CINEMA Chupki TABATA

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今月の上映

6月16日(月)〜7日1(火)
*18日,25日(水)休映

10:00〜12:16 侍タイムスリッパー
12:40〜14:11 かなさんどー
14:25〜16:39 太陽(ティダ)の運命
17:00〜18:52 米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー *6/26のみ 17:10-
19:20〜20:48 Underground アンダーグラウンド *20(金)休映

7月2日(水)今を生きるアイヌ・UtaEさんと一緒に創るプロジェクト

12:00~14:30 ハポネタイ 〜母なる森を未来へつなぐ〜 個人史上映+トーク
16:00~18:30 ハポネタイ 〜母なる森を未来へつなぐ〜 個人史上映+トーク

7月3日(木)〜15日(火) *9日(水曜)休映

10:00〜11:39 104歳、哲代さんのひとり暮らし
12:10〜14:03 光る川
14:30〜16:35 35年目のラブレター
16:55〜18:47 ケナは韓国が嫌いで
19:15〜20:55 ノー・アザー・ランド 故郷は他にない *12日(土)休映
営業時間
◉休館日:水曜日 ◉オープン時間: 初回上映の30分前
『侍タイムスリッパー』ポスタービジュアル
アンコール上映決定!6月16日(月)〜7月1日(火) 10:00〜12:16 *水曜休映

『侍タイムスリッパー』

2024年/131分/日本
たった1館での封切られ、初日からSNSで絶賛の嵐!満を持して全国拡大決定!

時は幕末、京の夜。会津藩士・高坂新左衛門は、密命のターゲットである長州藩士と刃を交えた刹那、落雷により気を失う。眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。行く先々で騒ぎを起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだと知り愕然となる新左衛門。一度は死を覚悟したものの、やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と、磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩く。「斬られ役」として生きていくために…。
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「かなさんどー」ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 12時40分~14時11分 *18日,25日(水)休映

『かなさんどー』

2024年製作/86分/日本
7年ぶりの帰郷。 見つけたのは、今は亡き〈母の日記〉。
記憶の糸をたぐり、 いま、止まっていた 時計が再び動きはじめる


妻・町子 (堀内敬子) を失った父・悟 (浅野忠信) は、年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。 娘の美花 (松田るか)は、母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せずにいる。そんな父・ 悟の命が危ないと知らせを受け、苦渋のなか故郷・沖縄県伊江島へ帰ることに。 父との関係を一向に修復しようとしない美花だが、島の自然に囲まれ両親と過ごしたかけがえのない時間を思い返すなか、生前に母が記していた大切な日記を見つける。 そこで知ったのは母の真の想い、そして父と母だけが知る …。

お笑いコンビ「ガレッジセール」で”ゴリ”として活躍する傍ら映画作りに真摯に向き合う照屋監督。『洗骨」 (19) から6年新たな傑作が誕生した。
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『太陽(ティダ)の運命』ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 14時25分~16時39分 ★追加上映決定!7月16日(水)3回上映します!

『太陽(ティダ)の運命』

2025年製作/129分/日本/ドキュメンタリー
沖縄にはこの国の矛盾が詰まっている ....筑紫哲也
平和を追い求め、理不尽に抗い、信念に生きた二人の男 その熱き闘いの記録

政治的立場は正反対であり、互いに反目しながらも国と激しく対峙した二人の沖縄県知事がいた。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事の翁長雄志(任期2014~18年)である。ともに県民から幅広い支持を得、保革にとらわれず県政を運営した。大田は、軍用地強制使用の代理署名拒否、一方の翁長は、辺野古埋め立て承認の取り消しによって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。 大田と翁長、二人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。そこから見えるこの国の現在地とは―。
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「アメリカが最も恐れた男 その名は、カメジロー」のポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 17時00分~18時52分 *18日,25日(水)休映

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』

2017年製作/日本/107分/ドキュメンタリー
アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画。 なぜ、沖縄の人々は声を上げ続けるのか、その原点はカメジローにあった━。

