9月17日(日)、映画『ブルーハーツが聴こえる』上映後に、「ジョウネツノバラ」を制作された工藤伸一監督を招いて舞台挨拶を開催致しました。
ゲスト:工藤 伸一 監督…劇中「ジョウネツノバラ」制作(工藤)
進 行:和田 浩章…CINEMAChupkiTABATA支配人(-)
-この『ブルーハーツが聴こえる』という作品は、僕がどうしても上映したいということで、音声ガイドの制作をさせていただきました。で、その時に監督お一人お一人がわざわざこちらに足を運んでいただいて、音声ガイドの制作に携わって頂きまして、言葉のセンテンスからどういう思いで、この映画をつくられたのかということをたくさんお話ししてできた音声ガイドがあります。皆さんの座席についているコントローラーが、その音声ガイドを聴けるシステムになっております。
-さて皆様、盛大な拍手でお迎えください。工藤伸一監督です!
工藤:皆さま今日は雨の中お越しいただきましてありがとうございます。
(会場拍手)
-どうぞお座りください。いろいろ聞きたいことだらけなんですが。この映画を企画されたのは工藤監督なのだそうで・・・。
工藤:そうなんですよ。自分もブルーハーツの物凄いファンだったので、学生時代コピーバンドやったりとか…
-パートは何をされてたんですか?
工藤:ボーカル・ギターをやってました。
-じゃあ、思い入れのあるバンドだったんですね。
工藤:はい。ブルーハーツは、1985年に結成したので、2015年で結成30周年だなぁとなりまして…。
-そうですね。
工藤:自分がミュージックビデオの仕事をしていた時にすごくお世話になった音楽プロデューサーの方がいて、その人が実はブルーハーツの初代マネージャーさんだったんですよ。
これは偶然だったんですが、その方に「ブルーハーツ30周年で、何かできないでしょうか?」と話をさせてもらって。で「映画を作りたい」って話をして、1本の長編映画として企画を立ち上げたんですけど、ブルーハーツって、オリジナル曲が120曲あるので、テーマ曲1曲で終わらせてしまうのも勿体無いし、とはいえ一曲一曲のパワーがありすぎて、挿入歌としても使いづらいので、それぞれの曲をテーマに、いろんな監督に作品をつくってもらうのはどうだろうって、逆に提案されたんですよ。
-マジですか、凄い!
工藤:監督さんはブルーハーツをリアルタイムで聴いていた方々にお願いしたいなぁといういことで…
-なるほど。えっ?では工藤監督一人一人にアクション起こして「やりませんか」みたいなことを…?
工藤:そうですね、企画立ち上げ時の製作チームと話し合い、監督さんの候補を出しながら…
直接のオファーは、製作プロデューサーから各監督さんへ話をしてもらったんですけど。
-なるほど。そうして制作に入ったわけですね?
工藤:2013年からスタートして、本当は2015年に公開される予定だったんですけどね。
-はい。そのあたりのお話を聞かせ頂きたいのですけど。
工藤:企画の立ち上げから携わっていた統括プロデューサーと幹事会社がですね、ちょっと資金的に立ちゆかなくなってしまってですね。
-ええ~!
工藤:で、完成しているにもかかわらず公開できないという状況に陥ってしまったんです。
-すごい状況ですね・・・。
工藤:2015年の夏公開予定だったんですが「公開できない」って知ったのが2015年の春だったんですよ。
-うわぁ・・・。
-そこで工藤監督はどう思われましたか?
