2023年2月
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9月17日(日)~21日(木) 19時30分~21時17分/9月22日(金)〜30日(土) 17時00分〜18時47分 ※水曜休映
『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』アンコール上映
2022年製作/日本/107分/ドキュメンタリー
「見えないアート」と「生きた会話」を追った 発見と冒険のドキュメンタリー。
恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に語られる言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかもしれない」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。それは、期せずして、目の見えるひとにとっても驚きと戸惑い、そして喜びを伴う体験であった。
目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。言葉は「見える」と「見えない」の隙間を埋められるのか?ベストセラー書籍『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(川内有緒著)をきっかけに生まれたドキュメンタリー映画!
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恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に語られる言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかもしれない」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。それは、期せずして、目の見えるひとにとっても驚きと戸惑い、そして喜びを伴う体験であった。
目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう。言葉は「見える」と「見えない」の隙間を埋められるのか?ベストセラー書籍『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(川内有緒著)をきっかけに生まれたドキュメンタリー映画!
4月1日(土)~15日(土) 12時40分~14時33分 *水曜休映
『桜色の風が咲く』アンコール上映
2022年製作/113分/PG12/日本
「この世界には、それでも光が満ち溢れている」
見えない。聞こえない。でも僕は“考える”ことができる――。
困難を乗り越えながら生きる母子が見出していく、希望に満ちた未来。
視力と聴力を次々と失いながらも、大学へ進学し、やがては東京大学の教授になった福島智さんをご存じだろうか。これは、そんな智さんと彼を育て上げた母・令子さんの姿を、実話をもとに描き出す「生きる希望」の物語。
主人公・令子を演じるのは、満を持して12年ぶりの主演を務める小雪。息子・智役に気鋭の若手俳優・田中偉登(たなか・たけと)。監督は、『最後の命』(14)、『パーフェクト・レボリューション』(17)などを手掛ける松本准平。
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見えない。聞こえない。でも僕は“考える”ことができる――。
困難を乗り越えながら生きる母子が見出していく、希望に満ちた未来。
視力と聴力を次々と失いながらも、大学へ進学し、やがては東京大学の教授になった福島智さんをご存じだろうか。これは、そんな智さんと彼を育て上げた母・令子さんの姿を、実話をもとに描き出す「生きる希望」の物語。
主人公・令子を演じるのは、満を持して12年ぶりの主演を務める小雪。息子・智役に気鋭の若手俳優・田中偉登(たなか・たけと)。監督は、『最後の命』(14)、『パーフェクト・レボリューション』(17)などを手掛ける松本准平。
2/1・15・22(水) 伊勢真一 映画生活50周年記念 特集上映
詳細ページ2/3金 22:30~翌5:22・原監督×小林代表舞台挨拶
『水俣曼荼羅』
(2020年製作/372分/日本)
「鬼才から巨匠へ― 原一男の最高傑作」
2004年10月15日、最高裁判所、関西訴訟。
「国・熊本県の責任を認める」判決が下った。この勝利をきっかけに、原告団と支援者たちの裁判闘争はふたたび、熱を帯びる。「末端神経ではない。有機水銀が大脳皮質神経細胞に損傷を与えることが、原因だ」これまでの常識を覆す、あらたな水俣病像論が提出される。わずかな補償金で早急な解決を狙う、県と国。本当の救済を目指すのか、目先の金で引き下がるのか。原告団に動揺が走る。そして……熊本県、国を相手取った戦いは、あらたな局面を迎えることになる。『ゆきゆきて、神軍』の原一男が20年もの歳月をかけ作り上げた、372分の叙事詩。
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2月1日,15日,22日(水)
伊勢真一 映画生活50周年記念 特集上映
全11作品・ユニバーサル上映
当館で、たびたび上映させていただいている、ドキュメンタリー映画監督・伊勢真一さんの映画生活50周年を記念して、第1作『奈緒ちゃん』から、新作『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』まで、全て日本語字幕付き・イヤホン音声ガイド付きの、ユニバーサル上映で特集いたします。
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2/2木〜14火 12:50~13:50/ 2/16木〜28火 12:40~13:40 *水曜休映
『手でふれてみる世界』
(2022年製作/60分/日本)
「彫刻に手で触れて、 この世界の一部を感じとる。」
