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過去のアーカイブ

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11月15日(土)~21日(金) 16:50~18:53 11月22日(土)〜28日(金) 17:10〜19:13 *水曜休映

『私たちが光と想うすべて』

2024年製作/118分/PG12/フランス・インド・オランダ・ルクセンブルク合作
都会で生きる女性たちが、人生のままならない状況に対峙しながら、ありのままでいたいと願い支え合う姿に、国や文化を超えた共感が湧き上がる感動作。
インドのムンバイで看護師をしているプラバと、年下の同僚のアヌ。二人はルームメイトとして一緒に暮らしているが、職場と自宅を往復するだけの真面目なプラバと、何事も楽しみたい陽気なアヌの間には少し心の距離があった。プラバは親が決めた相手と結婚したが、ドイツで仕事を見つけた夫から、もうずっと音沙汰がない。アヌには密かに付き合うイスラム教徒の恋人がいるが、お見合い結婚させようとする親に知られたら大反対されることはわかっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァティが、高層ビル建築のために立ち退きを迫られ、故郷の海辺の村へ帰ることになる。揺れる想いを抱えたプラバとアヌは、一人で生きていくというパルヴァティを村まで見送る旅に出る。神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、二人はそれぞれの人生を変えようと決意させる、ある出来事に遭遇する──。
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11/15土~21金 14:30~16:20 11/22土〜28金 19:30〜21:20 *水曜休映

『わたのはらぞこ』

2025年製作/105分/日本
層になった優しさと、せわしない休憩時間
山々に囲まれた歴史ある街・上田を訪れたヨシノ。 東京での日々に苦しさを感じた彼女がこの街に来た目的は、ゲストハウスでありながら同時に劇場であり、カフェでもあるこの街の特別な拠点「犀の角」を訪ね“休憩”することであった。 かつてこの上田には深い深い海があった。数年前、8メートルものクジラの化石が発見されたこの街を歩きながら、ヨシノは不思議な出来事に次々と巻き込まれていく。 今が現実なのか、夢なのか、過去か未来かも曖昧な時間の中で、ヨシノの“休憩”は予想もしないものになっていって……。
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『いまは むかし 父・ジャワ・幻のフィルム』ポスター画像
11月19日(水) 13時30分〜15時03分

『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』★いせフィルムの水曜ロードショー

2021年製作/88分/日本/ドキュメンタリー
「語られなかった声に、耳を澄ませてみたい。 父をいとおしむ気持ちを込めながら、あの戦争の時代の「真実」を描くドキュメンタリーは可能だろうか」 戦時、記録映画編集者・伊勢長之助はインドネシアでプロパガンダ映画を創った。長之助の長男・伊勢真一は、彼の子らと共に、父たちが国策映画を手がけた想いを探る旅へ出る。日本・インドネシア・オランダ。亡き父を想う旅で辿り着いた”戦争”の真実。
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11月19日(水) 10時00分〜11時55分

『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』★ いせフィルムの水曜ロードショー

2024年製作/110分/日本/ドキュメンタリー
50年におよぶ "大好き"の記憶
てんかんと知的障がいをもつ女性・西村奈緒さんとその母・信子さんの50年の歩みを描いたドキュメンタリー。1995年の「奈緒ちゃん」に始まる“奈緒ちゃんシリーズ”の第5作で、奈緒さんの叔父である伊勢真一監督が一貫して同シリーズを手がけている。
1973年に生まれた奈緒ちゃんは、生後まもなく難治性のてんかんと知的障がいがあることが判明する。幼い頃は重い発作を繰り返し、両親は医者から彼女が長く生きられないと宣告された。しかし、てんかん専門病院での持続的な治療と薬の効果に救われ、信子さんによる「積極的に地域で育てる」という方針のもと、奈緒ちゃんは明るく元気に成長していく。
現在は信子さんが仲間のお母さんたちと立ち上げた地域作業所「ぴぐれっと」のグループホームで暮らし、2週に一度は実家で過ごしている。ついに50歳を迎えた奈緒ちゃんと、常に彼女に寄り添いながら生きてきた信子さんの姿にスポットを当て、50年間におよぶ“いのち”の記憶を映し出す。
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12月5日(金)~12月13日(土) 13時00分~14時40分 *10日(水)休映

