を守るネイチャーガイド、島の食物連鎖の頂点に立つイリオモテヤマネコを守る活動、近年深刻さを増している海岸線の漂着ごみや、懸念されるオーバーツーリズムなど、日本で最初のエコツーリズムが始まった西表島で「今、起きていること」を3年にわたって記録。
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9/22金~30土 19:30~20:58 27水も上映有り
10/1日~15日 12時05分~13時33分 *4日,11日(水)休映

『国葬の日』

2023年製作/88分/日本
2022 年 9 月 27 日――
私たちは何を見たのか?

『なぜ君は総理大臣になれないのか』 『香川 1 区』
大島新監督が描く現代日本の肖像

2022 年 9 月 27 日――安倍晋三元首相の国葬が東京・日本武道館で執り行われた。 その賛否を問う世論調査の結果は、各社ともおおよそ賛成4割、反対6割。 なぜ人々の意見はかくも激しく対立したのか? あの国葬は、果たして何だったのか? 国論を二分した国葬の当日、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』の大島新 監督が、全国 10 都市――東京、山口、京都、福島、沖縄、北海道、奈良、広島、静岡、 長崎でキャメラをまわし、人々の姿を記録した。
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『僕が跳びはねる理由』ポスター
4月1日(土)〜15日(土) 10時30分~12時12分 *5,12日(水)休映

『僕が跳びはねる理由』東田直樹さんの特別映像付き上映

2020年製作/82分+特別映像20分/イギリス/ドキュメンタリー
「みんな同じ空の下、「普通」の君と自閉症の僕との未来はきっとつながる」自閉症を抱える作家・東田直樹が13歳の時に執筆したエッセイ『自閉症の僕が跳びはねる理由』。今まで理解されにくかった自閉症者の内面の感情・思考・記憶を分かりやすい言葉で伝えた。本作はその世界規模の大ベストセラーを基にしたドキュメンタリー。
自閉症者の内面が行動へ与える影響、彼らにとって自閉症が意味するもの、そして彼らの世界が「普通の人」とどう異なって映っているかを、世界各地の5人の少年少女や家族たちの証言を追い明らかにしていく。「普通とは?」「個性とは?」という普遍的な疑問、「会話(=コミュニケーション)」「多様性」の価値など、他者と分断される現代人へのメッセージ。
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『桜色の風が咲く』ポスター画像
4月1日(土)~15日(土) 12時40分~14時33分 *水曜休映

『桜色の風が咲く』アンコール上映

2022年製作/113分/PG12/日本
「この世界には、それでも光が満ち溢れている」

見えない。聞こえない。でも僕は“考える”ことができる――。
困難を乗り越えながら生きる母子が見出していく、希望に満ちた未来。
視力と聴力を次々と失いながらも、大学へ進学し、やがては東京大学の教授になった福島智さんをご存じだろうか。これは、そんな智さんと彼を育て上げた母・令子さんの姿を、実話をもとに描き出す「生きる希望」の物語。
主人公・令子を演じるのは、満を持して12年ぶりの主演を務める小雪。息子・智役に気鋭の若手俳優・田中偉登(たなか・たけと)。監督は、『最後の命』(14)、『パーフェクト・レボリューション』(17)などを手掛ける松本准平。
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4月1日(土)~15日(土) 17時20分~18時50分 *水曜休映

『この星は、私の星じゃない』

2019年製作/90分/日本/ドキュメンタリー
ことばを信じない彼女のことば・・・は、なぜか古くならない

1970年代初頭、日本におけるウーマン・リブ運動を強力に牽引した田中美津を、4年間に渡り追ったドキュメンタリー映画。

当時、「女らしく生きるより、私を生きたい」という田中美津の思いに多くの女たちが共感し、ウーマン・リブ運動が日本各地に沸き起こった。「モテない女のひがみ」と嘲笑してくる男マスコミに、「女の生き難さの中にリブが息づいているだけだ!」と、1歩も引かなかった女たち。

