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『アイヌモシㇼ』

柵の中をじっと見つめる少年
11月1日(日)〜11月15日(日) 12:50〜14:14 <水曜休映>
11月16日(月)〜11月30日(月) 15:00〜16:24 <水曜休映>
(2020年製作/84分/日本・アメリカ・中国合作)※日本語字幕・音声ガイドあり
ちかくてとおい、ぼくが住む町のお話
アイヌの血を引く少年の成長を通して現代に生きるアイヌ民族のリアルな姿をみずみずしく描き、第19回トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した人間ドラマ。北海道阿寒湖畔のアイヌコタンでアイヌ民芸品店を営む 母と暮らす14歳の少年カントは、アイヌ文化に触れながら育ってきたが、 1年前に父を亡くして以来、アイヌ文化と距離を置くようになっていた。その一方で、友人と組んだバンドの練習に没頭し、中学卒業後は高校進学のため故郷を離れることを決めていた。そんな中、カントの父の友人だったアイヌコタンの中心的人物デボは、カントをキャンプへ連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教え込もうとする。自らもアイヌの血を引く下倉幹人が演技初挑戦にして主演を務め、アイデンティティに揺れる主人公カントを演じた。監督は、前作「リベリアの白い血」が国内外で高く評価された新鋭・福永壮志。
 
監督・脚本:福永壮志
プロデューサー:エリック・ニアリ、三宅はるえ
出演:下倉幹人 、辺デボ、下倉絵美、西田正男、松田健治、床州生、平浮隆二、廣野洋、リリー・フランキー、三浦透子ほか

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同じ月の上映作品

GOZE 大人になったハルと、子供のハル。そしてそれをやさしく見つめ微笑む母のトメ。
11月1日(日)〜11月30日(月)*水曜休映

『瞽女 GOZE』

2019年製作/109分/日本
三味線を奏で、語り物などを歌いながら、各地を門付けして歩く、盲目の女旅芸人・瞽女(ごぜ)。国の無形文化財保持者でもある最後の瞽女、故・小林ハルさんの半生を描いた人間ドラマ。生後3カ月で失明したハルは7歳で瞽女になる。母のトメはハルが瞽女になると、子を思う愛情の深さゆえに、心を鬼にしてハルを厳しくしつける。母と子の究極の愛が見えるとき、彼女は何を想うのか。
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テレビ局を見つめるスーツ姿の男性。空には無数の鳥たちが飛び交っている。
11月 1日(日)〜11月30日(月)*水曜休映

『はりぼて』

(2020年製作/100分/日本)※日本語字幕・音声ガイドあり
“有権者に占める自民党員の割合が10年連続日本一”である保守王国、富山県にて、小さなテレビ局が地方政治の不正に挑み、報道によって人間の狡猾さと滑稽さを浮き彫りにする様子を描いたドキュメンタリー。
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シュレッダーごみが詰められた袋を担ぎ、こちらを振り返る主人公、西村有さん(仮名)。赤い太文字でタイトル『アリ地獄天国』。
11月1日(日)〜11月30日(月)

『アリ地獄天国』

(2019年製作/98分/日本/ドキュメンタリー) ※日本語字幕・音声ガイドあり
理不尽な労働環境に置かれた社員が個人加盟の労働組合に加わり、会社の改善を求めて闘った3年間の告発ドキュメンタリー映画。本作の主人公、西村有さん(仮名)は34歳の営業職で、成績はトップ。あまりにもひどい会社の方針に異議を唱え、次第にたくましく変わってゆく。理不尽な社会で生き残るためのロードームービー(労働映画)。結末はいかに!■土屋監督舞台挨拶あり:11/7、14
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プロメア
11月1日(日)〜15日(日)<水曜、14日(土)休映>

『プロメア(前日譚つき)』

(2019年製作/131分/日本/アニメーション)
突然変異で誕生した、炎を操る人種<バーニッシュ>。一部攻撃的な面々は<マッドバーニッシュ>を名乗り、世界に襲い掛かる。火災を鎮火すべく、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」が結成され、それぞれの熱き信念を胸に、激しくぶつかり合う。 チュプキでの『プロメア』上映から1周年を迎えました!2周年目もよろしくお願いします!
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