第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人“弾圧”を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家、亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていくドキュメンタリー。
  「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、筑紫哲也氏の薫陶を受けた佐古忠彦初監督作品。 作品の主旨に共感した坂本龍一による、オリジナル楽曲書き下ろし。語りには、名バイプレイヤー、大杉漣が参加。
佐古監督の最新作『太陽(ティダ)の運命』も上映!
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「アンダーグラウンド」ポスター画像
6月16日(月)〜7月1日(火) 19時20分~20時48分 *18日,25日(水),20日(金)休映

『Underground アンダーグラウンド』

2024年製作/83分/日本
鬼才タル・ベーラの愛弟子、小田香が描き出す、ドキュメンタリーを遥かに超えた異形の空間
世界が開いていく

五感を研ぎ澄ませ
地下の暗闇から、蠢く怪物のように「シャドウ(影)」が姿を現す。シャドウ(影)はある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。滲み出す地下水に濡れる、地下鉄が走る音を聞き、戦争により多くの人々が命を失ったほら穴の中で死者達の声に耳を澄ませる。山奥の寺では、洞窟に続く、壁面に掘られた仏たちのために読経する僧侶の傍らに身を寄せる。そんな道行きの中、シャドウ(影)は、かつてそこで起きたことをトレースしていくようになり、ふと入った映画館で出くわした映像に導かれ、湖の底に沈んだ街に向かうのだったーー
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来月の上映

7月3日(木)~15日(火) 10時00分〜11時39分 *9日(水)休映

『104歳、哲代さんのひとり暮らし』

2024年製作/94分/G/日本
老いを受け止め、自由な心で変えていく暮らし。
いくつになっても幸せに生きるヒントをくれるドキュメンタリー。

広島県尾道市。自然豊かな山あいの町で100歳を超えてひとり暮らしを続けている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域のために尽くしてきました。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあい、笑いあいながら過ごしています。 いりこの味噌汁を作り、家の周りの草をとり、お茶を囲んで語り合う。時には体調を崩して病院にお世話になることもありますが、年齢を重ねてできないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていきます。 なんでも美味しく、誰とでも楽しく、いつだってご機嫌に。 そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々をみつめたドキュメンタリーです。
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7月3日(木)~15日(火) 12時10分〜14時03分 *9日(水)休映

『光る川』

2024年製作/108分/日本
川を、時を、さかのぼっていくーー
日本の高度経済成長が始まった1958年。 大きな川の上流、山間の集落で暮らす少年ユツチャ。 森林伐採の影響もあるのか、家族は年々深刻化していく台風による洪水の被害に脅かされている。 夏休みの終わり、集落に紙芝居屋がやってきた。 演目は土地にずっと伝わる里の娘・お葉と山の民である木地屋の青年・湖の悲恋。 お葉の涙が溢れかえるように数十年に一度、恐ろしい洪水が起きるという。 紙芝居の物語との不思議なシンクロを体験したユウチャは、現実でも家族を脅かす洪水を防ぎ、さらには哀しみに囚われたままのお葉の魂を解放したいと願い行くからの言い伝えに従って川をさかのぼり、山奥の淵へ向かう・・・
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7月3日(木)~15日(火) 14時30分〜16時35分 *9日(水)休映

『35年目のラブレター』

2025年製作/120分/G/日本
「君は、僕と結婚して、幸せでしたか?」
西畑保、65歳。文字の読み書きができない。そんな彼の側にはいつも最愛の妻・皎子がいた。 保は貧しい家に生まれ、ほとんど学校へ通えず大人になった。生きづらい日々を過ごしてきたが、皎子と運命的に出会い、めでたく結婚。しかし、その手放したくない幸せ故に保は読み書きができないことを言い出せずにいた。半年後、ついにひた隠しにしてきた秘密が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は保の手をとりながらこう告げた。 「今日から私があなたの手になる」その言葉に、その眼差しに、保は救われた。 どんな時も寄り添い支えてくれた皎子へ感謝のラブレターを書きたい。定年退職を機に保は一大決心し夜間中学に通い始める。担任の谷山恵先生のじっくりと粘り強い教えや年齢・国籍も異なる同級生たちと共に学ぶ日々で少しずつ文字を覚えていく保。だが老齢のため物覚えも悪く、気付けば5年以上の月日が経過した頃、一字また一字と書いては消しまた書くひたむきな保と、それを見るともなく見守る皎子は結婚35年目を迎えていた。変わらない日常がいつまでも続くと思っていた。なかなか書き上げられずにいたラブレターがようやく形になろうとしていた頃、皎子が病魔におそわれて……。
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『ケナは韓国が嫌いで』ポスタービジュアル
7月3日(木)~15日(火) 16時55分〜18時47分 *9日(水)休映

