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2024年6月

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6月29日(土)~7月13日(土) 10時00分〜11時58分 *水曜休映

『生きて、生きて、生きろ。』

2024年製作/113分/日本
喪失と絶望の中で生きる人々と
ともに生きる医療従事者たちの記録

震災と原発事故から13年。福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。若者の自殺率や児童虐待も増加。メンタルクリニックの院長、蟻塚亮二医師は連日多くの患者たちと向き合い、その声に耳を傾ける。連携するNPOこころのケアセンターの米倉一磨さんも、こころの不調を訴える利用者たちの自宅訪問を重ねるなど日々、奔走していた。 津波で夫が行方不明のままの女性、原発事故による避難生活中に息子を自死で失い自殺未遂を繰り返す男性、避難生活が長引く中、妻が認知症になった夫婦など、患者や利用者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。蟻塚医師は、かつて沖縄で、沖縄戦の遅発性PTSDを診ていた経験から、福島でも今後、長期にわたり、PTSDが発症すると考えていた。 ある日、枕元に行方不明の夫が現れたと話す女性。 「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す蟻塚さん。 米倉さんは、息子を失った男性にあることを提案。やがてそれぞれの人々に小さな変化が訪れていく。 喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、 それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー。
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『あまろっく』ポスター
6月29日(土)~7月13日(土) 12時25分〜14時29分 *水曜休映

『あまろっく』

2024年製作/119分/日本
人生に起こることは何でも楽しまな!
関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きる《ご実家ムービー》


能天気な父のようにはなりたくないとエリート街道をひた走るも理不尽なリストラに遭い、現在は実家でニートのような暮らしをしている39歳独身の娘・優子。ある日、65歳の父が連れてきた再婚相手は20歳だった!
兵庫県・尼崎を舞台に、関西出身の豪華キャストを迎えて年齢も性格も異なる“ツギハギだらけ”の家族を描く“ご実家ムービー”が登場! 江口のりこ、中条あやみが年齢の離れた“娘”と“母”を演じるほか、街の“尼ロック”のごとく、家族を見守る父を笑福亭鶴瓶が演じる。

家族に感じる“めんどくさい”が笑いと楽しさに変わり、そしてグッとくる。映画『あまろっく』は笑えて、ホッとして胸に迫る2024年最高の人生賛歌だ。

尼崎を守る「尼ロック」とは?
兵庫県尼崎市にある尼崎閘門(あまがさきこうもん)のこと。船舶が通航できる巨大な閘門で、尼崎市の「0メートル地帯」に海水が流れ込むのを防いでいる。
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『映画 ◯月◯日、区長になる女。』ポスタービジュアル
【アンコール上映!】6月29日(土)~7月13日(土) 14時55分〜16時50分 *水曜休映

『映画 ◯月◯日、区長になる女。』

2024年製作︎/110分/日本/ドキュメンタリー︎
ご好評につきアンコール上映決定!

監督 ペヤンヌマキ コメント
こんにちは、杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキです。
私が住んでいる閑静な住宅街に大きな道路を通す計画があることを知りました。計画が進むと私の家は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。
そして・・・カメラを回し始めました。投票率を少しでも上げるために。

これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。
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6月29日(土)~7月13日(土) 17時15分〜19時06分 *水曜休映

『悪は存在しない』

2023年製作/106分/日本
これは、君の話になるーー
観る者誰もが無関係でいられない、心を揺さぶる物語

長野県、水挽町(みずびきちょう)。自然が豊かな高原に位置し、東京からも近く、移住者は増加傾向でごく緩やかに発展している。代々そこで暮らす巧(大美賀均)とその娘・花(西川玲)の暮らしは、水を汲み、薪を割るような、自然に囲まれた慎ましいものだ。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。コロナ禍のあおりを受けた芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したものだったが、森の環境や町の水源を汚しかねないずさんな計画に町内は動揺し、その余波は巧たちの生活にも及んでいく。
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『不死身ラヴァーズ』ポスタービジュアル
6月29日(土)〜7月13日(土) 19時35分〜21時23分 *水曜休映

