(C)37Seconds filmpartners
『37セカンズ』
(2019年/日本・アメリカ合作/115分/PG12)※日本語字幕・音声ガイドあり
上映日時:3月1日(日)〜15日(日)14:50〜16:45 <水曜定休>
3月16日(月)〜31日(火)17:05〜19:00 <水曜定休>
NEW!『37セカンズ』で、ゆるっと話そう
〈ゆるっと話そう〉は毎月1回、1作品をピックアップし、
映画を観た人同士が感想を交わし合う、45分のアフタートークタイムです。
日 時:2020年3月28日(土)19:10(17:05の回終映後)〜19:55
参加費:投げ銭制 \500〜、予約:不要
・詳しくはこちら https://chupki.jpn.org/archives/5441
・これまでの開催についてはこちらのブログご参照ください。
https://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2020/01/19/114025
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私の「時間」が刻みはじめる。
37秒間 それは、生まれてきた時息をしていなかった時間。
生まれた時に37秒間呼吸ができなかったことで身体に障害を抱え、車椅子生活を送る貴田ユマ。ユマの世話をすることが生きがいのシングルマザー・恭子と共に暮らしながら、漫画家のゴーストライターをしている。
独り立ちをしたい、自分の名前で大好きな漫画を描きたいと思う一心で、自作の漫画を出版社に持ち込むが一蹴されてしまう。
そんな時に目にしたのは、公園の片隅に捨てられたアダルトコミック誌。
編集部に電話し、原稿を持ち込んだユマに編集長の藤本が言う。
「作家に経験がないのに、いい作品は作れないのよ。妄想だけで書いたエロ漫画なんて面白くないでしょ」
漫画を完成させるためには、自分で経験しなければ描けないー その思いは自我と自立の第一歩となる。
やがて、歓楽街で出会った電動車いすを自在に操る障害者のクマ、障害者を中心にサービスを行うデリヘル嬢の舞、介護福祉士・俊哉との出会いが新たな世界の扉を開いていく。
「障害があろうがなかろうが、あなた次第」
想像を超え、常識と国境をも超えて、ひとりの女性として、人間として、ユマの人生は大きく変わっていくのだった。
主演は、出まれた時に脳性麻痺となった佳山 明(かやま めい)。オーディションでHIKARI監督に見いだされた彼女は、日本福祉大学を卒業し、社会福祉士の資格を取得しており、本作が演技初挑戦となる。
神野三鈴、渡辺真起子、大東駿介、板谷由夏ら実力派俳優が脇を固め、当館で2018年に上映した「パーフェクト・レボリューション」のモデルとなった熊篠慶彦も出演している。
2016年、世界のインディーズ作家の登竜門であるサンダンス映画祭とNHKが主宰する脚本ワークショップで代表作品に選ばれ、映画化へ動き出した本作。
2019年3月、ついに、世界三大映画祭のひとつ第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門でワールドプレミア上映され、観客賞と国際アートシネマ連盟賞を史上初のW受賞と言う快挙を遂げた。
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監督・脚本:HIKARI
プロデューサー:山口晋 HIKARI
撮影:スティーヴン・ブレイハット 江崎朋生
編集:トーマス・A・クルーガー
美術:宇山隆之
音楽:Aska Matsumiya
主題歌:CHAI
出演:佳山明、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、熊篠慶彦、萩原みのり、宇野祥平、芋生悠、渋川清彦、奥野瑛太、石橋静河、尾美としのり、板谷由夏
『37セカンズ』公式サイト http://37seconds.jp/
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【チケット料金】※本作品のみ、料金が異なります。
一般1800円、大学生 1500円、シニア(60才以上)1100円、高校生以下1000円、サポータークラブ会員1300円
※ムビチケのお取り扱いはございません。
※お支払いは当日受付にて、お取り扱いは現金のみとなります。
■料金制度・ご入場に関するご注意・劇場へのアクセスについては、
コチラ https://chupki.jpn.org/about でご確認いただけます。