上映日時:4月18日(木)〜30日(火) 13:00~14:31 ※水曜定休
二度三度。誰かに教えて、そしてまた観たくなる素敵な夫婦の物語がチュプキに帰ってきました! 皆様に愛されて、再上映穏やかなナレーションは樹木希林さんです。
[ご注意ください]
『人生フルーツ』は今回の上映も混雑が予想されます。
シネマチュプキタバタは大変座席数の少ない劇場ですので、予約の時点で満席ということも往々にしてございます。ご鑑賞をご希望のお客様はお電話、またはインターネットでのお早めのご予約をお勧めいたします。
電話番号:03-6240-8480
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅に、雑木林に囲まれた一軒の平屋があります。 それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。 四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物、機織りまで、何でもこなす英子さん。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。 かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、様々な都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめました。 「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉。 敗戦から高度成長期を経て、現在に至るまでの津端夫婦の生活を通して、日本人があきらめてしまった、本当の豊かさを見つめ直します。
2016年公開より世代を超えて愛され、各地でロングラン上映が続いている作品です。
一般 1,500円/シニア(60才以上)・学生 1,000円/中学生以下 500円/シネマチュプキクラブ会員1,300円