『不死身ラヴァーズ』

2024年製作/103分/日本
思いが伝わると、あなたは消えてしまう。
それでも私は恋をする、何度でも——


長谷部りのは、幼い頃に”運命の相手”甲野じゅんに出逢い、忘れられないでいた。
中学生になったりのは、遂にじゅんと再会する。後輩で陸上選手の彼に「好き」と想いをぶつけ続け、やっと両思いになった。でも、その瞬間、彼は消えてしまった。まるでこの世の中に存在しなかったように、誰もじゅんのことを覚えていないという。だけど、高校の軽音楽部の先輩として、車椅子に乗った男性として、バイト先の店主として、甲野じゅんは別人になって何度も彼女の前に現れた。その度に、りのは恋に落ち、全力で想いを伝えていく。
どこまでもまっすぐなりのの「好き」が起こす奇跡の結末とは――。

監督は、『ちょっと思い出しただけ』で男女のほろ苦い恋愛模様が多くの観客の共感と反響を呼び大ヒットを記録した松居大悟。
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5月30日(木)~6月11日(火) 10時00分〜11時45分 *水曜休映/ 5月31日(金)のみ 11時40分〜13時25分

『ヤジと民主主義 劇場拡大版』

2023年製作/100分/日本/ドキュメンタリー
「メディア」の眼前で起こった「市民」「権力」「政治」を巻き込んだ、 あの“ヤジ排除問題“に迫る緊迫の1460日。
 小さな声は、何を暴いたのか!? 


安倍首相(当時)の演説時に「安倍ヤメロー!」という男性の声が響き渡った。ヤジである。政権批判の声を上げた直後に、突如数名の警察官が男性を取り囲み、その場から排除。一瞬の出来事だった。同じ頃、増税反対を訴えた女性も警察官に囲まれ引きずられるように移動させられたり、女性が現場を離れた後もしつこくつきまとわれたりした。 声を出して政権に訴えることに対して、どういう法的根拠があり警察は「排除」する行動を取ったのか?いったい何が起きているのか? この日の小さな出来事が、警察組織の問題を浮き彫りにした。 これは、北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班が追求し続ける4年間に渡る記録である。そして彼らはこの問題を追い続けている。 現在進行形のライブ・ドキュメンタリー映画である。
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5月30日(木)~6月11日(火) 12時10分〜13時28分 *水曜休映/ 5月31日(金)のみ 10時00分〜11時18分

『ドクちゃん -フジとサクラにつなぐ愛-』

2024年製作/73分/日本/ドキュメンタリー
生きつづける、未来のために。
日越外交関係樹立50周年と、
分離手術から35周年を記念する ドキュメンタリー作品。

ドクさんと妻のトゥエンさん、双子の子供であるフジくんとサクラさんの家族の絆 現在のドクさんは夫として、父として、今年2月25日で43歳を迎え、結婚18年目を迎える妻のトゥエンさんと、双子の子供であるフジくんとサクラさん、そして闘病中の義母を自宅介護しつつ、自身も入退院を繰り返しながら一家の唯一の稼ぎ手として暮らしています。 日本とベトナムの「友好の絆」を象徴するドクさんの軌跡を辿り、現在を刻み未来の命の輝きを共に見つめるこの映画は、日越外交関係樹立50周年記念事業として認定されています。
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5月30日(木)~6月11日(火) 13時55分〜16時08分 *水曜休映

