同じ月の上映作品
3月14日(木)~31日(日) 10時00分〜12時09分 *水曜休映 上映
『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』
2022年製作/124分/日本/ドキュメンタリー
第78回毎日映画コンクールのドキュメンタリー映画賞受賞!アンコール上映!
「小さないのちが遺した 伝えなくてはいけないこと。 忘れてはいけないこと。」
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。 この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起。弁護団はたった2人の弁護士。親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決を勝ちとる。 震災直後から裁判、のべ10年にわたる貴重な映像記録。寺田和弘監督は、丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。
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「小さないのちが遺した 伝えなくてはいけないこと。 忘れてはいけないこと。」
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人は未だ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。地震発生から津波が到達するまで約51分、ラジオや行政防災無線で津波情報は学校側にも伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、この震災で大川小学校は唯一多数の犠牲者を出した。 この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、親たちは真実を求め、石巻市と宮城県を被告にして国家賠償請求の裁判を提起。弁護団はたった2人の弁護士。親たちが“わが子の代理人”となり裁判史上、画期的な判決を勝ちとる。 震災直後から裁判、のべ10年にわたる貴重な映像記録。寺田和弘監督は、丁寧に構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて、後世に残すべき作品として作り上げた。
6月1日(木)~13日(火) 20時30分~22時33分 *7日(水)休映
『戦場のメリークリスマス』坂本龍一さん追悼
1983年製作/123分/日本・イギリス合作
2023年3月28日
坂本龍一さんが逝去されました。
世界的な活躍を遂げるきっかけとなった
『戦場のメリークリスマス』を追悼上映いたします。
【 戦闘シーンのない戦争映画。
出演者は全て男。
戦争の闇を容赦なく描く 大島渚監督、最大のヒット作 】
1942年。第2次大戦中のインドネシア、ジャワ島山中。 日本軍捕虜収容所を舞台に、極限状態に置かれた男たちの相克を描いた異色のヒューマンドラマ。カネモト(ジョニー大倉)がオランダの男性兵デ・ヨンを犯すという事件がおきる。日本語を流暢に話す英国軍中佐ロレンス(トム・コンティ)は、共に事件処理にあたった粗暴な軍曹ハラ(ビートたけし)と奇妙な友情で結ばれていく。ハラの上官で陸軍大尉のヨノイ(坂本龍一)と連合軍捕虜セリアズ少佐(デヴィット・ボウイ)の愛情めいた関係を中心に、異なる宗教観や道徳感が交差するなか、日本軍人と西洋人捕虜との関係が興味深く描かれる。
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3月2日(木)~7日(火) 10時30分~11時52分
『いのちのかたちー画家・絵本作家 いせひでこー』
2016年/82分/日本/ドキュメンタリー
無人の荒野 被災の地で
絵描きを呼び止めたのは
一本のクロマツだった
まるで、絵本のようなドキュメンタリー。無人の荒野、東日本大震災の被災の地で絵描きを呼び止めた、クロマツの倒木。画家・絵本作家、いせひでこがその一本のクロマツに「いのち」を感じ取り、「かたち」にする四年間にわたる創作の過程を追った「いのちのかたち」の物語。いのちのこと…、
一人ひとりの、一つひとつの、いのちのこと。
演出は伊勢真一。
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3月2日(木)〜14日(火) ※8日(水)曜休み 12時30分〜14時21分
『土を喰らう十二ヵ月』大好評により追加上映!
2022年製作/111分/日本
「喰らうは生きる 食べるは愛する いっしょのご飯が いちばんうまい」
沢田研二が一年半がかりで撮影に取り組んだ待望の主演作。原案は水上勉の料理エッセイ。その世界観を元に中江裕司監督が脚本を執筆。 自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る男の姿を通して、丁寧な生き方とはどういうものか、真の豊かさとは何かを問いかける。
タイトルの「土を喰らう」とは、旬を喰らうこと。四季の移ろいの中で、自然が恵んでくれる食物をありがたく頂くことだ。その食に向き合う精神は、今この瞬間を大切に生きることを意味している。
家庭料理の第一人者・料理研究家の土井善晴が、食材選びや扱い方、手さばきの指導や器選びに至るまで、深く作品に携わった。
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沢田研二が一年半がかりで撮影に取り組んだ待望の主演作。原案は水上勉の料理エッセイ。その世界観を元に中江裕司監督が脚本を執筆。 自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る男の姿を通して、丁寧な生き方とはどういうものか、真の豊かさとは何かを問いかける。
タイトルの「土を喰らう」とは、旬を喰らうこと。四季の移ろいの中で、自然が恵んでくれる食物をありがたく頂くことだ。その食に向き合う精神は、今この瞬間を大切に生きることを意味している。
家庭料理の第一人者・料理研究家の土井善晴が、食材選びや扱い方、手さばきの指導や器選びに至るまで、深く作品に携わった。