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過去のアーカイブ

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3月16日(木)~31日(金) 18時10分~19時09分 *22日(水),29日(水)休映

『はだかのゆめ』

2022年製作/59分/日本
「いつか夢にくらい 顔をだしてくれたら」 息子を思う母、母を思う息子、そして祖父 お互いの距離を測り直していく、親子3代にわたる物語。 四国山脈に囲まれた高知県、四万十川のほとりに暮らす一家の人々。祖父の住む家で余命を送る決意をした母、それに寄り添う息子ノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられず徘徊している――。土地に刻まれた時間の痕跡と、幽かな生と確かな死。これは若くして両親を亡くし、高知県で祖父と暮らす監督自身の現在を半ば投影した、親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いの、そしてそれでも触れることのできない残酷な距離の物語である。 『EUREKA ユリイカ』のプロデューサー・仙頭武則と監督・青山真治に見出された甫木元空が監督。バンド「ビアリストックス」として、本作の音楽も手がける。主演にNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』など話題作への出演が相次ぐ青木柚。さらに小説家でもある唯野未歩子、シンガーソングライターの前野健太が出演。青山組の仙頭武則がプロデューサーを、菊池信之が音響を担当。死者と生者が同居する世界の音をわれわれの世界に届けてくれる。
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3月16日(木)~31日(金) 19時40分~21時10分 *17金,22水,29水 休映

「『幾多の北』と三つの短編」

2021~2022年製作/総上映時間:約90分
「アヌシーもオタワも絶賛! 山村浩二の野心的初長編『幾多の北』、ついに凱旋公開」 日本を代表するアニメーション作家、また絵本作家としても知られる山村浩二。
『幾多の北』(2021/64分)は、彼が月刊誌「文學界」(文藝春秋)の表紙のために2012年から2014年にかけて毎号描いていたイラストとそれに付随するテキストをアニメーションに発展させたもので、コロナ下での隔離状態の中で一気に完成させた初の長編作品。東日本大震災後に彼自身が感じた不安や苦悩が、オランダの前衛ジャズ・ミュージシャンにして作曲家ウィレム・ブロイカー(1944-2010)のどこかサーカス的な音楽に乗せて、断片的なイメージや書かれた言葉で表現されていきます。 明快なストーリーを持たず、一般に「長編アニメーション」という言葉からイメージされるものとは異なる仕上がりで、その前例のないチャレンジは世界で大きく評価され数々の賞を受賞しました。 加えて、墨絵のかわいい動物たちが歌に合わせてコミカルに動く山村の監督作『ホッキョクグマすっごくひま』(2021/7分)、山村が若い作家たちをプロデュースした『骨嚙み』(矢野ほなみ監督/2021/10分)、『ミニミニポッケの大きな庭で』(幸 洋子監督/2022/7分)と、三つの新作短編も同時上映します。 今回の上映は、山村浩二の現在に加え、彼の元で育った新しい才能までも一望できるショーケースであり、現在日本の「作家によるアニメーション」の「極北」を体験出来る絶好の機会とも言えるでしょう。
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『百姓の百の声』ポスター画像
1月19日(木)~31日(火) ※25日(水)曜休み 10時30分~12時40分 

『百姓の百の声』

2022年製作/130分/日本
「食べている限り、 誰の隣にも「農」はある。 なのにどうして、「農」の世界は私たちから遠いのか。」 『千年の一滴 だし しょうゆ』『陶王子』の柴田昌平監督が、「食」の原点である「農」と向き合った。 全国の百姓たちの知恵・工夫・人生を、美しい映像と丁寧なインタビューで紡ぎ出す。田んぼで農家の人たちが何と格闘しているのか、ビニールハウスの中で何を考えているのか。多くの人が漠然と「風景」としか見ていない営みの、そのコアな姿が、鮮やかに浮かび上がる。「耕す人々」の世界の入り口がここにある。
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『14歳の栞』ポスター画像
3月22日/29日(水) 1日2回上映 ①13時00分~15時00分 ②17時00分~19時00分

『14歳の栞』 竹林亮監督特集

2021年製作/120分/日本
とある中学校の3学期、「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。 まだ子供か大人かも曖昧なその瞬間、私たちは、何に傷ついて、何に悩んで、何を後悔して、何を夢見て、何を決意して、そして、何に心がときめいていたのか。あの頃、一度も話さなかったあの人は、何を考えていたんだろう。 私たちが一度立ち止まり、いつでもあの頃の気持ちに立ち返るための「栞」をはさむ映画です。
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『手でふれてみる世界』ポスター画像
2/2木〜14火 12:50~13:50/ 2/16木〜28火 12:40~13:40 *水曜休映

『手でふれてみる世界』

(2022年製作/60分/日本)
「彫刻に手で触れて、 この世界の一部を感じとる。」 イタリア・マルケ州アンコーナに暮らす、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニと妻のダニエラ・ボッテゴニ。芸術を愛し、80カ国以上を旅して、それぞれの文化が生み出してきたもの、自然や生きものに手で触れながら世界と出会ってきた。しかしながら、どの国を訪れても、美術館で作品を鑑賞することだけは困難だった。ならば自分たちで、見える人も見えない人も、ともに美術作品に手で触れて鑑賞できる美術館をつくろうと、夫妻は自ら行動し、「オメロ触覚美術館」を創設する。子どもから大人まで、視覚に障害がある人もない人も訪れる、すべての人に開かれた美術館となった。そこで働く人、訪れる人、かかわる人々は、「美術館とは何か」を静かに語りかけてくる。
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『チョコレートな人々』ポスター画像
2/2木〜14火 14:20〜16:02 / 2/16木〜28火 10:30〜12:12 *水曜休映

