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『茜色に焼かれる』

10月1日(金)~15日(金) 16:30〜18:54<水曜休み>
10月16日(土)~31日(日) 14:50〜17:14
<水曜、23(土)休み>
2021年/144分/R15+/日本)※日本語字幕・音声ガイドあり
※10/23(土)は休映いたします。
10月16日14時50分の回上映後 、
石井裕也監督に舞台挨拶をいただきました!!!
悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で
母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。
7年前、理不尽な交通事故で夫・父を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は演劇に傾倒しており、お芝居が上手だ。中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入院している義父の面倒もみている。 経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。
哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への溢れんばかりの愛を抱えて気丈に振る舞う母。その母を気遣って日々の屈辱を耐え過ごす中学生の息子。もがきながらも懸命に生きようとする二人は美しい。
社会的弱者一 それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。
はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?
 
この世界には、誰のためにあるのか分からないルールと、悪い冗談みたいなことばかりが溢れている。
そんな、まさに弱者ほどに生きにくいこの時代。
いよいよ社会の歪みが浮き彫りになっている現代日本。
そこで生きていくことは決して楽じゃない。
でも、生きるに値する未来は必ずやってくる。茜色の希望をたなびかせて、厳しくも澄み切った人間賛歌。

傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母・田中良子を尾野真千子が、息子・純平を次世代の注目株・和田庵が演じる。
監督はあえて今の世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合った、今や日本映画界を牽引する石井裕也

監督・脚本・編集:石井裕也
出演:
尾野真千子、和田庵、片山友希、大塚ヒロタ、芹澤興人、笠原秀幸、泉澤祐希前田勝、コージ・トクダ、前田亜季、鶴見辰吾、嶋田久作、オダギリジョー、永瀬正敏
配給:フィルムランド、朝日新聞社、スターサンズ
公式HP:
https://akaneiro-movie.com/

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