2月1日,15日,22日(水)
−伊勢真一 映画生活50周年記念 特集上映−
当館で、たびたび上映させていただいている、ドキュメンタリー映画監督・伊勢真一さんの映画生活50周年を記念して、第1作『奈緒ちゃん』から、新作『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』まで、全て日本語字幕付き・イヤホン音声ガイド付きの、ユニバーサル上映で特集いたします。
・予約サイト:https://coubic.com/chupki
・電話:03-6240-8480
・店頭にて
◆ 上映スケジュール
◯ 総合スケジュール ◯
【 2月1日(水) 】
10時30分~13時10分 『いまはむかし』(88分)+トーク+『東京裁判』(25分)
13時30分~15時00分 『森と人の対話』(50分)+トーク
【 2月15日(水) 】
10時00分~11時38分 『奈緒ちゃん』(98分)
12時10分~13時40分 『ルーペ』(90分)
14時10分~15時32分 『いのちのかたち』(82分)
※上映後、伊勢監督×いせひでこさんトーク
16時20分~18時00分 『えんとこ』(100分)
18時30分~20時06分 『えんとこの歌』(96分)
【 2月22日(水) 】
10時00分~11時27分 『妻の病』(87分)
12時00分~13時25分 『ゆめのほとり』(85分)
14時00分~15時22分 『いのちのかたち』(82分)
16時00分~17時50分 『やさしくなあに』(110分)
※上映後、伊勢監督トーク
18時30分~19時58分 『いまはむかし』(88分)
◯各作品スケジュール・紹介◯
『いのちのかたちー画家・絵本作家 いせひでこー』2016年/82分
①2月15日(水)14:10~15:32 ※上映後、伊勢監督×いせひでこさんのトークあり
②2月22日(水)14:00〜15:22
まるで、絵本のようなドキュメンタリー。無人の荒野、東日本大震災の被災の地で絵描きを呼び止めた、クロマツの倒木。画家・絵本作家、いせひでこがその一本のクロマツに「いのち」を感じ取り、「かたち」にする四年間にわたる創作の過程を追った「いのちのかたち」の物語。いのちのこと…、
『森と人の対話』1972年/50分
●2月1日(水) 13時30分~15時00分 終映後トーク
*一律1,000円
『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』2021年/88分
①2月1日(水) 10時30分~13時10分 『いまは むかし』+トーク+『東京裁判』
*2/1は [一般 1,800円/シニア 1,500円] の2本立ての特別料金となります。
②2月22日(水)18:30~19:58
戦時中のインドネシア(ジャワ)で、伊勢真一監督の父・伊勢長之助(記録映画・構成編集者)がつくっていた国策映画、“幻のフィルム”を追う30年におよぶ長い旅。亡き父を想う旅で辿り着いた”戦争”の真実・・・語られなかった声に、耳を澄ませてみたい。父から子へ、そして孫へ・・・“いまはむかし、むかしはいま”
2月1日・同時上映 『東京裁判−世紀の判決』 1948年/25分
第二次世界大戦後、昭和23年に行われた極東軍事裁判の速報ニュース。日本がアジアを植民地化していく過程を描き、大東亜戦争(太平洋戦争)の日本の戦争責任を問う。憲法第9条「戦争放棄」をメッセージして終わる。 国策映画にかかわった伊勢長之助をはじめとする映画人による製作。
『奈緒ちゃん』1998年/98分
●2月15日(水)10:00〜11:38
てんかんと知的障がいをもつ少女・奈緒ちゃんの、8歳から成人式までの12年間を追ったヒューマンドキュメンタリー。障がいのある子を持つ家族の日常を、淡々と、そして静かに見つめ続け、映画は“しあわせ”について問いかける。伊勢真一監督の自主製作、自主上映による映画創りの処女作。
『ルーペ カメラマン瀬川順一の眼』1996年/89分
●2月15日(水) 12時10分~13時40分
戦前から戦後にかけ、数々の劇映画、記録映画、短編映画の撮影に携わり、95年10月5日に80歳で亡くなった名カメラマン・瀬川順一がドキュメンタリーについて、カメラマンについて語る貴重な記録。彼を父親のように慕う伊勢真一監督が、10年近くに渡ってカメラを向けた。題名の「ルーペ」とはカメラマンが撮影中に覗くファインダーを意味する。