工藤:いやぁ、もう何が起こっているのか分からなかったんですけど。
-「嘘でしょ?」みたいな。
工藤:いきなり公開できないという事実だけを突きつけられてしまって…この映画はこれだけ豪華なキャストと監督陣で作っているのに、お蔵入りって、そんな勿体無いことはないだろうと思いながら。色々と出口を探していたらですね、2016年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で上映するのはどうだろうという話がありまして、ラブレターの井口昇監督がご自身の新作映画を発表させるという事もあり、井口組のプロデューサーさんに相談して、ゆうばり映画祭のプログラマーに掛け合ってもらい、何とかゆうばり映画祭で上映させてもらったんです。ゆうばり映画祭って5日間ほどあるんですが、ギリギリのタイミングでお願いしたので、その初日の朝イチしか上映の枠が無いと…初日の朝イチとか平日なんですよ。金曜日の朝10時なんです(笑)
-レアな上映になりましたね(笑)
工藤:金曜日の朝に、ものすごい吹雪の夕張で、果たして誰が観にくるんだろうっていう状況だったんですけど、でも、お蔵入りになっちゃうよりは、せめて人目に触れて、話題になれば、何かきっかけになるかもしれないということで、いざ上映してみたら、なんと、もう、立ち見でも入れないくらいのお客さんが来てくれたんです。
-えー?お客さんが全国いろんなところから…
工藤:そうなんですよ。直前に上映が決まったので宣伝も全くしてないのにも関わらず、口コミで広がったみたいで。
-そんなミラクルが起きたんですね。
工藤:そこから「これは、何とかして公開しなきゃいけない」っていう熱がどんどんどんどん高まって。で、いろんな映画祭からオファーをいただいて。映画祭で上映していく中で、公開の道筋がやっと見えて来たんです。それでもやっぱり資金的には、難しかったので、最終的にはクラウドファンディングでご支援を募り…ここの映画館もそうですよね?
-そうですね。うちもクラウドファンディングで映画館を建てたんですけれど。クラウドファンディングは、どのくらいお金が貯まったんですか?
工藤:それがですね、公開資金として1,000万円に設定してスタートしたのですが、それを大きく上回る1,400万円の御支援をいただいて、そこでやっと公開の目処が立ち、今年の4月8日に全国公開させていただきました!
-エネルギーに押されたような形で…
工藤:ブルーハーツも、実は1985年に結成してるんですけど、メジャーデビューしたのは1987年の『リンダリンダ』なんですよ。だから結成してからメジャーデビューまで2年かかってるんです。なので、この映画も完成てから、公開されるまでのブランク期間が、今思えばですけど(笑)ブルーハーツの歴史とリンクしていて、この2年間は意味のあるものだったんだろうなぁと思いました。
-相当苦しかったんじゃないでしょうか?
工藤:本当に。永瀬正敏さん始め、役者の皆さんもこの作品は絶対に世に出さなきゃいけないと、色んなところでところで発信していただいたんです。
-クラウドファンディングページでも監督がメッセージを投げかけておりましたもんね。
工藤:制作プロダクションが6作品とも全部違っていて、プロデューサーも全部違うんですけど。そういうことが起きたので、プロダクションの垣根を越え、結束力が高まった作品となりました。
-それぞれが違うプロダクションで、作ったものがキュッと結束することはなかなか難しい…でもそういう苦難があったから結束したのかなと思いました・・・。色々あったわけなんですけど、工藤監督が『情熱の薔薇』を選ばれた理由とかあるんでしょうか?
工藤:やりたい曲を出し合おうということで、6人の監督が「せーの、ドン!」で曲を出したんですよ。
-普通かぶりそうなもんですよね。
工藤:これがですね、見事に誰も被らなかったんです!
-そんなことがあるんですね!
工藤:『情熱の薔薇』に決める前に、他に何曲か候補があって、それぞれの曲でプロット書いてたんですけども。
-はい。
工藤:『情熱の薔薇』は、実はブルーハーツの中でセールス的に一番売れてたシングル曲なんです。で、いろんなドラマとかにも使われていて、自分はCMとかの映像をずっと作らせてもらっているんですけど、実はこの作品がスクリーンデビュー作になるんですね。なので、あえてハードルの高いところに挑戦してみたいと思い、皆さんが持っている『情熱の薔薇』のイメージを上塗りするような映像が作れないかなぁと。
-自分を追い込んだんですね。
工藤:追い込みましたね(笑)永瀬正敏さんとは、10年ぐらい前から仕事をさせてもらっていて、映画『光』じゃないですけども、永瀬さんにスチールカメラマンという立場で仕事をお願いしていて、僕が監督で、永瀬さんがカメラでショートムービーを6本ぐらい制作したんですけど、その時に自分が作りたい映画の話で盛り上がったことがあって、その話しの中で生まれたキービジュアルが「氷の中の赤いバラの花束」だったんです!
