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9/11(土)20時!オンラインイベント『プリズン・サークル』でゆるっと話そう

\🗣オンラインで開催します☕️/
『プリズン・サークル』でゆるっと話そう

〈ゆるっと話そう〉は、映画を観た人同士が感想を交わし合う、アフタートークタイム。 映画を観て、 誰かと感想を話したくなっちゃったこと、ありませんか? 印象に残ったシーンや登場人物、ストーリー展開から感じたことや考えたこと、思い出したこと。 他の人はどんな感想を持ったのかも、聞いてみたい。 初対面の人同士でも気楽に話せるよう、ファシリテーターが進行します。

第23回は『プリズン・サークル』 をピックアップします。

多くの人にとって日常から離れた場所、刑務所と、そこで自らの過去を見つめ、語り合う受刑者たちを映すことを通して、わたしたちにこの社会の有り様を問いかけてくれる作品です。

長引くCOVID-19感染症の流行によって、これまで社会が持っていた矛盾や構造的な脆弱さが、どんどん露わになっています。
自分自身が苦悩を抱えたり、他の人が困窮している様を見聞きしていると、この社会が、どれだけ立場の弱い人たちを切り捨て、権利を損ないながらつくられてきたかを知ります。そして自分もまた、そのような社会の一員であったことを思い出します。

この映画に出てくるのは、他者に害を与え、損なった人たちですが、同時にその生い立ちの中で激しく損なわれ、奪われてきた人たちでもあります。葛藤を繰り返しながらも、自分を生き始めた人たちの姿に、何を見るでしょうか。あるいは観終わったときに、サブタイトルの「ぼくたちがここにいる本当の理由」について、どんな答えが浮かぶでしょうか。

昨年の第12回〈ゆるっと話そう〉でこの作品を取り上げたときには、参加された方々から、

「自分の言葉でしゃべれる場でよかった」
「一本の映画から、こうも異なる感想が出るとは驚きだ」
「わたしたちもこうやって多様性を認める訓練をしているのかもしれない」
という感想をいただきました。

同じ作品を観た人同士が語り合うこの場は、劇中の「サークル(輪)」を彷彿とさせ、ささやかな希望をわたしたちにもたらしてくれます。

話す、聴く、出会う機会が減っている今だから、ちょっと話しにきませんか?
ご参加お待ちしています。

■□ 開催日時 □■

日 時:2021年9月11日(土)20 : 00〜21 : 00(開場 19 : 45)
参加費:1,000円(予約時決済/JCB以外のカードがご利用頂けます)
対 象:映画『プリズン・サークル』を観た方。
オンライン会議システムZOOMで通話が可能な方。
UDトークが必要な方 は申し込み完了後、ご連絡ください。
Mail)cinema.chupki@gmail.com
会 場:オンライン会議システムZOOM
当日のお部屋IDはお申し込みの方にご連絡します。
参加方法:予約制(定員9名)
予約サイトか、チュプキ店頭でも承ります。

*前日時点で2名以上のお申し込みで開催します。
*「ゆるっと話そう」は、どこの劇場でご覧になった方も参加できますが、これから観る方はぜひ当館でご覧ください。日本で唯一のユニバーサルシアターであるシネマ・チュプキ・タバタを応援いただけたらうれしいです。

◉『プリズン・サークル』上映期間 <水曜定休>
9月2日(木)~12日(日) 16:50〜19:06
9月13日(月)~21日(火) 18:40〜20:56
https://coubic.com/chupki/482607

<これまでの開催>
※ブログで各回のレポートを読むことができます。
https://bit.ly/3Bn2b72

第22回 きまじめ楽隊のぼんやり戦争
第21回 ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記

・・・以下第20〜1回までの作品。
あこがれの空の下 〜教科書のない小学校の一年〜/ウルフウォーカー/ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ/アリ地獄天国/彼の見つめる先に/なぜ君は総理大臣になれないのか/タゴール・ソングス/この世界の(さらにいくつもの)片隅に/プリズン・サークル/インディペンデントリビング/37セカンズ/トークバック 沈黙を破る女たち/人生をしまう時間(とき)/ディリリとパリの時間旅行/おいしい家族/教誨師/バグダッド・カフェ ニューディレクターズカット版/人生フルーツ/勝手にふるえてろ/沈没家族

進行:舟之川聖子(鑑賞対話ファシリテーター)
twitter: https://twitter.com/seikofunanok
blog: https://hitotobi.hatenadiary.jp
hp: https://seikofunanokawa.com/

 

<主催・問い合わせ>

シネマ・チュプキ・タバタ
TEL・FAX 03-6240-8480(水曜休)
cinema.chupki@gmail.com

同じ月の上映作品

『太陽の塔』ポスター画像
9月2日~12日 10:30~12:22 *水曜休

『太陽の塔』

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9月2日~12日 12:50~14:39 *水曜休

『ニーゼと光のアトリエ』

2015年製作/109分/ブラジル
「私の武器は、愛と絵筆」 1940年代のブラジル。精神病院で働くことになった医師のニーゼは、患者に対するショック療法など、暴力的な治療が日常茶飯事になっている現実を目の当たりにし、衝撃を受ける。 男性医師ばかりの病院で身の置き場も少ないニーゼは、冷遇にも怯まず病室を快適な場所に変えようと試みる。そうして生まれたのが、患者たちに絵の具と筆を与え、心を自由に表現するアトリエであった。 「私たちの仕事は、まずよく聞き、観察すること。口は出さない」 次第に思い思いの絵を描くようになる患者たち。論理的な言葉を失っても、患者は別の言葉で対話し、彼らの絵には無意識のイメージが表れているのだとニーゼは語る。 第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の東京グランプリと最優秀女優賞を受賞した。 スタッフコメント有り👇
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9月2日~12日 15:00~16:33 *水曜休

『行き止まりの世界に生まれて』

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閉塞感に満ちた小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描く エモーショナルな傑作ドキュメンタリー! 「アメリカで最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビン。幼い頃から、貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。彼らにとって唯一の居場所、もう一つの家族だったスケート仲間。だが大人になるにつれ、3人は少しずつ道を違えていく。映画監督になったビンのカメラは、明るさの内にある3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を露わにしていく。それでも、彼らの笑顔に未来を想い、応援せずにはいられない。 痛みと希望を伴った傑作が誕生した。 ★『プリズン・サークル』を観た人はぜひ本作も! スタッフコメント有り👇
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9月13日(月)~21日(火) 10:30~11:37 9月20日(月・祝)のみ10:20開始

『世界一と言われた映画館』

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40年前存在した、「世界一」と謳われた奇跡のような映画館にまつわる、証言集。 上映ベルの代わりにジャズの名曲「ムーンライト・セレナーデ」が流れると、暗がりの中で映画が始まる……。 山形県酒田市に、映画評論家・淀川長治氏が「世界一の映画館」と評した映画館、グリーン・ハウスがあった。 その当時東京の映画館でも存在しなかった設備やシステムを取り入れ、人々を魅了したそこは、20歳の若さで支配人となった佐藤久一が作り上げた夢の映画館。しかし、1976年の大火災で焼失してしまう。時を越えた今、あの場所へかつて集った人々が、煌めいた思い出をもとに言葉を紡いでいく……。ナレーションは名優・大杉漣。スタッフコメント有り👇
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