4月1日(木)〜15日(木)16:00〜17:25<水曜休映>
(2019年製作/85分/日本)※日本語字幕・音声ガイドあり
4月3日(土)、4日(日)上映後、迫田公介監督に舞台挨拶 をいただきました!
不器用に生きるアナタへ届けたい。
―― 間違ったって、いいじゃない。不器用に生きたっていいじゃない。
人は、不器用で弱い一面がある。でも、大切な誰かを想って守ろうと行動するとき、人は必死になれる強い一面がある。たとえ、その方法が間違っていても。だからやり遂げたとき、心があたたかくなる。誰かと気持ちを共有できたら、優しくなれる。本作は、そんな不器用な3人が織りなすハートウォーミングな物語。
日本人とフィリピン人とのハーフというだけでいじめられる不条理に、人との付き合いを避ける小学6年生の男の子、岸本正哉(きしもとまさや)。
空回りして周囲から浮いているのに、いつも笑顔で自分の居場所を求めている正哉と同じクラスの男の子、香山涼太(かやまりょうた)。
本当の感情を表に出さずに過ごす彼らに唯一、明るく接してくれる図書室の司書の女性、山崎祥子(やまざきしょうこ)。
祥子はある秘密を持っていた。そんな彼女を励ますために2人は突拍子もないことを実行する。真夜中の町中に響く正哉のフィリピンの歌、涼太のDJ、そして祥子へのメッセージ。でもそれは、大切な人 のために一途にやったことなんだと感じる瞬間、とても微笑ましく、優しい気持ちになる・・・。
本作は、迫田公介監督の出身地でもある広島県呉市にて撮影されたオリジナル作品。
「観た人の人生を変えてしまうほどの映画を作りたい、そのために広島・呉の力を貸して欲しい」という監督の熱意に賛同した多くの地元の方々に支えられ、2007年に企画が立ち上がり、2017年に本格的に準備がスタート、2018年8月に撮影されました。うつ病を患った経験のある監督自身が、登場人物に自分を投影しながら想いを込めて脚本を書き上げたこともあり、背中をそっと押してくれるような優しさ溢れる作品が完成しました。
主人公の男の子たちを演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人とのハーフで本作が初主演となるマサマヨール忠と、呉市内で行われたオーディションで大抜擢され、初主演・初出演を飾った坂本いろは。この2人が大切に想う存在の司書・祥子を演じるのは、映画、TVドラマ、舞台等で活躍、演技派女優として注目される、小島藤子。
明るく振る舞う反面、どうしようもない現実を抱えてあがいている弱さをもつ女性を可憐に演じています。また、子どもたちを理解する校長先生役に個性派俳優として注目を浴びる、阪田マサノブ、そして、広島で絶大な人気の中国放送アナウンサー・横山雄二が脚本に心を動かされ、正哉の父親役に扮しています。
監督/脚本/プロデューサー:迫田公介
エグゼクティブプロデューサー: 阪井善和、 田川耕治、 田中敏也、 土居由人
出演:マサマヨ―ル忠、坂本いろは、小島藤子、おだしずえ、末武太、横山雄二ほか
公式サイト https://kimi-iru.com/
エグゼクティブプロデューサー: 阪井善和、 田川耕治、 田中敏也、 土居由人
出演:マサマヨ―ル忠、坂本いろは、小島藤子、おだしずえ、末武太、横山雄二ほか
公式サイト https://kimi-iru.com/