同じ月の上映作品
9/11(土)20時!オンラインイベント『プリズン・サークル』でゆるっと話そう
詳細ページ9月2日~12日 10:30~12:22 *水曜休
『太陽の塔』
2018年製作/112分/日本/ドキュメンタリー
「私は進歩に疑問を持っている」
1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博。そこでひときわ異彩を放っていたのが、テーマに反して周りと調和しようとしない太陽の塔だった。あれから約半世紀、今もなおそびえ立つ太陽の塔に惹かれるのは、岡本太郎が込めたメッセージが、今にこそ人々の心に響くからに他ならない。それはなぜなのか?それは何なのか? 当時の岡本太郎を知る人々の貴重な証言と、美術研究家やアーティスト、クリエイターへのインタビュー、同時期に制作された“明日の神話”のテーマを探る取材を通して、現代に生きる我々への太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。
スタッフコメント有り👇
詳細ページ
9月2日~12日 12:50~14:39 *水曜休
『ニーゼと光のアトリエ』
2015年製作/109分/ブラジル
「私の武器は、愛と絵筆」
1940年代のブラジル。精神病院で働くことになった医師のニーゼは、患者に対するショック療法など、暴力的な治療が日常茶飯事になっている現実を目の当たりにし、衝撃を受ける。
男性医師ばかりの病院で身の置き場も少ないニーゼは、冷遇にも怯まず病室を快適な場所に変えようと試みる。そうして生まれたのが、患者たちに絵の具と筆を与え、心を自由に表現するアトリエであった。
「私たちの仕事は、まずよく聞き、観察すること。口は出さない」
次第に思い思いの絵を描くようになる患者たち。論理的な言葉を失っても、患者は別の言葉で対話し、彼らの絵には無意識のイメージが表れているのだとニーゼは語る。
第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の東京グランプリと最優秀女優賞を受賞した。
スタッフコメント有り👇
詳細ページ
9月2日~12日 15:00~16:33 *水曜休
『行き止まりの世界に生まれて』
2018年製作/93分/アメリカ/ドキュメンタリー
閉塞感に満ちた小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描く エモーショナルな傑作ドキュメンタリー!
「アメリカで最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビン。幼い頃から、貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。彼らにとって唯一の居場所、もう一つの家族だったスケート仲間。だが大人になるにつれ、3人は少しずつ道を違えていく。映画監督になったビンのカメラは、明るさの内にある3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を露わにしていく。それでも、彼らの笑顔に未来を想い、応援せずにはいられない。
痛みと希望を伴った傑作が誕生した。
★『プリズン・サークル』を観た人はぜひ本作も!
スタッフコメント有り👇
詳細ページ