『フツーの仕事がしたい』
《皆倉信和さん追悼上映》
(2008/70分/日本/ドキュメンタリー)
※日本語字幕・音声ガイドあり
<上映日時>
9月17日(木)〜25日(金) 19:50〜21:00 <水曜定休>
9月19、20、21、22日上映後、土屋トカチ監督によるトークショー開催(予定)
「フツーの仕事がしたい」
21世紀に甦る、リアル「蟹工船」。
21世紀に甦る、リアル「蟹工船」。
厳しすぎる労働条件に限界を感じて労働組合に助けを求めた男性が“フツーの仕事”を手に入れるまでの闘いを追い、現代社会の闇を浮き彫りにしたドキュメンタリー。1カ月の労働時間は最長552時間にもなり、家に帰れない日々が続き、心体ともにボロボロな状態。その一方で賃金が引き下げられるという過酷な労働状況に身を置くセメント輸送運転手の皆倉信和は、すがるような気持ちで労働組合に加入する。そんな彼を待ち受けていたのは、組合脱退を求める会社からの執拗な脅迫だった。
撮影・編集・監督・ナレーション:土屋トカチ
出演:皆倉信和
取材協力:全日本建設運輸連帯労働組合、皆倉タエ、皆倉光弘
ナレーション:申嘉美
音楽:マーガレットズロース「ここでうたえ」 (アルバム「DODODO」より オッフォンレコード)
制作:白浜台映像事務所/映像グループローポジション
出演:皆倉信和
取材協力:全日本建設運輸連帯労働組合、皆倉タエ、皆倉光弘
ナレーション:申嘉美
音楽:マーガレットズロース「ここでうたえ」 (アルバム「DODODO」より オッフォンレコード)
制作:白浜台映像事務所/映像グループローポジション
11月1日〜新作『アリ地獄天国』上映!
前売り鑑賞券販売中(1枚1400円)
『アリ地獄天国』
(2019/日本/98分/配給:映像グループ ローポジション)
監督・撮影・編集・構成:土屋トカチ
構成:飯田基晴
取材協力:プレカリアートユニオン
ナレーション:可野浩太郎
主題歌:マーガレットズロース「コントローラー」
公式サイト:https://www.ari2591059.com/
『アリ地獄天国』予告篇:https://youtu.be/tgp2uvZ2Jqs
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「ブラック企業」「ブラックバイト」—-
本作は理不尽な労働環境に置かれた30代の社員が個人加盟の労働組合に加わり、
会社の改善を求めて闘った3年間の記録。
会社の改善を求めて闘った3年間の記録。
この不安定な世界で、どうしたら働き方を変えて、自らの尊厳を保ち、生きていけるのか。この映画の鑑賞体験は、あなたにそのヒントと、変革の勇気をもたらすかもしれない。
とある引越会社。社員は自分たちの状況を「アリ地獄」と自嘲する。長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば、会社への弁済で借金漬けになるからだ。本作の主人公、西村有さん(仮名)は34歳の営業職。会社の方針に異議を唱え、一人でも入れる個人加盟の労働組合(ユニオン)に加入した。するとシュレッダー係へ配転させられ、給与は半減。さらに懲戒解雇にまで追い込まれた。ユニオンの抗議により解雇は撤回させたが、復職先はシュレッダー係のまま。会社に反省の色は見られない。
西村さんは、「まともな会社になってほしい」と闘いを続け、次第にたくましく変わってゆく。
本作の監督・土屋は、仕事で悩む親友の自死を防げなかった後悔とともに、3年にわたる闘いに密着する。生き残るためのロードームービー(労働映画)。結末はいかに!
<出品・受賞歴>
・山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 日本プログラム上映
・貧困ジャーナリズム賞2019受賞
・第15回トルコ国際労働者映画祭 公式上映作品
・第20回ニッポン・コネクション(ドイツ) ニッポン・オンライン賞(観客賞)受賞
・ピッツバーグ大学(米国) 第2回日本ドキュメンタリー映画賞 グランプリ受賞
・門真国際映画祭2020 ドキュメンタリー部門 優秀作品賞受賞