-へぇー!
工藤:このイメージを『情熱の薔薇』に合わせて膨らませて話を作ったら面白いんじゃないかなって思い、直ぐに永瀬さんと合って「実はブルーハーツ30周年で、映画を作るんですけども、あの時のキービジュアルをベースにストーリーを作るのはどうでしょうかって?」って話をしたら、永瀬さんも「それ面白いんじゃないの?」って事なり、永瀬さんに脚本をお願いしたんです(笑)
-すごいですね(笑)
工藤:それで、永瀬さんから上がってきた初稿が、2時間の長編を作れる程のボリュームだったんですね。
-そうだったんですか?
工藤:登場人物もたくさんいて、それぞれのキャラクター設定もしっかりあって、セリフもめっちゃあったんです。
-え?じゃぁ登場人物が2人だけではなくて色々いらっしゃったんですか?
工藤:もともと、あの2人の関係性ももっと明確にあって…短編だと、いきなりオープニングで水原希子ちゃんが演じる女が死んじゃうんですけど。その死ぬまでのストーリーもちゃんとあって。2時間の脚本から、どうやって20分の尺にしていくか、永瀬さんと相当脚本のやりとりをしましたね…
-では、いろんなパターンがあったんですか?
工藤:いろんなパターンがありました。実は、最初永瀬さんは「出演せずに脚本のみで参加する」というお話だったんですけど、「いや、この役はもう永瀬さんでないとだめです!」ってお願いして、永瀬さんに主演して頂く事になってから、セリフでは無くト書がメインの脚本に変わっていったんです。
-永瀬さん自身も脚本のボリュームを削っていったんですかね?
工藤:ご自身が出演する側としてのイメージを膨らませ始めたときに「とにかく無駄なものを排除していこう」という話しになり、僕も「それは大賛成です」って、説明的な部分を排除して、排除して、排除しきったら…結局、台詞が一つもない映画になってしまいました(笑)
-すごい!不安ではなかったんですか?
工藤:めっちゃ不安でした。監督として俺にできることは何だろう?と考え「とにかくワンカットワンカット、ワンシーンワンシーン、映像と環境音だけでどれだけのメッセージを伝えられるか」というところで勝負しようと。だからBGMも一切無いんです。
-かっこいいですね!
-水原さんは何でこの役で選ばれたんですか?
工藤:「年老いていく男」と「死んでもなお美しい女」という対比を描きたくて、その時にとにかく死体としてフォトジェニックなものであって欲しいというのがあって、で、希子ちゃんがそのイメージにぴったりだったんです。で、企画の説明する時に時に「全裸になるかも」って(笑)
-オファーの時点でそこまで伝えたと(笑)
工藤:最初は服を着たままで考えてたんですけど、何か輪廻転生という意識がどこかにあって「胎児に還っていきたい」と思った時に服を着てるのが何だか野暮ったく感じてしまい。
-服は要らないじゃないかって思ったんですね?
工藤:「脱いでもらうことになるかもしれないけれど、それでもやってもらえるだろうか」と脚本を渡したら「確かに服は着ていない方が良いですね」って、直ぐに理解してもらえたんです。
そうして、千葉県の銚子市でクランクインを向かえたんですけど、1月末から2月頭にかけてのめちゃくちゃ寒い時期で、その上、リアルに冷凍倉庫で撮影していてですね(笑)
実はその冷凍倉庫、震災の時の津波で半壊してるんですね。
-そうだったんですね。
工藤:半壊してるんですけど、残った部分でちゃんと営業してるんです。そういう倉庫の「生と死の境目」感が、今回の作品のイメージにすごくリンクしているなぁと思い、ロケ地として選んだんですけど。
-はい。
工藤:でも、本当にこんな寒いところでやります?って(笑)裸で、冷凍倉庫の床に寝るじゃないですか。本当に大丈夫か?ってことで、制作主任の男の子が実際に服を脱いで床で寝てみたんですよ。
-はい。
工藤:もう3秒ももたずに「無理無理無理!」って(笑)冷凍倉庫だから当然外より寒いんですよ。で、氷が溶けちゃうので暖房もつけられないんです。
-じゃあ、その状況の中で…
工藤:はい、その状況の中で撮影しました。
-えええー!?
