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『スズさん ~昭和の家事と家族の物語~』

1月4日(火)~16日(日) 12:30~13:56 ※休映日:13(木)、14(金)
<追加上映>

1月12日(水) ①10:30〜11:56/②12:30〜13:56/③14:30〜15:56
(2021年製作/86分/日本/ドキュメンタリー)※日本語字幕・音声ガイドあり

◆追加上映を行いました◆
1月12日(水)、定休日を使い、本作品を3回上映しました!
①10:30〜11:56/②12:30〜13:56/③14:30〜15:56
各回上映後、スズさんのイラストを描かれた高橋美江さんのミニトーク、町歩き地図の配布もあり♪

◆上映後舞台挨拶◆
1月4日(火) ゲスト:大墻 敦 監督(おおがき あつし)
 レポートはこちら↓
 https://twitter.com/cinemachupki/status/1479677888819793921
1月8日(土) ゲスト:高橋美江さん(絵地図師・散歩屋)
レポートはこちら↓
https://twitter.com/cinemachupki/status/1479805049044086785
◆ちいさなイラスト展開催◆
上映期間中、ロビーにて高橋美江さんの「スズさん」のイラスト原画を展示します!
貴重な記録映像のなかに、震災・戦争を生き抜いた母の姿がありました
 
「手を動かしていれば大丈夫」 日々を細やかに営んだ女性たちの生活史。
東京郊外にある小さな家。
昭和26年(1951年)に建てられた木造2階建の住宅は、いま「昭和のくらし博物館」となり、当時の人々の暮らしを伝えています。
館長の小泉和子さんの実家であるこの博物館には、母・スズさん(1910~2001年)の思い出がたくさんつまっています。
娘によって語られる、母の人生。そこには生活の細部に工夫を凝らし、知恵を絞り、家族のために懸命に手を動かしながら生きてきた一人の女性の姿がありました。
当時、当たり前に継承されていた経験や生活の知恵は、時代の変化とともに失われつつあります。
母から娘へ、娘から今を生きる私たちへ。スズさんが遺してくれた3章からなる物語です。
 
第1章「生い立ちと横浜大空襲」
明治43年、横浜の農家の長女として生まれた、小泉スズさん。関東大震災で母を亡くし、18歳で女中奉公に出て、22歳でお見合い結婚をします。戦争が人々の暮らしに影を落とす中、子どもを産み、必死に育ててきました。スズさんが経験した戦時下の暮らし、学童疎開や建物疎開、防空防災訓練に横浜大空襲、そして戦後の復興期を当時の資料映像を交えながら丹念に描き出します。
第2章 「ちいさなおうち」
スズさんの夫が自ら設計を手掛けた18坪の住宅には家族6人と下宿人2人の計8人が暮らしていました。狭くとも快適に暮らせるよう、家の中には様々な工夫が凝らされています。この家で専業主婦として炊事、洗濯、掃除、裁縫と家族のために働いたスズさんの記憶とともに、平穏を取り戻した市井の人々の暮らしを見つめます。
第3章 「昭和の家事の記録」
私たちの日々の暮らしを支える家事。家電の発展とともに、その姿は大きく変わりました。昭和の生活を知る貴重な資料として、スズさんに当時の家事を再現してもらった記録フィルムが残っています。着物をほどき、浴衣を縫い、おせちやおはぎを作り、お盆を迎える…。80歳を越えたスズさんによる、息をのむほど鮮やかで、細やかな気配りに満ちた手仕事の記録が4Kデジタルで蘇ります。
 
監督:大墻 敦
語り:小林 聡美
出演:小泉 和子(昭和のくらし博物館館長)
制作・配給:記録映画保存センター

同じ月の上映作品

『まちの本屋』
1月17日(月)~31日(月) 10:30~12:17 *水曜休 *1月22,23日は10:00〜

『まちの本屋』

2020年製作/107分/日本/ドキュメンタリー
「もっと本屋と本と人が好きになる」 兵庫県尼崎市。商店街にある小さな本屋、小林書店。 この20年間で書店が半数近くまで減る状況下で、店主の小林由美子さん、昌弘さん夫婦は様々なイベントを開催したり、地元客を大事にする商売で店を続けてきた。 しかし、突然、昌弘さんを襲った脳梗塞。店を続けるべきか悩む由美子さんは改めて書店という商売と向き合う。
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『ようこそ、革命シネマへ』ポスター画像
1月4日(火)~16(日) 14:30~16:07/ 1月17日(月)~31(月) 12:50~14:27 *水曜休(5日は上映)

『ようこそ、革命シネマへ』

2019年製作/97分/フランス・スーダン・ドイツ・チャド・カタール合作/ドキュメンタリー
「 もう一度、愛する映画を、みんなで 」 56年に独立を遂げたスーダン。89年に軍事独裁政権が誕生し、言論の自由をはじめ様々な表現の自由が奪われる。 国内で映画作家となった4人は、思想犯としての拘禁や国外亡命を余儀なくされ、映画も発禁処分に。 長い年月を経て、還暦を過ぎた彼らは母国で再会する。 映画を再び人々のもとに取り戻したい。 郊外の村で細々と巡回上映を続けていたが、映画館の復活を目指して動き始める。
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『サマーフィルムにのって』
1月4日(火)~16日 16:30~18:07 / 1月17日(月)~31(月) 15:00~16:37 *水曜休(5日は上映)

『サマーフィルムにのって』

2020年製作/97分/日本
「私たちの青春は、傑作だ。」 勝新を敬愛する高校3年のハダシ。  キラキラ恋愛映画ばかりの映画部では、撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていたが、目の前に武士役にぴったりな凛太郎が現れる。  すぐさま個性豊かな仲間を集め出したハダシは、「打倒ラブコメ!」を掲げ文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。  恋と友情、時代劇、SF。全ての要素が華麗にシンクロ。新時代を代表する青春映画。 
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『映画大好きポンポさん』ポスター画像
1月4日(火)~16(日) 18:35~20:05 / 1月17日(月)~31(月) 17:00~18:30 *水曜休(5日は上映)

『映画大好きポンポさん』

2021年製作/90分/日本
「幸福は想像の敵ーー」 敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもと製作アシスタントを勤めるジーン。映画に心を奪われた彼だが、自分に才能はないと卑屈になる毎日。 だが、ある日監督に指名され、波瀾万丈の撮影が始まる! 豪華スタッフと声優陣が生き生きと描く、映画愛。夢と未来を掴もうとするすべての人に贈る、青春“ものづくり”フィルム。
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