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過去のアーカイブ

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『みんな笑え』ポスタービジュアル
5月31日(土)~6月15日(日) 10時00分~11時50分 *4日,11日(水)休映

『みんな笑え』

2025年製作/105分/日本
しょうもない俺、それこそが落語だ

人気もない、人望もない、野心もない、恋人もずっといない、五十歳の最低な落語家・太紋。家に帰れば認知症によって引退した師匠である父の介護の毎日。そんなある日、売れない若手漫才師・希子と出会ったことで太紋は自分の人生を見つめ直していく。落ちぶれた落語家の虚しい生き様を通して描く、落語と漫才、親と子をめぐる、熱くほろ苦い人間賛歌。

五十歳の弱者男性、二代目の落ちぶれた落語家を主人公に、演芸の世界で生きる人々の現実や、親子、師弟の関係、介護問題、歪な恋愛模様を独自の視線で描き、野辺富三主演デビューにふさわしい不器用な快作がここに誕生した。
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7月17日(木)〜29日(火) 16時30分〜18時16分 *23日(水)休映

『能登デモクラシー』

2025年製作/101分/日本/ドキュメンタリー
2024年1月1日、能登半島地震が発生した。
カメラは思わぬ事態に見舞われた町と人びとの営みをつぶさに見つめる。そして、同年5月に放送されたテレビ版が、穴水に大きな風穴を開けた。「このままでは町がなくなる」。声を寄せ、届け、耳を傾ける。映画は確かな変化の芽吹きを映し出していくのだが――  。 監督は石川テレビの五百旗頭幸男。『はりぼて』では富山市議会の不正を暴き、市議が次々とドミノ辞職。ムラ社会の父権的な空気をあぶり出した『裸のムラ』は、映画公開後に馳浩石川県知事の定例会見拒否問題にまで発展した。映画の終盤、ここぞとばかりに、まことしやかに囁かれる穴水町最大の“タブー”に斬り込んでいく五百旗頭。投げかけた言葉に込めた思いとは。 この町で、この国で、果たして民主主義は生き残れるのか。一縷の望みに賭ける穴水からのラブレター!
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『美晴に傘を』ポスタービジュアル
5月31日(土)~6月15日(日) 12時15分~14時23分 *4日,11日(水)休映

『美晴に傘を』

2025年製作/123分/日本
言葉が心を紡ぐ、家族再生の物語

北の小さな町の漁師である善次は、喧嘩別れをした息子の光雄をがんで亡くす。葬儀にも出席せず四十九日を迎えようとしていたところに、光雄の妻の透子が娘の美晴と凛を連れて訪ねてくる。善次は、突然の訪問に戸惑い、うまく接することができないが、彼女たちを通して亡き息子に想いを馳せる。透子は、聴覚過敏を持つ自閉症の美晴を守るのに必死だ。「もう自分しかいない」という決意は、夫である光雄が亡くなってから更に強まっている。美晴は、守られてきた世界から一歩でも外に踏み出したいと願うものの、失敗したり不安を感じると、布団を被り夢の中に逃げ込む。そこは、父の光雄が生前病床で書いた『美晴に傘を』という絵本の世界であった——。

劇団牧羊犬を主宰し、短編映画では国内外の数々の賞を受賞してきた渋谷悠の初長編作品。家族の再生という、映画では幾度となく語られてきたテーマを新鮮な物語へと昇華させ、魅力的な登場人物たちが観る者を心地よく包み込む。
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5月31日(土)~6月15日(日) 14時45分〜16時54分 *4日,11日(水)休映

『ファーストキス 1ST KISS』

2025年製作/124分/日本
もう一度だけ、会いたい人はいますか?

結婚して15年になるカンナは、ある日、夫の駈を事故で失ってしまう。いつしか夫婦生活はすれ違っていて、離婚話も出ていたが、思ってもいなかった別れ。しかしカンナは、駈とこちらも思ってもいなかった再会を果たす。しかもそこにいたのは、初めて出会ったときの駈。
ひょんなことから、彼と出会った15年前の夏にタイムトラベルしてしまったカンナは、若き日の駈を見て思う。やっぱりわたしはこの人が好きだ。まだ夫にはなっていない駈と出会い、カンナは再び恋に落ちる。
時間を行き来しながら、20代の駈と気持ちを重ね合わせていく40代のカンナ。事故死してしまう彼の未来を変えたい。過去が変われば未来も書き換えられることを知ったカンナは、思い至る。わたしたちは結婚して、15年後にあなたは死んだ……だったら答えは簡単。駈への想いとともに、行き着いた答え。わたしたちは出会わない。結婚しない。
たとえ、もう二度と会えなくてもーー 。神様どうか、私たちが結ばれませんようにーー
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5月31日(土)~6月7日(土) 19時10分〜21時18分/6月8日(日)~15日(日) 17時10分〜19時18分/*4日,11日(水)休映

『大きな家』

2024年製作/123分/日本/ドキュメンタリー
【アンコール上映】

生きてきた。つよく。この先も。
密着したのは、児童養護施設の”ふつう”の日常。

東京のとある児童養護施設。ここでは、死別・病気・虐待・経済的問題など、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちと職員が日々を過ごしています。
家族とも他人とも言い切れない、そんなつながりの中で育つ子どもたちの本音と、彼らを支える眼差しに密着しました。
生きることへの不安。うまく築けない人間関係。変えられないものと、ともに生きていくということ。
ここに映っているのは、特別なものではなく、葛藤しながらもたしかに大人になっていく姿と、それを包んでいる、いつか忘れてしまうような日常の景色です。
この映画を観終わったあとは、彼らだけでなく自分が歩んできた道のりをきっと肯定したくなる。そして、あなたの"ふつう"が少しだけ広がるかもしれません。
配信やパッケージ化は予定しておりませんので、ぜひ劇場でご覧ください。

