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過去のアーカイブ

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『カムイのうた』ポスター
4月1日(月)〜16日(火) 10時00分〜12時20分 *水曜休映

『カムイのうた』

2023年製作/126分/PG12/日本
アイヌの心には、カムイ(神)が宿る——

全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存してきたアイヌ民族。 その生活も文化も和人が入って来た事で奪われてしまいました。生活の糧であった狩猟・サケ漁が禁止され、住んでいた土地が奪われ、アイヌ語が禁止された差別と迫害の日々。1903年に生まれた知里幸恵さんも差別の中で生きた少女でした。

知里幸恵さんをモデルとした本映画を通じて、北海道の開拓に多く貢献し、差別と迫害と戦い続けてきたアイヌ民族の事を少しでも理解していただき、苛めと差別のない共生社会となり、未来に向かって日本中、そして世界中に融和な社会が拡がることを切に願います。(『カムイのうた』監督:菅原 浩)
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『ほかげ』ポスタービジュアル
4月1日(月)~16日(火) 12時35分~14時15分 *水曜休映

『ほかげ』

2023年製作/95分/日本
女が暮らす半焼けの居酒屋、片腕が動かない男との旅、空襲で家族を失った子供の目から見た、戦争と人間。

『鉄男』でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』、その流れを汲んだ本作の舞台は『野火』の直後、終戦後の闇市。戦争で奪われたものと、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々を、映画はしたたかに描き出す。

主演は、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに抜擢され、今最も活躍が期待されている俳優、趣里。片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山未來。
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『君たちはどう生きるか』
3月14日(木)~31日(日) 12時40分〜14時49分 / 4月1日(月)〜4月16日(火) 17時00分〜19時09分 *3/19(火),水曜休映

『君たちはどう生きるか』

2023年製作/124分/日本
宮崎駿監督が2013年公開の「風立ちぬ」以来10年ぶりに世に送り出した長編アニメーション。ベルリン国際映画祭金熊賞、米アカデミー長編アニメーション賞を受賞した「千と千尋の神隠し」をはじめ、スタジオジブリで数々の名作を世に送り出してきた宮崎監督が、「風立ちぬ」公開後に表明した長編作品からの引退を撤回して手がけた。宮崎監督の記憶に残るかつての日本を舞台に、自らの少年時代を重ねた、自伝的要素を含むファンタジー。(映画.comより引用)
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『さよなら ほやマン』ポスタービジュアル
4月1日(月)~16日(火) 19時30分〜21時21分 *水曜休映

『さよなら ほやマン』

2023年製作/114分/日本
震災から12年——
ありえない出会いはやがて、3人の若者に奇跡を起こす!


豊かな海に囲まれた美しい島で一人前の漁師を目指すアキラは、「ほや」を獲るのが夏の間の仕事だ。船に乗ることができない弟のシゲルと2人、島の人々に助けられてなんとか暮らしてきたが、今も行方不明の両親と莫大な借金で人生大ピンチに直面中。そんな折、都会からふらりと島にやってきたワケありっぽい女性、漫画家の美晴が兄弟の目の前に現れた。「この家、 私に売ってくれない?」その一言から、まさかの奇妙な共同生活が始まる。3 人のありえない出会い、それは最強の奇跡の始まりだった─。
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『プリズン・サークル』ポスター画像
2月15日(木)~27日(火) 12時00分〜14時21分 *水曜休映 
●2/28,3/6水曜 追加上映決定●

『プリズン・サークル』

2019年製作/日本/136分/ドキュメンタリー
過熱する犯罪報道、厳罰化を叫ぶ声ー
けれど私たちは、この国の「罪」と「罰」について多くを知らない。

取材許可に6年、撮影2年。日本国内の刑務所に初めてカメラを入れたドキュメンタリー。受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促すプログラム「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」を導入している日本で唯一の刑務所を舞台に、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死などで服役する4人の若者たちが、プログラムを通じて新たな価値観や生き方を身につけていく姿を克明に描きだす。
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『ただいま、つなかん』ポスター
2月29日(木)~3月12日(火) 10時00分〜12時00分 *水曜休映

『ただいま、つなかん』

2023年製作/115分/日本/ドキュメンタリー
3.11からコロナ禍まで
たくさん笑って たくさん泣いて
こころを紡ぐ民宿「つなかん」の物語

宮城県、三陸リアス海岸の入江に佇む民宿「唐桑御殿つなかん」。
東日本大震災で被災し、海難事故で大きな喪失を抱えた女将の一代さんと、震災当時に学生ボランティアだった若き移住者や仲間たちが、ともに歩み積み重ねてきた10年以上にわたる歳月―
そこには、これまでもこれからも変わらない《人と人とが思い合い、ともに生きる姿》がありました。

語りは、現在も気仙沼に通い続ける俳優の渡辺謙が担当。
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『弟は僕のヒーロー』ポスター
2月29日(木)~3月12日(火) 12時25分〜14時12分 *水曜休映

『弟は僕のヒーロー』

2019年製作/102分/イタリア・スペイン合作/PG12
世界60万人が泣いた!
ダウン症の弟と兄が作った5分のYouTube動画から生まれた、大ベストセラーの映画化


イタリアに住む高校生のジャコモ・マッツァリオールは、ダウン症の弟ジョーを主人公に据えて一緒に撮影した5分のショートムービーをYouTubeに公開するや瞬く間にイタリア国内外で60万回を超えて再生され、大きな話題となった。2016年に出版された小説『弟は僕のヒーロー』は、25万部を超えるベストセラーになっている。本作はそんな大人気書籍の待望の映画化作品!