『夏休みの記録』

2025年製作/95分/日本
近年様々なメディアで「難民」や「仮放免者」として在日クルド人の存在が伝えられている。他方で彼らを「難民ではない」とする声もある。しかし「難民」や「仮放免者」であるかないかに関わらず、彼らは今すでに同じ街に暮らしている。その彼らと私たちはどのように向き合えばいいのだろうか。 本作『夏休みの記録』は監督の川田と同じマンションに暮らすクルド人姉弟が夏休みの宿題をする様子と、母親たちが日本語を勉強する姿を記録したものである。それはメディアで報じられる悲劇的な「難民」や「仮放免者」でもなく、SNSで語られる暴力的な「クルド人」でもなく、目の前の「隣人」として出会った彼らの姿である。
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10月2日(木)~10日(金) 15時00分~17時04分/10月11日(土)~17日(金) 16時40分~18時44分 *水曜休映

『それでも私は Though I’m His Daughter』

2025年製作/119分/G/日本
社会からの絶え間ない差別や排除の中、
自らの生き方を模索し続ける6年の記録


加害者の家族が背負う罪とは何か。オウム事件を含む犯罪報道に長く身を置いてきた長塚洋監督(『望むのは死刑ですか オウム“大執行“と私』)が考え続けた当事者たちの事件後の人生。松本麗華と出会い、その答えを求めて6年間に渡り記録し続けた。 社会が被害者の代弁者となり加害者の家族を責める。バッシングに負けずひたむきに自身の人生を築こうともがく麗華の姿は、この世界で苦しみながら生きている人に向けた希望のメッセージとなりうるか。
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10月11日(土)~10月17日(金) 19時15分~21時35分 *15日(水)休映

『A』

1998年製作/135分/日本
地下鉄サリン事件から半年。マスコミの熱狂的なオウム真理教報道が続いていた1995年。当時テレビディレクターであった森達也は、教団の広報部・荒木浩を被写体としたオウム真理教についてのドキュメンタリー番組の企画を立ち上げた。作品の方向性について制作会社と対立し、自主制作映画として96年から約1年間、オウム施設内部に視点を置きながら社会とオウム、双方を撮り続けた。
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『中山教頭の人生テスト』ポスタービジュアル
10月2日(木)~10日(金) 17時30分~19時40分/10月11日(土)~17日(金) 14時05分~16時15分/*水曜休映

『中山教頭の人生テスト』

2025年製作/125分/G/日本
人間は誰だって、間違いを犯してしまう
それは“子供”も“大人”も同じ
人間は純粋なんかじゃない


山梨県のとある小学校。教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活30年を迎えた教育現場のベテラン。とても真面目な性格で、誰に対しても物腰柔らかく接する反面、流されやすくどうにも頼りない人物だ。4年前に妻に先立たれた彼は、中学2年生の娘との将来のために校長への昇進を目指しているものの、日々の忙しさから受験勉強はうまく進まない。
そんなある日、ひょんなことから晴彦は5年1組の臨時担任を務めることに。子供たちと真正面から向き合うことで、浮き彫りになってくる問題の数々。児童、教師、保護者、そして自身の家族といった、さまざまな者たちの思惑が複雑に絡み合う中、晴彦の人生は緩やかに、けれども確実に動き出していく──。
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10月2日(木)~10月10日(金) 20時00分~21時34分 *8日(水)休映

