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2024年9月

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10月31日(木)〜11月16日(土) 10時00分~11時44分 *6日,13日(水)休映

『九十歳。何がめでたい』

2024年製作/99分/G/日本
生きづらい世の中を‘‘一笑両断‘‘。
人生100年時代に贈る、前向きになれる痛快エンターテインメント


歯に衣着せぬ物言いで人気の直木賞作家・佐藤愛子。 昨年100歳を迎えた彼女のベストセラー・エッセイ集『九十歳。何がめでたい』 『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作に、90歳を迎えた草笛光子が、 エネルギッシュかつチャーミングに等身大の佐藤愛子を熱演し、映画化! 彼女を支える頑固な中年編集者・吉川真也役に唐沢寿明、愛子の娘・響子役に 真矢ミキ、さらに豪華キャストとゲストが多数登場! 映画『老後の資金がありません!』で老若男女の共感を呼んだ前田哲監督がメガホンをとり、 2024年No.1の笑いと共感の痛快エンターテイメントをお届けします!
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9月1日(月)~7日(土) 12時10分~14時05分 / 9月8日(日)~15日(日) 10時00分~11時55分 *4日,11日(水)休映

『大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜』いせフィルム最新作

2024年製作/110分/日本/ドキュメンタリー
50年におよぶ "大好き"の記憶
てんかんと知的障がいをもつ女性・西村奈緒さんとその母・信子さんの50年の歩みを描いたドキュメンタリー。1995年の「奈緒ちゃん」に始まる“奈緒ちゃんシリーズ”の第5作で、奈緒さんの叔父である伊勢真一監督が一貫して同シリーズを手がけている。
1973年に生まれた奈緒ちゃんは、生後まもなく難治性のてんかんと知的障がいがあることが判明する。幼い頃は重い発作を繰り返し、両親は医者から彼女が長く生きられないと宣告された。しかし、てんかん専門病院での持続的な治療と薬の効果に救われ、信子さんによる「積極的に地域で育てる」という方針のもと、奈緒ちゃんは明るく元気に成長していく。
現在は信子さんが仲間のお母さんたちと立ち上げた地域作業所「ぴぐれっと」のグループホームで暮らし、2週に一度は実家で過ごしている。ついに50歳を迎えた奈緒ちゃんと、常に彼女に寄り添いながら生きてきた信子さんの姿にスポットを当て、50年間におよぶ“いのち”の記憶を映し出す。

最新作公開記念・いせフィルム特集も開催
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9月1日(日)〜9月7日(土) *以降も『大好き』の上映あり

最新作『大好き』公開記念・いせフィルム特集

いせフィルム最新作『大好き』の公開を記念して、特集上映を開催いたします。 トーク企画も交え、新たに辿り出合い直すいせフィルムの映画たち。 いま、ヒューマンドキュメンタリーが語りかけてくれること。 ぜひこのご機会に、ご観賞いただけますと幸いです。

上映映画
『大好き ~奈緒ちゃんとお母さんの50年~』(110分) 『奈緒ちゃん』(98分)
『やさしくなあに ~奈緒ちゃんと家族の35年~』(110分)

『えんとこ』(100分)
『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤 滋』(96分)
『ルーペ カメラマン瀬川順一の眼』(89分)
*「水曜特集~認知症と生きる~」 でもいせフィルム作『ゆめのほとり』と『妻の病』を上映いたします。
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9月1日(月)~7日(土) 16時45分~18時27分/9月8日(日)~15日(日) 17時25分~19時07分 *4日,11日(水)休映

『WALK UP』

2022年製作/97分/G/韓国
それはモノクロームの儚い夢か、
それともパラレルワールドかー
迷える映画監督と4人の女たちが織りなす映像世界


映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を志望する娘のジョンスと一緒に、インテリア デザイナーとして活躍する旧友へオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは1階が レストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がへオクの 作業場になっている。3人は和やかに語り合い、ワインを酌み交わすが、仕事の連絡が入りビョンス はその場を離れる。ビョンスが戻ってくると、そこには娘のジョンスの姿はなく...

