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『ニーゼと光のアトリエ』

9月2日(木)~12日(日) 12:50〜14:39 <水曜休>
(2015年/109分/ブラジル)※日本語字幕・音声ガイドあり

私の武器は、愛と絵筆
1940年代のブラジル。精神病院で働くことになった医師のニーゼは、患者に対するショック療法など、暴力的な治療が日常茶飯事になっている現実を目の当たりにし、衝撃を受ける。
男性医師ばかりの病院で身の置き場も少ないニーゼだったが、患者を病院の支配から解放するため、患者たちに絵の具と筆を与え、心を自由に表現する場を与えようと試みる。
第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の東京グランプリと最優秀女優賞を受賞した。
 
監督・脚本:ホベルト・ベリネール
製作:ホドリーゴ・レチエル キャスト:グロリア・ピレス、シモーネ・マゼール、ジュリオ・アドリアォン 、ほか
配給:ココロヲ・動かす・映画社〇
 
【5周年記念上映作品 スタッフ推薦コメント】
ニーゼの信念の強さと愛の深さに感動し、何度か上映させていただいた作品です。 絵筆を手にした患者たちのピュアな表情が、その人にとって、その人にしか見えない世界が、どれだけ大事なのかを訴えてきて、心に刺さった作品です。(代表・平塚)

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『太陽の塔』ポスター画像
9月2日~12日 10:30~12:22 *水曜休

『太陽の塔』

2018年製作/112分/日本/ドキュメンタリー
「私は進歩に疑問を持っている」 1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博。そこでひときわ異彩を放っていたのが、テーマに反して周りと調和しようとしない太陽の塔だった。あれから約半世紀、今もなおそびえ立つ太陽の塔に惹かれるのは、岡本太郎が込めたメッセージが、今にこそ人々の心に響くからに他ならない。それはなぜなのか?それは何なのか? 当時の岡本太郎を知る人々の貴重な証言と、美術研究家やアーティスト、クリエイターへのインタビュー、同時期に制作された“明日の神話”のテーマを探る取材を通して、現代に生きる我々への太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。 スタッフコメント有り👇
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『行き止まりの世界に生まれて』ポスター画像
9月2日~12日 15:00~16:33 *水曜休

『行き止まりの世界に生まれて』

2018年製作/93分/アメリカ/ドキュメンタリー
閉塞感に満ちた小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描く エモーショナルな傑作ドキュメンタリー! 「アメリカで最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビン。幼い頃から、貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。彼らにとって唯一の居場所、もう一つの家族だったスケート仲間。だが大人になるにつれ、3人は少しずつ道を違えていく。映画監督になったビンのカメラは、明るさの内にある3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を露わにしていく。それでも、彼らの笑顔に未来を想い、応援せずにはいられない。 痛みと希望を伴った傑作が誕生した。 ★『プリズン・サークル』を観た人はぜひ本作も! スタッフコメント有り👇
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『世界一と言われた映画館』ポスター画像
9月13日(月)~21日(火) 10:30~11:37 9月20日(月・祝)のみ10:20開始

『世界一と言われた映画館』

2017年製作/67分/日本/ドキュメンタリー
40年前存在した、「世界一」と謳われた奇跡のような映画館にまつわる、証言集。 上映ベルの代わりにジャズの名曲「ムーンライト・セレナーデ」が流れると、暗がりの中で映画が始まる……。 山形県酒田市に、映画評論家・淀川長治氏が「世界一の映画館」と評した映画館、グリーン・ハウスがあった。 その当時東京の映画館でも存在しなかった設備やシステムを取り入れ、人々を魅了したそこは、20歳の若さで支配人となった佐藤久一が作り上げた夢の映画館。しかし、1976年の大火災で焼失してしまう。時を越えた今、あの場所へかつて集った人々が、煌めいた思い出をもとに言葉を紡いでいく……。ナレーションは名優・大杉漣。スタッフコメント有り👇
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