※本事業の鑑賞サポートは、誰もが芸術文化に触れることができる社会の実現に向けて、「東京文化戦略2030」の取組「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」 の一環としてアーツカウンシル東京が助成しています
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◆追加上映◆ 5月1日(木)~16日(金) 10時00分〜11時43分 *7日,14日(水)休映

『鹿の国』

2025年製作/98分/G/日本
アンコール上映決定!
なぜこの土地に、これほど心が騒ぐのか?
日本列島のヘソ、諏訪盆地に位置する日本最古の神社の一つ、諏訪大社。年間200回をその超える祭礼は謎に満ちている。重要神事で降ろされる古い神・ミシャグジ。そして神事に欠かせないとされた鹿の生贄……。ネパールやチベットで生と死の文化を追ってきた監督・弘理子(ひろ・りこ)は、四季の祭礼を追ううち、そこにあるいのちの循環への原初の祈りに気づく。そして、長らく畏怖と謎に包まれてきた中世の「御室神事(みむろしんじ)」の再現に挑む。厳冬の3カ月間、神域の穴倉に籠められた生き神・少年大祝(おおほうり)の前で繰り広げられた芸能とは?そして春4月、化粧を施されて出現する大祝に捧げられた75頭の鹿の首の意味とは?冬から春へ、死から再生へ。美しい四季とともに3年をかけて描き出された、現代社会を生きる私たちが忘れかけていた原初の祈りの姿。
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『はたらく細胞』
5月1日(木)~16日(金) 12時10分~14時04分 *7日,14日(水)休映

『はたらく細胞』

2024年製作/109分/日本
ようこそ!笑って泣けてタメになる――
はたらく細胞ワンダーランドへ!


人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。 高校生の漆崎日胡(うるしざき・にこ/演:芦田愛菜)は、父親の茂(しげる/演:阿部サダヲ)と二人暮らし。 まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡、不規則不摂生に日々を過ごす茂、親子でも体の中はえらい違いだった。その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始め、漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける。
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5月31日(土)~6月7日(土) 17時10分~18時49分/6月8日(日)~15日(日) 19時35分~21時14分/*4日,11日(水)休映

『花束』<サヘル・ローズ初監督作品>

2024年製作/94分/日本
【アンコール上映】

幼少期を孤児院で過ごした俳優サヘル・ローズが、日本の児童養護施設で育った8人の若者たちと作り上げた作品。ドキュメンタリーとノンフィクションが交わる先に見えるのは——。

煌びやかな日本が抱える大きな闇
その犠牲になっているコドモたち
その当事者である彼等が見つめる一筋の光とは?
大人が幸せじゃないと、子どもは幸せになれない
大人が救われ、子どもがいつも笑顔でいられる世界を願っている
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5月1日(木)~16日(金) 17時00分〜19時05分 *水曜休映

『正体』

2024年製作/120分/PG12/日本
“5つの顔”を持つ逃亡犯の【真相】に心震えるー
日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは?そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに心震える、感動のサスペンス。
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【2日限定の追加上映決定】4月9日(水)、23日(水) 1日2回上映

『どうすればよかったか?』

2024年製作/101分/日本/ドキュメンタリー
家族という他者との20年にわたる対話の記録
面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。 このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。
20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。
分かりあえなさとともに生きる、 すべての人に向けた 破格のドキュメンタリー。
*感想シェア会、パンフレット朗読会も実施します!詳しくは予約ページをご確認下さい。
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5月1日(木)~16日(金) 19時30分~20時56分 *7日(水),14日(水)休映

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning』

2025年製作/81分/G/日本
──ガンダムシリーズ最新作──
カラー×サンライズ 夢が、交わる。

宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。 エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuX ジークアクス を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。 同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。
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4月9日(水) ①12時05分~14時00分/②16時45分~18時40分 *①のみ上映後監督トーク有

『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』★ 水曜特集上映

2024年製作/110分/日本/ドキュメンタリー
50年におよぶ "大好き"の記憶
てんかんと知的障がいをもつ女性・西村奈緒さんとその母・信子さんの50年の歩みを描いたドキュメンタリー。1995年の「奈緒ちゃん」に始まる“奈緒ちゃんシリーズ”の第5作で、奈緒さんの叔父である伊勢真一監督が一貫して同シリーズを手がけている。
1973年に生まれた奈緒ちゃんは、生後まもなく難治性のてんかんと知的障がいがあることが判明する。幼い頃は重い発作を繰り返し、両親は医者から彼女が長く生きられないと宣告された。しかし、てんかん専門病院での持続的な治療と薬の効果に救われ、信子さんによる「積極的に地域で育てる」という方針のもと、奈緒ちゃんは明るく元気に成長していく。
現在は信子さんが仲間のお母さんたちと立ち上げた地域作業所「ぴぐれっと」のグループホームで暮らし、2週に一度は実家で過ごしている。ついに50歳を迎えた奈緒ちゃんと、常に彼女に寄り添いながら生きてきた信子さんの姿にスポットを当て、50年間におよぶ“いのち”の記憶を映し出す。
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