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を5度受賞した名匠ホン・サンス監督の長編第28作目
都会の一角にたたずむ地上4階・地下1階建ての小さなアパートを舞台にした人間ドラマ
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9月1日(月)~7日(土) 18時50分~20時29分/9月8日(日)~15日(日) 19時30分~21時09分  *4日,11日(水)休映

『トラペジウム』

2024年製作/94分/G/日本
はじめてアイドルを見た時思ったの
人間って光るんだって


乃木坂46 1期生・高山一実は、2016年から雑誌『ダ・ヴィンチ』で長編小説の執筆に挑戦した。小説のタイトルは『トラペジウム』。現役アイドルとして生きる日々の中で高山が書き綴ったのは、「アイドルを目指す少女の青春物語」だった。 原作者自身の経験や葛藤が込められた小説は、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章で反響を呼び、累計発行部数30万部の大ヒットを達成。 そして、アニメーション映画化企画が始動。長期にわたる映画制作の中で、高山は脚本や音楽などに幅広く携わり、『ぼっち・ざ・ろっく!』『SPY×FAMILY』など数々の人気作品を手掛けるスタジオCloverWorksと制作スタッフ・クリエイターの協力のもと、映画作品として『トラペジウム』を新たに再構築した。 15歳の主人公・東ゆうを演じるのは、新進気鋭の声優・結川あさき。ゆうが結成するアイドルグループ「東西南北」のメンバーのキャストは、西=大河くるみを羊宮妃那、南=華鳥蘭子を上田麗奈、北=亀井美嘉を相川遥花。ゆうの“計画の協力者” 工藤真司を木全翔也(JO1)、ゆうが出会うボランティア団体のお爺さん・伊丹秀一を内村光良が務める。 主題歌は、現在の音楽シーンを牽引する音楽プロジェクト・MAISONdesが担い、ボーカルには、バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」の0期生であり、圧倒的な歌声で国内外で絶大な支持を得るVtuber・星街すいせいを迎え、夢に焦がれて生きる少女の想いを歌い届ける。

夢に取り憑かれた少女・東ゆう。 アイドルになるための計画を進める中で、ゆうは様々な困難にめぐり逢う。 東西南北の“輝く星たち”を仲間にしたゆうが、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは――
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『カムイのうた』ポスター
9月8日(日)~15日(日) 12時25分~14時45分 *11日(水)休映

『カムイのうた』アンコール上映

2023年製作/135分/PG12/日本
アイヌの心には、カムイ(神)が宿る——

全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存してきたアイヌ民族。 その生活も文化も和人が入って来た事で奪われてしまいました。生活の糧であった狩猟・サケ漁が禁止され、住んでいた土地が奪われ、アイヌ語が禁止された差別と迫害の日々。1903年に生まれた知里幸恵さんも差別の中で生きた少女でした。

知里幸恵さんをモデルとした本映画を通じて、北海道の開拓に多く貢献し、差別と迫害と戦い続けてきたアイヌ民族の事を少しでも理解していただき、苛めと差別のない共生社会となり、未来に向かって日本中、そして世界中に融和な社会が拡がることを切に願います。(『カムイのうた』監督:菅原 浩)
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9月8日(日)~9月15日(日) 15時05分~17時05分 *11日(水)休映

ーヤスミン・アフマド監督没後15年記念ー『タレンタイム〜優しい歌』

2009年製作/115分/マレーシア
ーヤスミン・アフマド監督没後15年記念ー

マレー・中国・タミル語等が使われ、民族や宗教が異なる人々が住む多民族国家マレーシア。
ある高校で開催される音楽コンクール“タレンタイム” に望む生徒たちの愛と怒れを抱いた優しい歌で、映画は紡がれていく。
様々な人々が混在する世をそのまま肯定し、民族や宗教の壁を軽やかに越えるヤスミン・アフマド。彼女の生涯最後の長編映画であり、色褪せない名作。
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9月16日(月)~9月30日(日) 12時05分~14時27分 *18日,25日(水)休映