工藤:映像の美しさにこだわりたくて。CGで作ろうと思えば簡単に作れちゃうんですけど、今回はCGに頼らずにリアリティーを追求したいな、と。日本中で、あのサイズの透明な氷を作れる製氷工場があるんだろうか?というところから(笑)
-氷を作ったんですね。
工藤:大きいサイズで透明な氷作るのってものすごく時間がかかるんですよ。
-そうなんですか?
工藤:水を循環させながらちょっとずつちょっとずつ水の中の空気を抜いて、氷を使っていかなければならないんですけど、あのサイズとなると製作に2ヶ月以上かかりますっていうことで(笑)
-はい。
工藤:でも悩んでいる時間は無く、撮影に間に合わせるにはギリギリだったので、もうぶっつけ本番で作ってみましょうということで。で、出来上がった氷が、僕らが撮影してる最中に銚子の冷凍倉庫にどどどどど…ってやってくるわけですよ。ドキドキですよ。トラックの荷台を開けたらどうなってるか分からない。氷屋さんにも「こんな氷を作ったことないからどうなるのか分からないよ」って言われて。そのトラックから降りてきた氷がめちゃくちゃ美しかったでんす。これなら「イケる」って。
ラストシーンは『情熱の薔薇』一曲分をワンカットで撮りたかったので、そこもリアリティーに拘って…実際に水を張っている冷凍倉庫の床に、永瀬さんと希子ちゃんに横たわってもらって。
-凄いですよね。
工藤:鳥肌も立ってるし、寒さで震えが制御できない状態で。しかも水が張ってあるので、震えが波紋になっちゃうんですよ。死んでるはずなのに。
-動いてるよ!となりますね(笑)
工藤:そうなんですよ。でももう時間もないし、その状況で待たせるわけにもいかないから「やろう!」ということで、僕も下だけ脱いで。
-えっ?
工藤:(笑)何かテンパっちゃって自分も水の中に入って、その冷たい状況を共有しようってなって。で、カメラスタンバイして、「用意、スタート!」という瞬間に、希子ちゃんの震えがピタッと止まったんです。
-そんなことあるんですか?
工藤:これは、永瀬さんも目の前で一緒に寝てて「女優魂を見た」って。本当にカットがかかるまで、ずーっと微動だにせずで。
-そうだったんですか!
工藤:そのリアリティーが伝わると嬉しいですね。
-命がけですね。様々なカットを、それこそ永瀬正敏さんが老いていくシーンとか、あれも…。
工藤:全部特殊メイクです。CGは一切使ってないですね。
-考えられないですね。
工藤:すごい短期間で撮影したので、永瀬さんは殆ど寝てないです。
-ええっ?
工藤:特殊メイクされながら、ちょっとウトウト落ちるぐらいで。銚子の冷凍倉庫で撮影している間は、ホテルに帰って寝るってことは、ほぼなかったと思います。
-本当に、皆さんが命がけで一致団結して制作した作品が、今回の『ジョウネツノバラ』があったりするんですよ。ほかの5作品でもものすごくたくさんのエピソードがあって、もう言いたいことが盛りだくさんなんですけれども。
-時間もあと5分ということで、まだまだ聞きたいことだらけなんですけれども、ちょっとQ&Aで時間取りたいと思います。どなたか聞いてみたい人とかいらっしゃいますか?
