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過去のアーカイブ

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9月17日(日)~30日(土) 10時00分~12時08分 *水曜休映

『銀河鉄道の父』

2023年製作/128分/日本
笑って、泣いて、ぶつかってー
弱いけど強い、それが家族。


質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造室石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは旅立ってしまう。「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかるー
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9月17日(日)~30日(土) 12時30分~14時01分 *水曜休映

『パリタクシー』

2022年製作/91分/フランス
無愛想なタクシー運転手が乗せたのは、終活に向かうマダム。
彼女の依頼は人生を巡るパリの横断の”寄り道”だったーー。

幸せな衝撃に笑い泣き!
意外すぎる感動作!


パリのタクシー運転手のシャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前、このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が舞い込む。92歳のマダムの名はマドレーヌ。終活に向かう彼女はシャルルにお願いをする、「ねぇ、寄り道してくれない?」。人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく!
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『すずめの戸締まり』ポスター
8月1日(火)〜31日(木) *水曜休映【上映スケジュールは以下をご参照下さい]

『すずめの戸締まり』

2022年製作/121分/日本
新海誠監督 集大成にして最高傑作

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

<上映日時>*水曜休映
8月1日(火)~6日(日) 19時20分~21時21分
8月7日(月)~18日(金) 16時55分~18時56分
8月19日(土)~31日(木) 12時00分~14時01分
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『君の名は。』ポスター
8月1日(火)~6日(日) 17時10分~18時57分/8月7日(月)~15日(火) 14時40分~16時27分 *水曜休映

『君の名は。』

2016年製作/107分/日本
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)はある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(たき)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

操り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。二人は気付く。
「私/俺たち、入れ替わってる!?」

入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。
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『天気の子』ポスター
8月17日(木)~18日(金) 14時40分~16時34分/8月19日(土)~31日(木) 14時20分~16時14分 *水曜休映

『天気の子』

2019年製作/114分/日本
これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語

前作『君の名は。』を経て国民的アニメーション作家としての地位を確率した新海誠が新たに送り出した本作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。
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9月1日(金)~21日(木) 14時30分~16時26分 *水曜休映

『かがみの孤城』

2022年製作/116分/日本
君を、ひとりにはしない。

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。 ある日突然部屋の鏡が光り出し、 吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。 さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、 「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。 期限は約1年間。 戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。 互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。 そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う―――― 果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか? それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?

全ての謎が明らかになるとき、
想像を超える奇跡が待ち受けるー
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『秒速5センチメートル』ポスタービジュアル
8月19日(土)〜31日(木) 16時35分〜17時38分 *水曜休映

『秒速5センチメートル』

2007年製作/63分/日本
どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。

小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。 そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。新海誠の名を一気に知らしめた、3本の連作アニメーション作品。

【特別料金】一律1,000円(中学生以下500円)
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『エゴイスト』ポスタービジュアル
9月17日(日)~21日(木) 17時00分~19時00分/9月22日(金)〜30日(土) 14時30分〜16時30分 ※水曜休映

『エゴイスト』

2023年製作/120分/R15+/日本
「愛は身勝手。」

14 歳で⺟を失い、⽥舎町でゲイである⾃分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、仕事が終われば気の置けない友人たちと気ままな時間を過ごしている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである⺟を⽀えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。

自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の⺟も交えながら満ち⾜りた時間を重ねていく。亡き⺟への想いを抱えた浩輔にとって、⺟に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし彼らの前に突然、思いもよらない運命が押し寄せる――。
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『ナージャの村』ポスター
【水曜上映】8月9日、16日、23日、30日(水) 10時00分~11時58分

『ナージャの村』本橋成一 特集

1997年製作/118分/日本
ベラルーシ共和国ゴメリ州ドゥヂチ村。チェルノブイリ原発事故で汚染された小さな村。皮肉にも、放射能に汚染された村は、原子力の恩恵を受けない生活を続ける村だ。政府からの立ち退き要請で、村は地図から消えてしまった。村の3ケ所の入口はゲートで遮断され、 外部の人間は許可証がないと入れない。

それでも故郷を離れず、汚染された村に残る6家族がいる。美しく厳しい自然とともに、大地に根ざして生きる彼らの暮らしは、豊かさとは何かということを私たちに教えてくれる。本橋成一が、写真家ならではの美しい映像で綴る、いのちの大地の物語。
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『アレクセイと泉』ポスター
【水曜上映】8月9日、16日、23日、30日(水) 12時30分~14時14分

『アレクセイと泉』本橋成一 特集

2002年製作/104分/日本
ベルリン映画祭を始め、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。写真家・本橋成一は音楽家・坂本龍一と組んで、〈泉〉を主題としたドキュメンタリーを完成させた。

舞台となる〈泉〉は、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災した、ベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェにある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。

この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに"本当の豊かさとは何か"を静謐に語りかける。
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『アラヤシキの住人たち』ポスター
【水曜上映】8月9日、16日、23日、30日(水) 14時40分~16時37分

『アラヤシキの住人たち』本橋成一 特集

2015年製作/117分/日本
山道の向こうにふとあらわれる小さな村。そこに住むちょっと風変わりな人たちの、春から春への暮らしを映したドキュメンタリー。

北アルプスの山裾、長野県小谷村。車の通わない山道を1時間半歩いたところに真木共働学舎はある。生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」として創設され、今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人も、そうでない人も、だれもが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあい暮らしている。春・夏・秋・冬...40年。くり返されるその営みは、誰にもある生きものとしての人間の時間を思い起こさせる。
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『ある精肉店のはなし』ポスター
【水曜上映】8月16日、23日(水)17時30分~19時18分 *二日間限定上映

『ある精肉店のはなし』本橋成一 特集

2013年製作/108分/日本
大阪貝塚市での屠畜見学会。牛の命と全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。 家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。 店に持ち帰られた枝肉は、 丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。皮は丹念になめされ、 立派なだんじり太鼓へと 姿を変えていく。家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。

家業を継ぎ7代目となる兄弟の心に あるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。差別のない社会にしたいと、地域の仲間と ともに部落解放運動に参加するなかでいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。 2012年3月。代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も 新たな日々を重ねていく。いのちを食べて人は生きる。「生」の本質を見続けてきた家族の記録。

プロデューサー:本橋成一
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