『ChaO』

2025年製作/89分/G/日本
世界はラブとミラクルでできている
人間と人魚が共存する未来社会。 船舶をつくる会社で働く サラリーマンのステファンは、 ある日突然、人魚の王国のお姫様・ チャオに求婚される!! その前代未聞の求婚は 瞬く問に世界中に広がり、 「2人の結婚は人間と人魚、両族の 友好関係を樹立する」として、騒ぎ立てられる。 ステファンはなぜチャオに求婚されたのか分からないまま、 周りに流されて結婚することに! 人間の世界に慣れていないチャオとの生活は ハラハラ・ドキドキの連続! だけど、純粋で真っすぐなチャオの愛情を受けて、 ステファンも少しずつあたたかい感情を持つようになっていき―― 2人の恋の行方はどうなる!?
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10月18日(土)~10月31日(金) 10時00分~11時44分 *22日,29日(水)休映

『NO LIMIT, YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ』

2023年製作/99分/G/日本
ALS(筋萎縮性側索硬化症)発症を知った上で結婚した二人
愛と科学で立ち向かう姿を描くヒューマンドキュメンタリー

2021年8月、東京パラリンピック開会式。車いすの少女が演じる「片翼の小さな飛行機」の物語で、ド派手な衣装をまとい、ギタリスト布袋寅泰らを乗せたデコトラの運転席に座りパフォーマンスを繰り広げた武藤将胤(むとうまさたね)。全ての人が自分らしさを表現し、生き続けられる「BORDERLESSな生き方」を世界へ発信した。大学を盛り上げるイベントに明け暮れた学生時代。口癖は「クレージーに行こうぜ!」。社会を明るくするアイデアを形にしたい、その夢を叶えるため大手広告会社に就職。広告プランナーとなり順風満帆の人生が続くと思っていた。妻・木綿子(ゆうこ)と初めて会った日、手の震えが始まっていた。27歳の時、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断。「俺の人生は終わるのか—」絶望しかけたその時浮かんだのは、患者たちの未来を明るくするアイデアを形にする事。病気の啓発と、最新テクノロジーを使った活動を開始した。武藤将胤の限界なき挑戦の舞台裏に密着した、ヒューマンドキュメンタリー。
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10月18日(土)~10月31日(金) 12時15分~14時20分 *22日,29日(水)休映

『ブックマン・マーク:行動の軌跡』

87分/アメリカ
誰もが取り残されない世界の実現に生涯を捧げた
重度障害のあるアメリカ人博士のドキュメンタリー
社会は誰のためにあるのか?

日本を愛し、障害の現実に挑んだアメリカ人 ブックマン・マークは、1991年にアメリカ・フィラデルフィアで生まれた。 16週早く生まれ、体重はわずか752グラム。筋肉が弱まる難病により10歳の時に心臓移植を受け、車いすを使いながらも、障害を持つ自身の経験を力に変えてきた。 日本の歴史や宗教観に強い関心を持ち、日本文化・アニメに魅せられた少年はやがて博士号を取得。東京大学で博士研究員を務め、日本の歴史と政策を現場から深く見つめる「行動する学者」へと成長した。 教育者、歴史家、そして活動家として、障害者の権利のために行動し続けた彼の姿は、多くの人に希望と問いを投げかける。
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『大長編タローマン』ポスタービジュアル
10月18日(土)~10月31日(金) 14時15分~16時05分 *水曜休映

『大長編 タローマン 万博大爆発』

2025年製作/105分/日本
ようこそ!昭和100年の世界へ‼︎

「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと、岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎×特撮(日本を代表する芸術×エンターテインメント)の組み合わせが話題をよんだ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』。1話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!(なんだこれは!)

物語の舞台は1970年。そしてさらに、2025年へ。時代を超えて、さらなるでたらめを繰り広げる物語に!ただし…現在の2025年ではなく「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年【昭和100年】が舞台! 幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する未来都市。昭和のこどもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来。夢と希望に満ち溢れたあの頃の未来の世界で、たたかえタローマン!
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