『ケナは韓国が嫌いで』

2024年製作/107分/韓国
ここから抜け出すことにした。
「82年生まれ、キム・ジヨン」に続くベストセラー小説、待望の映画化


ソウル郊外で両親と妹と共に暮らす28歳のケナ(コ・アソン)。大学を卒業後、金融会社に就職し、毎日片道2時間かけてソウル市内の会社に通勤している。仕事には関心がなく、上層部の顔色を伺う上司に辟易する日々。地獄のような通勤、興味のない仕事、恋人との不透明な未来、古い価値観を押しつけてくる家族との息の詰まる日々ーー。

「自分には落ち度がないのに、ここでは幸せになれない」。

ケナは、韓国を抜け出すことを決意する。
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アンコール上映!7月3日(木)〜15日(火) 19時15分〜20時55分 *9日(水),12(土)休映

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』

2024年製作/95分/G/ノルウェー・パレスチナ合作/ドキュメンタリー
それでも僕たちは、この現実を変えたい
ヨルダン川西岸地区のマサーフェル・ヤッタで生まれ育ったパレスチナ人の青年バーセルは、イスラエル軍の占領が進み、村人たちの家々が壊されていく故郷の様子を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信していた。そんな彼のもとにイスラエル人ジャーナリスト、ユヴァルが訪れる。非人道的で暴力的な自国政府の行いに心を痛めていた彼は、バーセルの活動に協力しようと、危険を冒してこの村にやってきたのだった。 同じ想いで行動を共にし、少しずつ互いの境遇や気持ちを語り合ううちに、同じ年齢である2人の間には思いがけず友情が芽生えていく。しかしその間にも、軍の破壊行為は過激さを増し、彼らがカメラに収める映像にも、徐々に痛ましい犠牲者の姿が増えていくのだった―。
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『小学校〜それは小さな社会〜』
★アンコール上映★ 7月17日(木)〜29日(火)10時00分~11時44分 *23日(水)休映

『小学校〜それは小さな社会〜』

2023年製作/99分/日本・アメリカ・フィンランド・フランス/ドキュメンタリー
イギリス人の父と日本人の母を持つ山崎エマ監督は、大阪の公立小学校を卒業後、中高はインターナショナル・スクールに通い、アメリカの大学へ進学した。ニューヨークに暮らしながら彼女は、自身の“強み”はすべて、公立小学校時代に学んだ“責任感”や“勤勉さ”などに由来していることに気づく。

「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているのではないか」との思いを強めた彼女は、日本社会の未来を考える上でも、公立小学校を舞台に映画を撮りたいと思った。

日本人である私たちが当たり前にやっていることも、海外から見ると驚きでいっぱいなのだ。 いま、小学校を知ることは、未来の日本を考えることだ、と作品は投げかける。
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7月17日(木)〜7月29日(火) 12時10分〜13時53分 *23日(水)休映

『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』

2020年製作/98分/日本/ドキュメンタリー
質素な暮らしぶりで「世界で最も貧しい大統領」と言われた第40代ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ。2012年に開かれた国連会議で、先進国の大量消費社会を優しい口調ながら痛烈に批判し、その感動的なスピーチ映像は世界中に広まり、日本でも大きな話題を呼んだ。田部井監督は、ムヒカのスピーチに大きな影響を受け、取材を重ねて交流を深めた。16年に初来日を果たした ムヒカが日本人に伝えたかった思いとは?
ご予約・詳細
7月17日(木)~29日(火) 14時15分〜16時05分 *23日(水)休映