『ゴールデンカムイ』

(2024年製作/128分/PG12/日本) 
猛き者達よ、奪い合え

累計発行部数2600万部突破の大人気コミック「ゴールデンカムイ」。(野田サトル/集英社ヤングジャンプ コミックス刊)。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが多くのファンを魅了。その独特の世界観から「実写化は不可能」と思われていた本作の一大実写化プロジェクトが、ついに始動。主演を『キングダム』『今際の国のアリス』シリーズなど数々の作品で国内外から高く評価される山崎賢人を迎え、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろしら、今注目の若手から実力派俳優陣まで個性豊かなキャストが集結。制作プロダクションは『キングダム』シリーズを手掛けるCREDEUS。監督は多数の有名アーティストのMVを手掛け『HiGH&LOW』シリーズでは大迫力の肉弾戦バトルアクションの演出を見せた久保茂昭、脚本と音楽は同じく『キングダム』シリーズの黒岩勉とやまだ豊。北海道、山形、長野など大自然が残る日本各地で大規模ロケ撮影を敢行。日本映画界の粋を尽くし、血湧き肉躍る、エンターテインメント超大作が、ここに誕生——。
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5月30日(木)~6月11日(火) 16時30分〜18時34分 *水曜休映

『夜明けのすべて』

2024年製作/119分/日本
思うようにいかない毎日。
それでもわたしたちは救いあえる。

松村北斗 ✕ 上白石萌音 ✕ 監督:三宅唱 ✕ 原作:瀬尾まいこ
ささやかな、でも確かなつながりが照らす、かけがえのない物語
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりにもかかわらず、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる
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『ビニールハウス』ポスタービジュアル
5月30日(木)~6月11日(火) 19時00分〜20時45分 *水曜休映/*6月1日(土)のみ19時10分〜

『ビニールハウス』

2022年製作/100分/韓国
負のスパイラルが加速する。

ビニールハウスに暮らすムンジョンの夢は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすこと。引っ越し資金を稼ぐために盲目の老人テガンと、その妻で重い認知症を患うファオクの訪問介護士として働いている。そんなある日、風呂場で突然暴れ出したファオクが、ムンジョンとの揉み合いの最中に転倒。床に後頭部を打ちつけ、そのまま息絶えてしまう。ムンジョンは息子との未来を守るため、絶望の中で咄嗟にある決断を下す。しかしそれが、さらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せるのだった——。
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『風よ あらしよ 劇場版』ポスタービジュアル
6月13日(木)~25日(火) 10時00分〜12時12分 *水曜休映

『風よ あらしよ 劇場版』

2023年製作/127分/日本
100年前、自由を求め闘った一人の女性の生涯

関東大震災後の混乱のさなか、ひとりの女性が憲兵に虐殺された。女性解放運動家の伊藤野枝。貧しい家で育った野枝は、平塚らいてうの「元始、女性は太陽であった」という言葉に感銘を受け、結婚をせず上京。自由を渇望し、バイタリティ溢れる情熱で「青鞜社」に参加すると、結婚制度や社会道徳に異議を申し立てていく。
ひとりの女性の短くも激しい生涯から100年経ったいま――なにがかわり、なにが残されているのか。

大河ドラマ『光る君へ』主演の吉高由里子ほか、松下奈緒、稲垣吾郎、永山瑛太など豪華キャストが集結。演出は『返還交渉人』の柳川強。
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『戦雲(いくさふむ)』ポスタービジュアル
6月13日(木)~25日(火) 12時40分〜14時57分 *水曜休映

『戦雲(いくさふむ)』

2024年製作/132分/日本/ドキュメンタリー
本当の「国防」とは何か?
圧殺されるのは沖縄の声だけではない


沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島――この美しい島々で、日米両政府の主導のもと急速な軍事要塞化が進行している。しかし、その真の恐ろしさを読み解き、報じるメディアはほとんどない。全国の空港・港湾の軍事拠点化・兵站基地化が進められていることをどれほどの日本人が知っているか。

本作は2015年から8年かけ沖縄・南西諸島をめぐり取材を続けてきた映画作家でジャーナリストの三上智恵(『標的の村』『沖縄スパイ戦史』)による渾身の最新レポートである。

今からでも遅くはない。
共に目撃者になり、今という歴史を背負う当事者になってほしい。
——三上智恵(映画監督/ジャーナリスト)
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