お客様A男性:はい。
-音声ガイドを聴いてくださってたんですね。音声ガイドの方はいかがでしたか?
お客様A男性:はい。『ジョウネツノバラ』は台詞もなくて、映像だけを観る映画だったので、音声ガイドだけでそこまで楽しめるなんていうのがすごく分かって、音声ガイド凄いなぁ!って思いました。
-うれしいですね。一言一言監督とどうするかというのをこだわって話したので嬉しいです!他に質問ありますか?
お客様B女性:CGを使わなかったというのが本当にびっくりしたんですけど、最後に倉庫中に火をつけるシーンで、結構邪念が入った状態で観てて「これはCGやろなぁ」と思ってた私が(笑)
-思ってたんですね(笑)
お客様B女性:CGじゃないって伺って、本当に火を使って撮影してたのであれば、怖かっただろうなぁって(笑)本当にあれは燃やして撮影されたんですか?
工藤:そうなんですよ。全部ドラム缶の中に炎を仕込んで全部リアルな炎で撮りました。でも、倉庫がすごく寒かったんで、すごい嬉しかったです(笑)
(場内爆笑)
工藤:その炎の偉大さというか「炎ってこんなに暖かいんだ」炎の熱で氷が溶かされて、これって本当にいろんな意味で理にかなってることなのかもって思う位、その氷と炎の対極の中でも、その2つが共存し合いながら、一つは死んでいく命と、もう一つはそこから再生する可能性のある命という二つの命を表現するのに、氷の冷たさと、炎の暖かさをリアルに実感しながら撮影してましたね。
お客様B女性: 撮影中に、それで気分が悪くなったりとかそういうのはなかったんですか?
工藤:半壊している倉庫なので、内部が密閉されてなくて吹きっさらしの状態だったので、煙とかが充満することもなく大丈夫でした。
お客様B女性:ありがとうございました。
-ありがとうございました。
工藤:音声ガイドでシーンが伝わるっていうのは本当にうれしい。
-そうですよね。ちょっとお時間になってしまったので、最後にひとことお客様にメッセージをお願いしたいんですけど。
工藤:はい、そうですね。今日も浅草では「したまちコメディ映画祭」が開催されているんですけど、この作品も去年そこで上映させてもらって、その時も物凄いゲリラ豪雨だったんですが、超満員のお客さんにお起こし頂いて。
-はい。
工藤:今日も台風の中、満員の皆さん起こしいただいて本当にありがたいですし、この2年間、公開できないかもしれないという状況の中で、クラウドファンディングでご支援ただいて、公開できて、しかもここはバリアフリーでの上映ですよね。バリアフリーってすごく難しいって思ったんですね。特に音楽映画なので。
-そうですね。
工藤:どこまでできるんだろうというのいうのがあったんですけど、今回こうやって、協力していただいて、上映できてしかも皆さんに観ていただけて、こういう機会をいただけただけで、本当にありがたいというか、感謝しています。都内でスクリーン上映されるのが、もしかしたらここが最後かもしれませんし。こん後DVDとか、配信とか色々あるかもしれないですけど、いろんな不遇なことがあって、やっとこういう形で皆さんに観ていただけるチャンスを得られた作品だったりするので。今日観ていただいて、もし「よかったな」と思ってくださるなら、それをまた、誰かに伝えていただいて、またこの作品を観たいと思ってくれる方が増えると嬉しいなと思っていますので、ぜひ、宣伝の方を(笑)…こんな手作りで、こんなにすごい豪華なキャストが、そして凄い監督陣がやっているので、さらにこの映画を広げていただけたらと思ってます。今日は本当にありがとうございました。
(会場拍手)
-今日は旧暦の天赦日だそうで、年に四、五回しかないとてもいい日なんです。今作は日本映画のオムニバスで、ここまで作れるんだ!ということを証明した作品だと思います。このように素晴らしい映画を今後とも皆様と一緒に広めていきたいと思っております。今日は台風の中、たくさんのお客様に起こしいただきまして、本当にありがとうございました。
(写真:阪本安紗美)
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