『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』

2025年製作/105分/G/日本
みんなの色で、世界はあざやかになる
数十億円の価値がある絵画が発見されたニュースを横目に、夏休みの宿題である“絵”に取り組むのび太。その前に、突然絵の切れ端が落ちてきた。 ひみつ道具「はいりこみライト」を使い絵の中に入って探検していると、不思議な少女・クレアと出会う。彼女の頼みを受けて〈アートリア公国〉を目指すドラえもんたちだったが、そこはなんと、ニュースで話題の絵画に描かれた、中世ヨーロッパの世界だった! そしてその世界には〈アートリアブルー〉という幻の宝石がどこかに眠っているらしい。 絵の中の世界〈アートリア公国〉とは一体・・・? 幻の宝石のひみつを探るドラえもんたち。しかし、〈アートリア公国〉に伝わる“世界滅亡”の伝説が蘇ってしまい、大ピンチに!! はたして、のび太たちは伝説を打ち破り、世界を救うことができるのか!?
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7月17日(木)〜29日(火) 16時30分〜18時16分 *23日(水)休映

『能登デモクラシー』

2025年製作/101分/日本/ドキュメンタリー
2024年1月1日、能登半島地震が発生した。
カメラは思わぬ事態に見舞われた町と人びとの営みをつぶさに見つめる。そして、同年5月に放送されたテレビ版が、穴水に大きな風穴を開けた。「このままでは町がなくなる」。声を寄せ、届け、耳を傾ける。映画は確かな変化の芽吹きを映し出していくのだが――  。 監督は石川テレビの五百旗頭幸男。『はりぼて』では富山市議会の不正を暴き、市議が次々とドミノ辞職。ムラ社会の父権的な空気をあぶり出した『裸のムラ』は、映画公開後に馳浩石川県知事の定例会見拒否問題にまで発展した。映画の終盤、ここぞとばかりに、まことしやかに囁かれる穴水町最大の“タブー”に斬り込んでいく五百旗頭。投げかけた言葉に込めた思いとは。 この町で、この国で、果たして民主主義は生き残れるのか。一縷の望みに賭ける穴水からのラブレター!
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『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
7月17日(木)〜29日(火) 18時45分〜20時53分 *23日(水)休映 

『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

2024年製作/123分/R15+/アメリカ
気弱で繊細な青年は、いかにして歴史に残る怪物になったのか?

20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。
そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領をはじめとする大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選び法さえ無視する冷酷な男だ。そんなコーンがまだ駆け出しでナイーブな“お坊ちゃん”だったトランプを気に入り、〈勝つための3つのルール〉を伝授し服装から生き方まで洗練された人物へと仕立てていく。
やがてトランプはいくつもの大事業を成功させていくのだが、コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく……。
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『ひろしま』ポスター画像
7月31日(木)〜8月15日(金) 10時00分〜11時54分 *6日,13日(水)休映

『ひろしま』

1953年製作/109分/日本
ひろしま 平和への祈り
広島市民ら役8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を再現したー


あの日、1945年、8月6日午前8時15分、みち子の姉町子は警報が解除され疎開作業の最中に、米原先生始めクラスの女学生たちと一緒に被曝した。みち子は爆風で吹き飛ばされた。弟の明夫も黒焦げになった。今ははぐれてしまった遠藤幸男の父・秀雄は、妻・よし子が梁の下敷きで焼け死ぬのをどうすることも出来なかった。陸軍病院に収容された負傷者には、手当の施しようもなく、狂人は続出し、死体は黒山のごとくそこに転がり、さながら生き地獄だった。しかし軍部はひたすら聖戦完逐を煽るのだった・・・。
ご予約・詳細
『もうひとつのヒロシマーアリランのうたー』ポスター画像
7月31日(木)〜8月15日(金) 12時15分〜13時18分 *6日,13日(水)休映

『もうひとつのヒロシマーアリランのうた』

1986年製作/58分/日本
父や母たちは、未曾有の原爆惨禍を証言して、人類の未来を証言する

日本の植民地支配によって被爆を余儀なくされたコリアン原爆被爆者の声を掘り起こした朴壽南の第一作目の監督作品。 広島の原爆スラムに住み込み「ピカに38度線はない」と同胞に呼びかけ20年の歳月をかけ被爆体験の証言を集めた。 日本の平和運動の中で語られることのなかった在日、在韓被爆者たちの存在が大きな衝撃を呼び、自主上映は全国300カ所以上に広がった。
ご予約・詳細
7月31日(木)~8月15日(金) 16:10~18:18 *水曜休映 8月16日(土)~21日(金) 16:40~18:48 *水曜休映