イタリア・マルケ州アンコーナに暮らす、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニと妻のダニエラ・ボッテゴニ。芸術を愛し、80カ国以上を旅して、それぞれの文化が生み出してきたもの、自然や生きものに手で触れながら世界と出会ってきた。しかしながら、どの国を訪れても、美術館で作品を鑑賞することだけは困難だった。ならば自分たちで、見える人も見えない人も、ともに美術作品に手で触れて鑑賞できる美術館をつくろうと、夫妻は自ら行動し、「オメロ触覚美術館」を創設する。子どもから大人まで、視覚に障害がある人もない人も訪れる、すべての人に開かれた美術館となった。そこで働く人、訪れる人、かかわる人々は、「美術館とは何か」を静かに語りかけてくる。
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2/2木〜14火 14:20〜16:02 / 2/16木〜28火 10:30〜12:12 *水曜休映
『チョコレートな人々』
2022年製作/日本/102分
「温めれば 何度でも やり直せる 世界中のカカオと凸凹のみんな 山あり谷あり、もがき続けて19年」
愛知県豊橋市にある「久遠(くおん)チョコレート」。代表の夏目浩次さんたちスタッフは、かれらが作るチョコレートのように、考え方がユニークでカラフル。心や体に障がいがある人、シングルペアレントや不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど多様な人たちが働きやすく、しっかり稼ぐことができる職場づくりを続けてきました。「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる」。福祉と経済、生きがいと生産性、さまざまな人と共に働くよろこびと、その難しさ……理想を追い求めるチョコレートブランドを描く、東海テレビドキュメンタリー劇場第14弾。
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2月2日(木)~14日(火) 16時30分~18時15分 ※8日(水)休み
『かぐやびより』
(2022年/105分/日本語)
「人はみな 愛おしいのだ」
神奈川県藤沢市、小田急線善行駅に降り立つ駅前から長い坂を上り、住宅街ををしばらく行くと眺望が開ける。眼下には竹林が、その手前には簡易な木造平家の建屋が2棟。それが「さんわーくかぐや」。
地元ではかなり広く知られた福祉施設だ。かぐやを知る人は、口を揃えて褒める。自由で開放的、来る人を拒まない、細かいルールがない、職員と通所者の区別がない。何もしないでいい そこにいるだけで安心普通の福祉施設とはちょっと違う。
この作品に出会ったあなたは、あなたのうちなる優しさと向き合うでしょう
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2月2日(木)~14日(火) 18時45分~20時22分 ※8日(水)休み
『ハッピーバースディ ~みんなみんな生まれてきてくれてありがとう~』
(97分/日本)
「みんなみんな 生まれてきてくれてありがとう」
山口県萩市の団地で、母(メイ)と、母の再婚によって兄となった海と、三人で暮らす フィリピン人ハーフの高校二年生の阿武マリ。 マリには、育ての親として一時、一緒に暮らしていた二木宏太郎という若い父親がいた。 二木は事件をおこしたことで、マリと一緒に生活できない環境にいた。愛情表現がおたがいにうまくいかない母と娘、メイとマリ。
マリは学校でも友人たちとうまくいかず、マリを心配しすぎる兄の存在もうとましく、 育ての父が経営するゲストハウスに身をよせるようになる。マリの誕生日にゲストハウスに集う、萩の仲間たち。マリは、自分の気持ちを確かめるように、新たな一歩をふみだす。
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2月16日(木)~28日(火) 16時30分~18時08分 ※22日(水)休映
『浦安魚市場のこと』
(2022年製作/98分/日本)
「ずっとあると思っていた しかしその瞬間は、突然訪れる・・・人情色濃い”まち”の魚屋たちの 日常を追ったドキュメンタリー!」
魚屋の活きのよい掛け声。貝を剥き続ける年老いた女性。年末のお客たちとお店の賑わい。─古くから漁師町だった浦安には魚市場があった。工場汚染水の影響で漁業権を放棄し埋立地となった浦安にとって、魚市場が漁村だった町のシンボルでもある。そんな魚市場には、昼は町の魚屋、夜はロックバンドとして活動する森田釣竿がいた。時代の流れと共に変わっていく魚の流通と消費の形。脈々とつながってきた暮らしを謳歌する浦安の人々。しかし、その瞬間は、緩やかに、そして突然訪れる…。“まち”のアイデンティティーが危機に瀕するときをカメラは見つめた。ある町の、ある市場をめぐるありのままの記憶と記録。
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2月16日(木)~28日(火) 18時40分~20時11分 ※22日(水)休み
『たまねこ、たまびと』
(2022年製作/91分/日本)
「棄てたのは人間 守るのも人間」
東京都と神奈川県の間を流れる多摩川。都市の中を流れるこの川には、昔から多くの猫が遺棄される。これら猫のほとんどは餓えや病気、台風、人間による残虐な行為で命を落としてしまう。写真家の小西修さんは1990年代から多摩川の猫たちをカメラに収めながら、日々救護活動を続けている。
多摩川に捨てられた猫の多くを世話しているのは、河原で暮らすホームレスの人たちや、近隣に住むボランティアの人々。小西さんは河原を巡りながら、こうした人々とも交流を持ち、支援や相談なども行っている。
多摩川に棄てられた猫を救い、守り、見つめ続けている人がいる。写真家・小西修の活動を通して描く、人と猫を巡る“いのちのドキュメンタリー。
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