Facebookアイコン Twitterアイコン YouTubeアイコン Instagramアイコン Noteアイコン

『みんな、おしゃべり!』当館封切り作品

同じ月の上映作品

12月5日(金)~12月13日(土) 13時00分~14時40分 *10日(水)休映

『夏休みの記録』

2025年製作/95分/日本
近年様々なメディアで「難民」や「仮放免者」として在日クルド人の存在が伝えられている。他方で彼らを「難民ではない」とする声もある。しかし「難民」や「仮放免者」であるかないかに関わらず、彼らは今すでに同じ街に暮らしている。その彼らと私たちはどのように向き合えばいいのだろうか。 本作『夏休みの記録』は監督の川田と同じマンションに暮らすクルド人姉弟が夏休みの宿題をする様子と、母親たちが日本語を勉強する姿を記録したものである。それはメディアで報じられる悲劇的な「難民」や「仮放免者」でもなく、SNSで語られる暴力的な「クルド人」でもなく、目の前の「隣人」として出会った彼らの姿である。
詳細ページ
「黒川の女たち」ポスター画像
11月29日(土)〜12月4日(木) *3日(水)休映 10時00分〜11時44分 /12月26日(金)〜12月31日(水) 14時45分〜15時59分

『黒川の女たち』アンコール上映決定!

2025年製作/99分/日本/ドキュメンタリー
記憶が歴史になる前に、未来へ遺す。 戦禍を生きた人々の証言。

80年前の戦時下、国策のもと実施された満蒙開拓により、中国はるか満洲の地に渡った開拓団。日本の敗戦が色濃くなる中、突如としてソ連軍が満洲に侵攻した。守ってくれるはずの関東軍の姿もなく満蒙開拓団は過酷な状況に追い込まれ、集団自決を選択した開拓団もあれば、逃げ続けた末に息絶えた人も多かった。そんな中、岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るために、敵であるソ連軍に助けを求めた。しかしその見返りは、数えで18歳以上の女性たちによる接待だった。帰国後、女性たちを待っていたのは労いではなく、差別と偏見の目。節操のない誹謗中傷。同情から口を塞ぐ村の人々。 身も心も傷を負った女性たちの声はかき消され、この事実は長年伏せられてきた。だが、黒川の女性たちは手を携えた。 したこと、されたこと、みてきたこと。幾重にも重なる加害の事実と、犠牲の史実を封印させないために―。
詳細ページ
『もうひとつのヒロシマーアリランのうたー』ポスター画像
11月29日(土)〜12月4日(木) 12時10分〜13時13分 *3日(水)休映

『もうひとつのヒロシマーアリランのうた』アンコール上映決定!

1986年製作/58分/日本/ドキュメンタリー
父や母たちは、未曾有の原爆惨禍を証言して、人類の未来を証言する

日本の植民地支配によって被爆を余儀なくされたコリアン原爆被爆者の声を掘り起こした朴壽南の第一作目の監督作品。 広島の原爆スラムに住み込み「ピカに38度線はない」と同胞に呼びかけ20年の歳月をかけ被爆体験の証言を集めた。 日本の平和運動の中で語られることのなかった在日、在韓被爆者たちの存在が大きな衝撃を呼び、自主上映は全国300カ所以上に広がった。 ◉朴監督最新作『よみがえる声』を9月1日〜7日に上映します。
詳細ページ
『よみがえる声』ポスター画像
12月5日(金)〜12月13日(土) 10時00分〜12時33分 *10日(水)休映

『よみがえる声』アンコール上映決定!

2025年製作/148分/日本・韓国合作/ドキュメンタリー
歴史の闇に埋もれながら、なおも響き続ける証言の数々ー 90歳の母から戦後世代の娘へ。ともに歴史の襞に耳を澄ます
歴史に埋もれる声なき者たちの物語を刻銘に記録したドキュメンタリー 在日朝鮮人2世である映画作家・朴壽南(パク・スナム)は、2025年に90歳を迎える。彼女と娘の朴麻衣(パク・マイ)が共同で監督したドキュメンタリー『よみがえる声』は、約40年前から朴壽南が撮り続けていた16mmフィルムを基に制作された。広島や長崎で原爆被害を受けた朝鮮人、長崎の軍艦島に連行された徴用工、沖縄戦の朝鮮人元軍属、そして日本軍の「慰安婦」にされた女性たちの声なき物語を描き出す。
詳細ページ