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2017年10月1日〜14日『地球交響曲 第七番』

地球交響曲 第七番

『地球交響曲 第七番』
(2010年/日本/126分)
上映時間:10時30分~12時36分

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 「第七番」は、母なる星GAIAからミクロのバクテリアまで、この世の全ての生命体が、その内部に秘めている生命の叡智・自然治癒力の、健やかな発現を願い、祈る作品にしたい、と考えています。

 自然治癒力とは、ふだんから全ての生命体の中で働き続けていて、その複雑極まりない生命システム全体の統一と調和を整えている“目には見えない力”のことです。時に、その生命体が命の危機に遭遇した時、それ迄の自分の生命システムを一気に変えて、その危機的状況下でも生き延びることのできる新しい生命システムに組み替えてゆく、神秘的な力も秘めています。
 ごく稀な例とはいえ、末期癌や不治の病から奇跡的に生還され、健やかに生き続け、穏やかに生を全うされた方々の話をお聞きになったことがあるでしょう。彼らは異口同音に言います。
 「命の危機に遭遇した時、その苦しみを忌むべきこととは捉えず、かけがえのない試練と受け止め、感謝の想いすら持って、からだの内なる声にしたがって、今、自分にできることを精一杯やっていると、フト気が付くと死の淵から生還していた」というのです。
 すなわち、危機的状況下で自然治癒力が、健やかな方向に発現するか否かのひとつの鍵は私たちの心のあり方にあったのです。
今、母なる星GAIAは悪性の肺炎に苦しんでいます。過激化する天候異変は、自らの力で病を癒そうとするGAIAの巨大な自然治癒力の現れです。そして、私達人類は、そのGAIAの心を荷う存在です。
 「第七番」では「GAIAの自然治癒力」の健やかな発現を願って、GAIA本来の「心」とはなにか、その「心」に寄り添うために、私達人類は今、なにに気付き、なにを捨て、なにを取り戻すべきか、を問いたいと思います。

監督:龍村 仁
出演:アンドルー・ワイル(アリゾナ大学医学部教授、医学博士)、高野孝子(環境教育活動家、NPO法人エコプラス主宰)、グレッグ・レモン(元「ツール・ド・フランス」チャンピオン)

オフィシャルサイト
http://gaiasymphony.com/gaiasymphony/no7

予告編

チケット料金:一般 1,500円/シニア(60才以上)1,000円/学生 1,000円/中学生以下 500円

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「黒川の女たち」ポスター画像
10月2日(木)〜17日(金) 10時00分〜11時44分 *水曜休 10月11日(土)〜17日(金) 12時00分〜13時44分

『黒川の女たち』

2025年製作/99分/日本/ドキュメンタリー
<10月追加上映決定!ご予約受付中>
記憶が歴史になる前に、未来へ遺す。 戦禍を生きた人々の証言。

80年前の戦時下、国策のもと実施された満蒙開拓により、中国はるか満洲の地に渡った開拓団。日本の敗戦が色濃くなる中、突如としてソ連軍が満洲に侵攻した。守ってくれるはずの関東軍の姿もなく満蒙開拓団は過酷な状況に追い込まれ、集団自決を選択した開拓団もあれば、逃げ続けた末に息絶えた人も多かった。そんな中、岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るために、敵であるソ連軍に助けを求めた。しかしその見返りは、数えで18歳以上の女性たちによる接待だった。帰国後、女性たちを待っていたのは労いではなく、差別と偏見の目。節操のない誹謗中傷。同情から口を塞ぐ村の人々。 身も心も傷を負った女性たちの声はかき消され、この事実は長年伏せられてきた。だが、黒川の女性たちは手を携えた。 したこと、されたこと、みてきたこと。幾重にも重なる加害の事実と、犠牲の史実を封印させないために―。
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『よみがえる声』ポスター画像
9月1日(月)〜7日(日) 9時30分〜12時03分 *水曜休 10月2日(木)〜10日(金) 12時10分〜14時43分 *水曜休

『よみがえる声』10月2日〜10日まで追加上映決定!

(2025年製作/148分/日本・韓国合作/ドキュメンタリー)
歴史の闇に埋もれながら、なおも響き続ける証言の数々ー 90歳の母から戦後世代の娘へ。ともに歴史の襞に耳を澄ます
歴史に埋もれる声なき者たちの物語を刻銘に記録したドキュメンタリー 在日朝鮮人2世である映画作家・朴壽南(パク・スナム)は、2025年に90歳を迎える。彼女と娘の朴麻衣(パク・マイ)が共同で監督したドキュメンタリー『よみがえる声』は、約40年前から朴壽南が撮り続けていた16mmフィルムを基に制作された。広島や長崎で原爆被害を受けた朝鮮人、長崎の軍艦島に連行された徴用工、沖縄戦の朝鮮人元軍属、そして日本軍の「慰安婦」にされた女性たちの声なき物語を描き出す。
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10/2木~10/10金 15:00~17:04 *8日(水)休映
10/11土~10/17金 16:40~18:44 *15日(水)休映

『それでも私は Though I’m His Daughter』

2025年製作/119分/G/日本
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『中山教頭の人生テスト』ポスタービジュアル
10月2日(木)~10日(金) 17時30分~19時40分/10月11日(土)~17日(金) 14時05分~16時15分/*水曜休映

『中山教頭の人生テスト』

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山梨県のとある小学校。教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活30年を迎えた教育現場のベテラン。とても真面目な性格で、誰に対しても物腰柔らかく接する反面、流されやすくどうにも頼りない人物だ。4年前に妻に先立たれた彼は、中学2年生の娘との将来のために校長への昇進を目指しているものの、日々の忙しさから受験勉強はうまく進まない。
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