イタリア版『ワンダー 君は太陽』!
世界が注目した兄弟のとびきりキュートでパワフル、そして世界中が優しくなれるハートウォーミングストーリー
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JULLAY 群青のラダック
2月29日(木)~3月12日(火) 14時30分〜15時29分 *水曜休映

『JULLAY 群青のラダック』

2022年制作/日本/54分/ドキュメンタリー
監督 野村展代が、写真家 佐藤⻯治氏とインド・ラダック地⽅を訪ねる紀⾏ドキュメンタリー映画。アンコール上映!

ラダックはインド北西部ヒマラヤ山脈の高山地帯にあるチベット仏教最西端の地。今でも多くの人々が自給自足の農耕生活をし、チベット仏教の世界観の中で素朴で温かな暮らしを送っています。現地の生活や食文化、宗教観、家族や友人との繋がりなど、ラダックならではの緩やかで優しい雰囲気を映し出します。 そんなラダックの様子を数年間に渡りカメラに収めてきた写真家の佐藤竜治さん。彼が映した写真の中の美しい風景に憧れを抱き、佐藤さんがかつて出会った人々と再会していく旅に同行した監督・野村。初めてラダックを訪れた野村の目線で、高地での暮らしぶりや人々の優しさ、ラダックの美しい自然を伝えていきます。 中でもバスゴ村のアビアンモ(アンモおばあちゃん)との掛け合いは必見。その丁寧で生き生きとした暮らしぶりに触れ、野村の中でラダックが「懐かしい心の風景」になっていく…。
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『彼方のうた』ポスター
2月29日(木)~3月5日(火) 15時55分〜17時24分/3月7日(木)〜12日(火) 17時50分〜19時19分 *水曜休映

『彼方のうた』

2023年製作/84分/日本
『春原さんのうた』で第32回マルセイユ国際映画祭グランプリを含む3冠を獲得、その後も世界各地の主要映画祭を巡り、国内外で評価の高まりを見せた杉田協士による待望の長編4作目。

書店員の春は駅前のベンチに座っていた雪子に道を尋ねるふりをして声をかける。春は雪子の顔に見える悲しみを見過ごせずにいた。一方で春は剛の後をつけながら、その様子を確かめる日々を過ごしていた。春にはかつてこどもだった頃、街中で見かけた雪子や剛に声をかけた過去があった。春の行動に気づいていた剛が春の職場に現れることで、また、春自身がふたたび雪子に声をかけたことで、それぞれの関係が動き出す。春は二人と過ごす日々の中で、自分自身が抱えている母親への思い、悲しみの気持ちと向き合っていく。
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『きのう生まれたわけじゃない』ポスター
2月29日(木)~3月5日(火) 17時50分〜19時21分/3月7日(木)〜12日(火) 15時55分〜17時26分 *水曜休映

『きのう生まれたわけじゃない』

2023年製作/86分/日本
これから生きる時間とこれまで生きてきた時間。 二つの人生が交差するとき、止まった時間がふたたび動きはじめる。

常に既成概念にとらわれない自由で豊かな映画表現を探求してきた福間健二監督。最新作となる本作は、学校に行かない中学2年生の七海(ななみ)と、妻を亡くした元船乗りの77歳の老人、寺田との心の交流を描いている。第七作目となる本作を完成させた直後、監督は脳梗塞で倒れ、療養中に肺炎を起こして本年4月26日に74歳で亡くなった。『きのう生まれたわけじゃない』は、福間健二が最後に遺した、この世界への希望の贈りものなのです。
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3月14日(木)~31日(日) 10時00分〜12時09分 *水曜休映 <字幕・手話合成版>上映

『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』

2022年製作/124分/日本/ドキュメンタリー
第78回毎日映画コンクールのドキュメンタリー映画賞受賞!アンコール上映!
「小さないのちが遺した 伝えなくてはいけないこと。 忘れてはいけないこと。」
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。 この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起。弁護団はたった2人の弁護士。親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決を勝ちとる。 震災直後から裁判、のべ10年にわたる貴重な映像記録。寺田和弘監督は、丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。
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『スープとイデオロギー』
3月14日(木)~31日(日) 18時00分〜20時03分 *19日(火),23日(土),水曜休映

『スープとイデオロギー』

2021年製作/118分/韓国・日本/ドキュメンタリー
ひとりの女性の生き様をとおして 国家の残酷さと運命に抗う愛の力を唯一無二の筆致で描き出す

大阪・生野区生まれ、在日コリアンのオモニ(母)。2009年にアボジ(父)が亡くなってからは大阪でずっと一人暮らしだ。ある夏の日、朝から台所に立ったオモニは、高麗人参とたっぷりのニンニクを詰め込んだ丸鶏をじっくり煮込む。それは、ヨンヒとの結婚の挨拶にやって来るカオルさんにふるまうためのスープだった。新しい家族に伝えたレシピ。突然打ち明けた「済州4・3事件」の壮絶な悲劇。アルツハイマーでしだいに記憶を失なっていく母を、ヨンヒは70年ぶりに春の済州島へ連れていくー
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