『チョコレートな人々』

2022年製作/日本/102分
「温めれば 何度でも やり直せる 世界中のカカオと凸凹のみんな 山あり谷あり、もがき続けて19年」 愛知県豊橋市にある「久遠(くおん)チョコレート」。代表の夏目浩次さんたちスタッフは、かれらが作るチョコレートのように、考え方がユニークでカラフル。心や体に障がいがある人、シングルペアレントや不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど多様な人たちが働きやすく、しっかり稼ぐことができる職場づくりを続けてきました。「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる」。福祉と経済、生きがいと生産性、さまざまな人と共に働くよろこびと、その難しさ……理想を追い求めるチョコレートブランドを描く、東海テレビドキュメンタリー劇場第14弾。
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『かぐやびより』ポスター画像
2月2日(木)~14日(火) 16時30分~18時15分 ※8日(水)休み

『かぐやびより』

(2022年/105分/日本語) 
「人はみな 愛おしいのだ」 神奈川県藤沢市、小田急線善行駅に降り立つ駅前から長い坂を上り、住宅街ををしばらく行くと眺望が開ける。眼下には竹林が、その手前には簡易な木造平家の建屋が2棟。それが「さんわーくかぐや」。 地元ではかなり広く知られた福祉施設だ。かぐやを知る人は、口を揃えて褒める。自由で開放的、来る人を拒まない、細かいルールがない、職員と通所者の区別がない。何もしないでいい そこにいるだけで安心普通の福祉施設とはちょっと違う。 この作品に出会ったあなたは、あなたのうちなる優しさと向き合うでしょう
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『ハッピーバースディ ~みんなみんな生まれてきてくれてありがとう~』
2月2日(木)~14日(火) 18時45分~20時22分 ※8日(水)休み

『ハッピーバースディ ~みんなみんな生まれてきてくれてありがとう~』

(97分/日本)
「みんなみんな 生まれてきてくれてありがとう」 山口県萩市の団地で、母(メイ)と、母の再婚によって兄となった海と、三人で暮らす フィリピン人ハーフの高校二年生の阿武マリ。 マリには、育ての親として一時、一緒に暮らしていた二木宏太郎という若い父親がいた。 二木は事件をおこしたことで、マリと一緒に生活できない環境にいた。愛情表現がおたがいにうまくいかない母と娘、メイとマリ。 マリは学校でも友人たちとうまくいかず、マリを心配しすぎる兄の存在もうとましく、 育ての父が経営するゲストハウスに身をよせるようになる。マリの誕生日にゲストハウスに集う、萩の仲間たち。マリは、自分の気持ちを確かめるように、新たな一歩をふみだす。
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『アイの歌声を聴かせて』ポスター画像
12/1木〜16金 17:00~18:48/12/18日〜30金 19:10〜20:58 ※水曜・17土休み

『アイの歌声を聴かせて』

2021年製作/108分/日本
岩浪美和音響監督作品、念願の上映決定「ポンコツAI、約束のうたを届けます。」 景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった! ちょっぴりポンコツなAIとクラスメイトが織りなす、ハートフルエンターテイメント!年の瀬は笑顔で締めましょう!
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『犬王』ポスター画像
12/1木〜15木 19:20~20:57/12/17土〜30金 17:00〜18:37 ※水曜・16金・29木 休み

『犬王』

(2021年製作/97分/日本) 
「見届けようぜ。」 室町時代に実在し、人々を熱狂させた能楽師【犬王】をポップスターとして華やかに逞しく描く、狂騒のミュージカルアニメーション。室町の京の都、猿楽の一座に生まれた異形の子、犬王。周囲に疎まれ、その顔は瓢箪の面で隠された。 ある日犬王は、平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。 友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、二人だけの呼吸、二人だけの世界。「ここから始まるんだ俺たちは!」世界最古の舞台芸術《能楽》に、湯浅政明監督が豪華クリエイターたちと挑む!
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『PLAN 75』ポスター画像
12月1日(木)〜16日(金) 10時00分~11時52分 ※水曜休み

『PLAN 75』延長上映

(2022年製作/112分/G/日本・フランス・フィリピン・カタール合作) 
「 生きていることが罪ですか? 」 少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる 当事者である高齢者はこの制度をどう受けとめるのか?若い世代は?果たして、<プラン75>に翻弄される人々が最後に見出した答えとは―――。 倍賞千恵子 磯村勇斗 河合優実 ステファニー・アリアン ★2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・正式出品 ★第95回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門日本代表
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12月1日(木)〜16日(金) 12時20分~13時47分 ※水曜休み

『アングリーバードとバナナ合唱団』

2016年製作/87分/韓国・インド
「スラムの人々に、合唱で人生の輝きを!」 インドのスラムで激しく熱く合唱を教える「ガミガミ鳥」・キム・チェチャン先生。彼が率いるのは、カースト最下層の子どもたちの「バナナ合唱団」。先生にとって悩みの種は「音楽よりも勉強」を望む、子どもたちの親。先生が出した秘策は「親にもコンサートに出演してもらうこと」だった。貧しく、先の見えない暮らしの中、音楽が何をもたらしたのか。心温まる人間ドラマ。
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