『 うたのはじまり』 』
(2020年/日本/86分/PG12/ドキュメンタリー)
※絵字幕版(日本語字幕あり)・音声ガイドあり
上映日時:6月13日(土)〜30日(火) 15時20分~16時46分 <水曜定休>
新型コロナウイルス対策として、6月13日(土)の上映より当面の間、
座席は間隔をあけてご利用いただき、席数は10席とさせていただきます。
ご来館の前に下記のリンクから、当館のウイルス対策についてご一読をお願いいたします。
https://chupki.jpn.org/archives/5862
■■■6月6日より受付開始■■■
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だいじょーぶって、心からこぼれおちた。
ある日、息子への子守歌が生まれた――。
“ろう”の写真家が、嫌いだった「うた」と出会うまでの記録。
写真家、齋藤陽道(さいとうはるみち)。16歳のとき手話と出会い、おのおのの手話に違いがあることを知るにつれ「声には、様々な色がある」と実感し、20歳で補聴器を捨て、カメラを持った。
写真家として俳優・窪田正孝の写真集やさまざまなミュージシャンの撮影、著書『異なり記念日』『声めぐり』で広く知られる存在となり、昨年は写真集『感動、』を刊行した。
「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ彼と、同じく“ろう”の写真家である妻・盛山麻奈美。息子を授かるが、聴者である息子との対話の難しさや音楽教育への疑問にぶち当たり、「うた」を嫌いになってしまう。
しかし、自分の口からふとこぼれた子守歌をきっかけに、ある変化が訪れる。
(抱いた赤子に突然泣かれ、ふと子守歌がこぼれる、誰にでもある経験。音は「どんな色をして、どんな形をしているのだろうか?」。無意識に現れた「うた」は一体どこから来たのか。)
監督は、古川日出男等による朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を追ったドキュメンタリー映画『ほんとうのうた 朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って』、七尾旅人が戦死自衛官に扮したライブ映像作品『兵士A』を手がけた河合宏樹。
〈絵字幕版(バリアフリー日本語字幕付き上映)〉について
本作では音楽を字幕ではなく、絵で表現しています。
映画のなかの「うた」をどのように表現するか頭を悩ませていた齋藤陽道さん。
”まったく新しい形による「うた」の表現となっているのではないか”、と話されています。
ぜひ新しい「うた」を感じてください。
映画『うたのはじまり』劇中出産シーンについて
本作の劇中には出産シーンがあります。映倫(映画倫理機構)の審査結果では【PG12】(※小学生には助言・指導が必要)という区分ではございますが、お子様や体調の優れない方、持病をお持ちの方には刺激の強い描写となっておりますので、予めご留意のうえご鑑賞ください。
監督・撮影・編集:河合宏樹
整音:葛西敏彦
字幕作成:Palabra株式会社
Score Drawing:小指
出演:齋藤陽道、盛山麻奈美、盛山樹、七尾旅人、飴屋法水、CANTUS、ころすけ、くるみ、齋藤美津子、北原倫子、藤本孟夫
『うたのはじまり』オフィシャルサイト http://utanohajimari.com/
■齋藤陽道さんの著書「声めぐり」、写真集「感動、」販売!■
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【チケット料金】
一般 1,500円/シニア (60才以上)・学生・ユース(22才以下) 1,000円/中学生以下 500円/チュプキサポーター会員1,300円
※お支払いは当日受付にて、お取り扱いは現金のみとなります。(キャッシュレス決済準備中)
■料金制度・ご入場に関するご注意・劇場へのアクセスについては、
コチラ https://chupki.jpn.org/about でご確認いただけます。