【舞台挨拶決定】
日にち: 4月8日(土) 17時20分の回 上映後
ゲスト: 吉峯美和 監督
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「ライフ・イズ・クライミング!」ポスタービジュアル
6月15日(木)~30日(金) 16時50分~18時19分 *21日,28日(水)休映

『ライフ・イズ・クライミング!』

2023年製作/日本/89分/ドキュメンタリー
視力を失ったクライマー・コバ(小林幸一郎)
彼の目となる視覚(サイト)ガイド・ナオヤ(鈴木直也)


出会いは2001年。「右手、1時半、遠め。右、右、右!」、遠くから聞こえる相棒・ナオヤの声を自分の目のように頼り、8の字結びのロープでつながり、命をゆだねて岩を登るクライマー・コバ。世界選手権4連覇を成し遂げたふたりが、次に目指したのは、ユタ州の大地に聳え立つ真っ赤な砂岩フィッシャー・タワーズの尖塔に立つこと。この、とんでもない冒険の結末は? そして、その時コバの目はどんな景色を見るのだろうか?
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6月15日(木)~30日(金) 19時00分~21時43分 *21水・28水 休映

『ラストエンペラー』坂本龍一さん追悼

1987年製作/163分/PG12/イタリア・イギリス・中国合作
第60回 アカデミー賞®作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞ほか9部門
第60回 アカデミー賞®作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞ほか9部門
第45回ゴールデングローブ賞作品賞・監督賞・脚本賞・最優秀作曲賞


第12回 日本アカデミー賞外国作品賞 1950年、満州国戦犯として中国へ護送された溥儀は手首を切って自殺を図る。薄れゆく意識の中、半生の記憶がまざまざとよみがえる…。清国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の激動の生涯をベルトルッチ監督が圧倒的スケールで描いた歴史大作。アカデミー賞®作品賞ほか全9部門受賞、日本人初の作曲賞に輝いた坂本龍一は出演も果たしている。
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映画「ケイコ 目を澄ませて」ポスタービジュアル
4/1土~15土 15:10~16:49/4/16日~30日 19:45~21:24【22土のみ20:20〜】 *水曜休映

『ケイコ 目を澄ませて』

2022年製作/日本/99分
16mm フィルムから溢れ出す、街を漂う匂い、降り注ぐ光の粒、ケイコの心が軋む音。
観る者の心をつかんで離さない、感覚を研ぎ澄ます映画体験。


嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコ(岸井ゆきの)は、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す——。
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3月2日(木)~7日(火) 10時30分~11時52分

『いのちのかたちー画家・絵本作家 いせひでこー』

2016年/82分/日本/ドキュメンタリー
無人の荒野 被災の地で  絵描きを呼び止めたのは 一本のクロマツだった    まるで、絵本のようなドキュメンタリー。無人の荒野、東日本大震災の被災の地で絵描きを呼び止めた、クロマツの倒木。画家・絵本作家、いせひでこがその一本のクロマツに「いのち」を感じ取り、「かたち」にする四年間にわたる創作の過程を追った「いのちのかたち」の物語。いのちのこと…、 一人ひとりの、一つひとつの、いのちのこと。 演出は伊勢真一。
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『土を喰らう十二ヵ月』ポスター画像
3月2日(木)〜14日(火) ※8日(水)曜休み 12時30分〜14時21分

『土を喰らう十二ヵ月』大好評により追加上映!

2022年製作/111分/日本
「喰らうは生きる 食べるは愛する いっしょのご飯が いちばんうまい」

沢田研二が一年半がかりで撮影に取り組んだ待望の主演作。原案は水上勉の料理エッセイ。その世界観を元に中江裕司監督が脚本を執筆。 自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る男の姿を通して、丁寧な生き方とはどういうものか、真の豊かさとは何かを問いかける。
タイトルの「土を喰らう」とは、旬を喰らうこと。四季の移ろいの中で、自然が恵んでくれる食物をありがたく頂くことだ。その食に向き合う精神は、今この瞬間を大切に生きることを意味している。
家庭料理の第一人者・料理研究家の土井善晴が、食材選びや扱い方、手さばきの指導や器選びに至るまで、深く作品に携わった。
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