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過去のアーカイブ

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『アレクセイと泉』ポスター
【水曜上映】8月9日、16日、23日、30日(水) 12時30分~14時14分

『アレクセイと泉』本橋成一 特集

2002年製作/104分/日本
ベルリン映画祭を始め、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。写真家・本橋成一は音楽家・坂本龍一と組んで、〈泉〉を主題としたドキュメンタリーを完成させた。

舞台となる〈泉〉は、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災した、ベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェにある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。

この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに"本当の豊かさとは何か"を静謐に語りかける。
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『アラヤシキの住人たち』ポスター
【水曜上映】8月9日、16日、23日、30日(水) 14時40分~16時37分

『アラヤシキの住人たち』本橋成一 特集

2015年製作/117分/日本
山道の向こうにふとあらわれる小さな村。そこに住むちょっと風変わりな人たちの、春から春への暮らしを映したドキュメンタリー。

北アルプスの山裾、長野県小谷村。車の通わない山道を1時間半歩いたところに真木共働学舎はある。生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」として創設され、今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人も、そうでない人も、だれもが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあい暮らしている。春・夏・秋・冬...40年。くり返されるその営みは、誰にもある生きものとしての人間の時間を思い起こさせる。
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『ある精肉店のはなし』ポスター
【水曜上映】8月16日、23日(水)17時30分~19時18分 *二日間限定上映

『ある精肉店のはなし』本橋成一 特集

2013年製作/108分/日本
大阪貝塚市での屠畜見学会。牛の命と全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。 家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。 店に持ち帰られた枝肉は、 丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。皮は丹念になめされ、 立派なだんじり太鼓へと 姿を変えていく。家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。

家業を継ぎ7代目となる兄弟の心に あるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。差別のない社会にしたいと、地域の仲間と ともに部落解放運動に参加するなかでいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。 2012年3月。代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も 新たな日々を重ねていく。いのちを食べて人は生きる。「生」の本質を見続けてきた家族の記録。

プロデューサー:本橋成一
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『マイスモールランド』ポスター画像
7月1日(土)〜15日(土) 10時30分〜12時24分 *水曜定休

『マイスモールランド』

2022年製作/114分/日本・フランス合作
ここに居たいと願うことは罪ですか?

埼玉に住む17歳のクルド人サーリャ。 すこし前までは同世代の日本人と変わらない、ごく普通の高校生活を送っていた。 あるきっかけで在留資格を失い、当たり前の生活が奪われてしまう。 彼女が、日本に居たいと望むことは“罪”なのだろうか——?

いまいちどご覧いただきたく、再上映いたします。
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『ミューズは溺れない』ポスタービジュアル
7月1日(土)~15日(土) 15時10分~16時32分 *水曜定休

『ミューズは溺れない』

2021年製作/82分/日本
足りない色、足りない部品——。合わせてみたら、息できた。

美術部に所属する高校生の朔子は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落。それを目撃した西原が「溺れる朔子」の絵を描いて絵画コンクールで受賞、絵は学校に飾られるハメに。悔しさから絵の道を諦めた朔子は、取り壊しの決まった家で「船」をモチーフとした新たな創作に挑戦しようとするが、西原から「次回作のモデル」を頼まれてしまい…。
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『ベイビーわるきゅーれ』ポスター画像。女子高生殺し屋2人組のちさととまひろが銃を手にこちらを見つめている。
7月1日(土)〜15日(土) 17時10分〜18時45分 *水曜定休

『ベイビーわるきゅーれ』

2021年製作/95分/PG12/日本
【明るい殺し屋映画】があってもいいじゃないか!

女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは高校卒業を前に途方に暮れていた… 明日からオモテの顔としての社会人。社会の公的業務や人間関係、理不尽に日々を揉まれていく。大人になるってこういうこと⁉︎ 社会不適合者な元女子高生殺し屋コンビが社会に馴染もうと頑張る異色の青春映画!

続編ベイビーわるきゅーれ2ベイビーとご一緒にどうぞ!
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『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』ポスタービジュアル
7月1日(土)~15日(土) 19時05分~20時46分 *水曜定休

『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』

2023年製作/101分/日本
あの2人がついに、スクリーンに帰ってくる……!?

殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない...そんな二人が成長(したりしなかったり...?)する、楽しさ満載の青春エンターテイメント!! 漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクション!!

あわせて前作も上映いたします!
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『ハマのドン』ポスタービジュアル
7月16日(日)~31日(月) 10時00分~11時40分 *水曜休映

『ハマのドン』

2023年製作/100分/日本/ドキュメンタリー
主権は官邸にあらず、主権在民。

2019年8月、“ハマのドン”こと藤木幸夫が横浜港をめぐるカジノ阻止に向けて立ち上がった。御年91歳。地元政財界に顔が効き、歴代総理経験者や自民党幹部との人脈、田岡一雄・山口組三代目組長ともつながりがあり、隠然たる政治力をもつとされる保守の重鎮だ。

パーソナルな話題があふれるこの情報社会の中で、本来の保守とはなにか、人の心を動かすとはどういうことか、社会のありよう、メディアの在り方、民主主義とはなんなのか。
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『赦し』ポスタービジュアル
7月16日(日)~31日(月) 12時10分~13時48分 *水曜休映

『赦し』

2022年製作/98分/日本
7年前に娘をクラスメートに殺害されて以来、現実逃避を重ねてきた樋口克(尚玄)のもとに、裁判所からの通知が届く。懲役20年の刑に服している加害者、福田夏奈(松浦りょう)に再審の機会が与えられたというのだ。ひとり娘の命を奪った夏奈を憎み続けている克は、元妻の澄子(MEGUMI)とともに法廷に赴く。しかし夏奈の釈放を阻止するために証言台に立つ克と、つらい過去に見切りをつけたい澄子の感情はすれ違っていく。やがて法廷では夏奈の口から彼女が殺人に至った動機が明かされていく…。

娘を殺された元夫婦と、犯行時17歳だった加害者の女性———。 癒やしようのない苦しみに囚われた3人の葛藤を見すえ、魂の救済、赦しという深遠なテーマに真っ向から挑んだ問題作。
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『波紋』ポスタービジュアル
7月16日(日)~31日(月) 14時20分~16時20分 *水曜休映

『波紋』

2023年製作/120分/日本
「絶望を笑え」

須藤依子(筒井真理子)は、今朝も庭の手入れを欠かさない。“緑命会”という新興宗教を信仰し、日々祈りと勉強会に勤しみながら、ひとり穏やかに暮らしていた。ある日、長いこと失踪したままだった夫、修(光石研)が突然帰ってくるまでは—。

荻上直子監督のオリジナル最新作にして、監督自身が歴代最高の脚本と自負する絶望エンタテインメントの誕生。監督は、須藤家を通して、現代社会の闇や不安と女性の苦悩を淡々と、ソリッドに描き出す。 依子は、あなただ。
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『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』ポスター画像
9月17日(日)~21日(木) 19時30分~21時17分/9月22日(金)〜30日(土) 17時00分〜18時47分 ※水曜休映

『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』アンコール上映

2022年製作/日本/107分/ドキュメンタリー
「見えないアート」と「生きた会話」を追った 発見と冒険のドキュメンタリー。

恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に語られる言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかもしれない」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。それは、期せずして、目の見えるひとにとっても驚きと戸惑い、そして喜びを伴う体験であった。
目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。言葉は「見える」と「見えない」の隙間を埋められるのか?ベストセラー書籍『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(川内有緒著)をきっかけに生まれたドキュメンタリー映画!
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7月16日(日)~31日(月) 19時20分~21時02分 *水曜休映

『沖縄カミングアウト物語〜かつきママのハグ×2珍道中!〜』

2021年製作/日本/103分/ドキュメンタリー
「大好きな家族には、いつかカミングアウトしたいとずっと思ってた。」

新宿二丁目ゲイバー「九州男」の店主、かつきママのカミングアウト・ストーリー。
自分らしく生きるために、故郷を離れた20代。
それから10年後、両親に「ゲイ」であることをカミングアウトしたあの日から、「家族、今がいちばん仲がいい」という現在に至るまで、どんな対話があったのか? 故郷の沖縄県那覇市を巡りながら、カミングアウトした当時を振り返り、家族・友人と、今だから言える気持ちを語り合う、ドキュメンタリー作品。
★全日程で監督とゲストによるアフタートークを開催します!
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