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』

1983年/123分/日本・イギリス・ニュージーランド合作
戦闘シーンのない戦争映画。出演者は全て男。
戦争の闇を容赦なく描く 大島渚監督、最大のヒット作

  1942年。第2次大戦中のインドネシア、ジャワ島山中。 日本軍捕虜収容所を舞台に、極限状態に置かれた男たちの相克を描いた異色のヒューマンドラマ。 カネモト(ジョニー大倉)がオランダの男性兵デ・ヨンを犯すという事件が起きた。 日本語を流暢に話す英国軍中佐ロレンス(トム・コンティ)と、粗暴な軍曹ハラ(ビートたけし)の奇妙な友情、 ハラの上官で陸軍大尉のヨノイ(坂本龍一)と連合軍捕虜セリアズ少佐(デヴィット・ボウイ)の愛情めいた関係を中心に、異なる宗教観や道徳感が交差するなか、日本軍人と西洋人捕虜との関係が興味深く描かれる。 「愛のコリーダ」でセンセーショナルを巻き起こした大島渚監督が、坂本龍一、ビートたけし、そしてあのデビッド・ボウイといった国内外の異色キャストで創り上げた唯一無二の作品。 坂本龍一作曲の、誰もが耳にしたことがある「戦メリ」のテーマ曲も高い評価を得た。 2021年、デジタル素材に修復した「4K修復版」での上映。 「間違っている」のは誰であろうか。
ご予約・詳細
7月31日(木)~8月15日(金) 18時45分~20時46分 *6日,13日(水)休映

『BAUS 映画から船出した映画館』

2024年製作/116分/G/日本
多くの観客と作り手に愛された文化の交差点<吉祥寺バウスシアター>と、 時流に翻弄されながらも、その場所を守り続けた家族をめぐる約90年の物語。

1927年。活動写真に魅了され、「あした」を夢見て青森から上京したサネオとハジメは、ひょんなことから吉祥寺初の映画館”井の頭会館”で働き始める。兄・ハジメは活弁士、弟・サネオは社長として奮闘。 劇場のさらなる発展を目指す二人だったが、戦争の足音がすぐそこまで迫っていたー。
ご予約・詳細
「黒川の女たち」ポスター画像
8月16日(土)〜31日(日) 10時00分〜11時44分 *20日,27日(水)休映

『黒川の女たち』

2025年製作/99分/G/日本
「私は昔のことだけは忘れません。満州で死ぬか生きるかを問うたんです。」 今から10年ほど前、敗戦直後の満洲で起きた性暴力の実態を佐藤ハルエ、安江善子が自ら告白した。当時、ソ連軍に差し出された女性は15人。数えで18歳以上の未婚女性が犠牲となった。 今はどこにもない国、満洲国。岐阜県にある白川町黒川からも佐藤ハルエ、安江善子を含む650人余りの人々が黒川開拓団として海を渡り、丸5年その国で生活を送った。 「満州にいる時より、帰国してからの方が悲しかった。」 性接待の犠牲を払いながらも敗戦から1年、黒川開拓団の人々は帰国した。しかし、帰国した女性たちを待ち受けていたのは差別と偏見の目。二重の苦しみに追い込まれ佐藤ハルエは、故郷を離れるしかなく、未開の地・ひるがのをゼロから開墾し借金をして酪農を始めた。安江玲子は黒川を離れ東京に。夜も眠れない毎日が続いた。水野たづは、決して口外することはなかった。それぞれが思いを抱え、それでもこの思いを口にすることなく、時に性接待の犠牲にあった女性たちのみで集まり涙をこぼした。そんな日々が続いた中、2013年満蒙開拓記念館で行われた「語り部の会」で佐藤ハルエと安江善子が、性暴力にあったことを公の場で明かした。彼女たちの勇気ある告白に、今度は、世代を超えて女性たちが連帯した。彼女たちの犠牲を史実として残す。戦後70余年、黒川の鎮守の森に碑文が建てられ、その歴史が公に刻まれることとなった。 戦後80年の時を経て、女性たちに大きな変化をもたらした。過去に向き合うこと、それは尊厳の回復にもつながることだった。
ご予約・詳細
8月16日(土)〜8月31日(日) 12時15分〜13時40分 *20日,27日(水)休映

