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『花のあとさき ムツばあさんの歩いた道』

4月16日(金)〜4月30日(金)10:00〜11:52<水曜休映>
(2020年製作/112分/日本/ ドキュメンタリー)※日本語字幕・音声ガイドあり

花を咲かせて ふるさとを山に還したい
秩父の山深い村に暮らす小林ムツさんは、平成に入った頃から、夫の公一さんとともに、丹精込めた段々畑をひとつまたひとつと閉じそこに花を植えてきました。
その数、1万本以上。
ムツさんは言います。
「長い間お世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない。せめて花を咲かせて山に還したい…」。
それはまるでふるさとに花を手向け、終わり支度をしているかのようでした。二人が心がけていたのは、いつか誰も世話をする人がいなくなっても咲く、丈夫な花を育てること。人も花も、老いて枯れる時が来ても、いのちが次に引き継がれるように…。
暮らす人が年々いなくなる小さな村は、春、色とりどりの花に包まれるようになりました。福寿草に始まって、レンギョウ、ハナモモ、ヤマツツジ。潤いの雨を受けてアジサイが咲き、秋は、苗木の時から夫婦で育てたモミジが彩ります。「いつか人が山に戻ってきたとき、花が咲いていたらどんなにうれしかろう。」柔らかな笑顔でそう言っていたムツさん。 でもやがて、つらい出来事が―。 ムツさんの歩いた道を、美しい山里の四季とともにたどります。
 
監督・撮影は、ムツさんに惹かれて18年にわたり取材を続けたNHKカメラマン・百崎満晴。 プロデューサーは「新日本風土記」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した伊藤純。 語りは「NHKスペシャル」などのナレーションで放送文化基金賞を受賞した長谷川勝彦。
平成14年から放送されて大反響を呼んだ7本のNHK ドキュメンタリーシリーズを集大成し、映画のために書きおろされたオリジナル楽曲と未公開シーンを加えてお届けします。
監督/撮影:百崎満晴
プロデューサー:伊藤純
語り:長谷川勝彦
公式サイト 
https://hana-ato.jp/

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ビッグ・リトル・ファーム
4月1日(木)〜15日(木) 10:00〜11:31 *水曜休映

『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』

2018年製作/91分/アメリカ/ドキュメンタリー
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君がいる、いた、そんな時。ポスター画像
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『君がいる、いた、そんな時。』

2019年製作/85分/日本
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2019年製作/86分/北マケドニア/ドキュメンタリー
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4月1日(木)~15日(木) 18:00~19:43 *水曜休映

『ウルフウォーカー』 字幕版

2020年製作/103分/アイルランド・ルクセンブルク合作
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