『えんとこ』1999年/100分
●2月15日(水)16:20~18:00
えんとこは縁のあるトコ。寝たきりの障がい者・遠藤滋のいるトコ。一日24時間三交代で彼を介助する若者たちが垣間見せる生き生きとした表情など、彼らの日常を3年間にわたって記録した。監督の学生時代の友人・遠藤滋と若者たちを描いた「青春」ドキュメンタリー。
『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』2019年/96分
●2月15日(水)18:30~20:06
寝たきり歌人、遠藤滋は伊勢監督の学生時代の友人。脳性マヒで寝たきりの生活を強いられながら、介助の若者たちと過ごす「えんとこ」での25年間におよぶ記録。”ありのままのいのち”を生かし合いながら生きる姿を追う。本作は、映画『えんとこ』(1999年公開)から20年を経た続編である。
『妻の病 ーレビー小体型認知症ー』2014年/87分
●2月22日(水)10:00~11:27
愛する人が認知症になったとき、あるいは自分が認知症になったとき、一体何が大切なのか・・・。四国・南国市の豊かな自然に育まれ、支え合うように生きてきた、一人の医師と「レビー小体型認知症」の妻との10年間に及ぶ“いのち”を巡る物語。この映画は、一人ひとりに深い問いを投げかけています。
『ゆめのほとり』ー認知症グループホーム 福寿荘ー2015年/85分
●2月22日(水)12:00~13:25
認知症の人は「何もわからない人」ではありません。北海道・札幌市にある認知症グループホーム 福寿荘の日常をスケッチした、穏やかで、静かで、優しいヒューマンドキュメンタリー。「認知症」という病を見つめる以上に、「人間」を見つめること。何気ない一言やワンシーンに耳を澄ませてください。
『やさしくなあに〜奈緒ちゃんと家族の35年〜』2017年/110分
●2月22日(水)16:00~17:50 ※上映後、伊勢監督のアフタートークあり。
「長くは生きられない…」と言われた、障がいのある姪っ子「奈緒ちゃん」とその家族の日々を、伊勢監督が見つめ続けた35年の記録。「奈緒ちゃんが生まれたから、生きたから、たくさんのいのちが生きた。」奈緒ちゃんは44才、元気です!『奈緒ちゃん』「ぴぐれっと」『ありがとう』に続く、家族の物語。
◆一般 1,500円/シニア (60才以上)1,100円/学生・ユース(22才以下) 1,000円/中学生以下 500円/チュプキサポーター会員(一般1,300円/シニア1,000円)/プアエイド1,000円/介助者無料/未就学児無料
※当館の料金制度について https://chupki.jpn.org/about
◉キャッシュレス決済もご利用いただけます。クレジットカード、交通系マネーがご利用いただけます。
ご来場の前に
■新型コロナウイルス感染予防対策について、皆様のご理解とご協力をお願いします。
・マスクの着用、手洗い、消毒
・ご飲食は、シアターでは飲み物のみOK
・詳しくはこちら https://chupki.jpn.org/archives/5862
・予約サイト:https://coubic.com/chupki/booking_pages
・電話:03-6240-8480
ほか、サポートが必要な場合、車椅子スペースのご利用、親子鑑賞室のご利用もご相談ください。
・少し広めのスペースはありますが、電動タイプなどサイズの大きい車椅子には対応していません。
・多目的トイレはではありません。※最寄りの多目的トイレ →JR田端駅北口構内 https://wc.jp47.net/d12147.html
※多目的ではないが、車椅子対応トイレ →新田端大橋下公園トイレ 東京都北区東田端1-17 ( https://kitashakyo.or.jp/map/facility/detail/148/more_toilets )
田端駅は地上より高い位置にあります。
北口改札を出て右へ、花壇、銅像がある広場のような道を進むと右手に旧ホテルメッツがあります。
手前に階段、奥にエレベーターがあり、地上まで降ります。
降りて直進、左折、道路に出ますので、歩道を左折し、150mほど直進。小さな信号を渡り、「天ぷら二美」と米屋の間の道が商店街です。道なりに150mほど、右手の青いひさしが劇場です。