『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』

2023年製作/80分/イギリス
私は希望(アマル)。新たな居場所(ふるさと)を求めて、あなたと歩む。
戦争によって家や家族、日常生活のすべてを失った子どもたちの声を
伝えるため、3.5メートルの人形アマルがヨーロッパ横断の旅に出る──


現在、世界で1億人以上の人々が国内外に避難し、難民状態にある。そして、その内の約4割が18歳未満の子どもである。戦争により子どもたちは住み慣れた家や大切な人、教育を受ける権利をも奪われ、貴重な子ども時代を失っている。そうした子どもたちの悲しみや願いを伝えるため、2021年、身長約3.5メートルの人形アマルの旅プロジェクトThe Walkが始まる。アマルはアラビア語で「希望」を意味し、9歳のシリア難民の少女をかたどっている。本作はアマルがシリア国境からヨーロッパを横断する旅路を追いながら、アマルの眼差しから世界の実情を伝え、アマルとともに難民の人たちの声を聴いていく。
ご予約・詳細
8月22日(金)~8月31日(日) 16時40分~18時41分 *27日(水)休映

『ライフ・イズ・ビューティフル』

1997年製作/117分/G/イタリア
90年代の名作をリバイバル上映!
1937年、トスカーナ地方の小さな町へやって来たユダヤ系イタリア人の陽気な男性グイドは、美しい小学校教師ドーラと運命的な出会いを果たす。いつも陽気で機転のきくグイドにドーラも心を奪われ、やがて2人は結婚。息子ジョズエも生まれ家族は幸せな日々を送るが、第2次大戦で駐留してきたナチスによって強制収容所へと連行されてしまう。グイドは幼いジョズエに悲惨な現実を悟られないよう、「これはゲームだ」と偽り、ひたすら陽気に振る舞いながら嘘をつき続けるが……。
特別料金:一律1600円
ご予約・詳細
8月16日(土)〜31日(日) 19時10分〜21時22分 *水曜日,30(土)休映

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』

2024年製作/127分/G/日本
ずっと、なんてない。知ってたけど、知らなかった。
生きる痛みを知ったとき、本当の恋がはじまる。


思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。 学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。 ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた。 思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。 会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と 桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。 その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。 ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲うー。
ご予約・詳細

チュプキについて

チュプキはアイヌ語で「自然界の光」
誰もが楽しめる映画館です。

目の不自由な人も、耳の不自由な人も、
車いすの人も、小さなお子様連れの人も、
だれもがいつでも安心して、
一緒に映画を楽しむことができる、
すべてのお客様を対象とした映画館、
それが、ユニバーサルシアターです。

劇場案内

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チケット料金やご入場に際するご注意、ユニバーサルシアターの特徴や、劇場設備、シアターレンタルについて。

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ユニバーサル上映会の開催をお手伝いいたします。ユニバーサル上映のノウハウと対応作品の検索もできる情報サイトです。

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トピックス

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メディア掲載、noto、過去のトークショーのログ、事業報告など、読みものを集めたページです。

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ショップ

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チュプキのオリジナルグッズや書籍・パンフレットなどが買えるお買い物ページです。

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チュプキまでのアクセス
  • ● JR山手線・京浜東北線 田端駅北口を出て、右方向徒歩5分
  • ● 田端駅北口有人改札にて地図を配布しています。
階段とスロープが並行しています。下りきったところで右折し、
車道の下をくぐって信号のある横断歩道を渡ってください。

ご支援のお願い

日本で唯一の
ユニバーサルシアターとしての運営を継続し、
今後もっと広げていくために、
小さな映画館シネマ・チュプキ・タバタを
皆様に支えていただけましたら幸いです。
ご支援よろしくお願いします。

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