3月1日(月)〜14日(日)11:40〜13:50<水曜休映>
(2019年製作/130分/日本/ドキュメンタリー)※日本語字幕・音声ガイドあり
(2019年製作/130分/日本/ドキュメンタリー)※日本語字幕・音声ガイドあり
3月1日(月)上映後、島田隆一監督に舞台挨拶をいただきました!
本当の復興とは何か?
言葉にできないその答えを、希望とともに映し出す。
東日本大震災直後に全町避難を余儀なくされ、東京電力や自衛隊の前線基地になった福島県双葉郡広野町の人びとの現在を追ったドキュメンタリー。
震災から9年。「復興五輪」をかかげる2020年東京オリンピックの聖火リレーは、この町からスタートする。 けれど、その「復興」って何だろう? 「絆」「再生」「共同体」といった言葉に、つい白々さを感じてしまう……そんなあなたにこそ、この映画を観てほしい。 東京オリンピック聖火リレーのスタート地点になっているこの町で暮らす人々… 震災をモチーフとした演劇を上演しようとする高校生たち、6年間の仮設住宅暮らしから帰宅した老女、幼い子供を育てる消防士、有機栽培の米作りを再開した農家、原発の廃炉作業にやって来た男性、地元の祭りを再開させようとする町民たちの物語が紡がれる。広野町を流れるいくつもの時間が交差し、重なりあい、やがて未来をかたちづくっていく。
監督は『ドコニモイケナイ』で2012年度日本映画監督協会新人賞を受賞した島田隆一。編集を手がけたのは『息の跡』『愛と法』などの秦岳志。
果たして本当の復興とは何か? 言葉にできないその答えを、映画はそっと静かに映しだす。
監督・撮影・プロデューサー:島田隆一
助監督・録音:國友勇吾
編集:秦岳志
整音:川上拓也
音楽:稲森安太己
公式HP https://hirono-movie.com/index.php