『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』暮らしの思想 佐藤真RETROSPECTIVE

2005年/137分/日本
パレスチナの窮状を、真実を、
和解と共生の地平を、探る。

パレスチナの窮状を全世界に⽰し、生涯にわたりパレスチナ問題に向き合い続けたエドワード・サイード。彼の不在をみつめ、イスラエル・アラブ双⽅の知識⼈たちの証⾔を道標にサイードが求め続けた和解と共⽣の地平を探る映画の旅。
そこにサイードが終生希望を託そうとした未来が見えると思った。(佐藤真/さとう・まこと)

暮らしの思想 佐藤真RETROSPECTIVE
17 年前、49 歳で突然この世を去った稀代のドキュメンタリー作家、佐藤真。 映画史に燦然と輝く傑作の数々が今蘇る。
暮らしの中にある もうひとつの世界の入り口
言葉にからめとられる前の 世界の感触
90 年代~00 年代にかけて数々の傑作を生み出したドキュメンタリー映画作家、佐藤真。彼は社会運動と映画を=(イコール)にしてきた日本ドキュメンタリーの系譜とは異なる独自のスタイルを探求した。ありきたりの「日常」を撮り、その中に潜むもうひとつの世界への入り口を探し、言葉にからめとられる前の世界の感触を伝えた。2007年に突然この世を去ったが、その革新的な手法と映画哲学は高く評価されており現代映画作家を始め多くの人たちに今なお影響を与え続けている。
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9月16日(月)~9月30日(日) 14時50分~17時14分 *18日,25日(水)休映

『違国日記』

2024年製作/139分/G/日本
わかり合えなくても、寄り添えることを知った―。

両親を交通事故で亡くした15歳の朝(早瀬憩)。葬式の席で、親戚たちの心ない言葉が朝を突き刺す。そんな時、槙生(新垣結衣) がまっすぐ言い放った。 「あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない」。 槙生は、誰も引き取ろうとしない朝を勢いで引き取ることに。こうしてほぼ初対面のふたりの、少しぎこちない同居生活がはじまった。人見知りで片付けが苦手な槙生の職業は少女小説家。人懐っこく素直な性格の朝にとって、槙生は間違いなく初めて見るタイプの大人だった。対照的なふたりの生活は、当然のことながら戸惑いの連続。それでも、少しずつ確かにふたりの 距離は近付いていた。だがある日、朝は槙生が隠しごとをしていることを知り、それまでの想いがあふれ出て衝突してしまう―。
原作は、累計発行部数180万部突破のコミック・ヤマシタトモコ作『違国日記』。脚本・監督は瀬田なつき
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9月16日(月)~9月30日(月) 17時40分~19時33分 *18日,25日(水)休映

『アイアム・ア・コメディアン』

2022年製作/108分/G/日本・韓国合作
テレビから消えた

テレビに居場所を失った村本大輔は劇場、ライブに活路を見出し、自分の笑い《スタンダップコメディ》を追求する。 本場アメリカへの武者修行、韓国での出会い、パンデミックの苦悩、知られざる家族との関係。世間から忘れ去られた芸人の真実に『東京クルド』の新鋭ドキュメンタリスト日向史有が迫った3年間の記録。
世間は彼の事を、嫌われ芸人、炎上芸人と揶揄する。彼のことが大嫌いなアンチ村本も多数存在する。テレビで政治的なネタを繰り返したことで、テレビ局が使いにくいから干されたのだと言うと、いや単に面白くないからでしょ、と返される。 本当にそうだろうか?彼が独演会を開催するとLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)が札止めとなる。そう言えば最近テレビで見ないな…。本当にそこにメディアの忖度は働いていなかったのだろうか。
しかし、もはやそんな事はどうでも良いようだ。テレビに居場所を失った彼は日本ではなく世界に目を向けたのだ。世界は広い。そう言うと今度は、日本で通用しなかったから逃げたんでしょ?とまたもや返されるかもしれない。 アンチの皆さん、それももうどうでも良いのです。間違いないことは村本が世界に出てお笑いを追求している。自身がメディアとなって日本ではタブーとされていることを表現するためにもがいている。
そしてもう一つ間違いないことは、彼は日本のテレビから、消えた=言葉を消された。この国ではミュージシャンやタレントが政治的な発言をするとメディアから消えることがある。 お茶の間に問題提起の声は届かなくなる。

彼を毛嫌いしている皆さん、是非スタンダップして、この映画で彼のコメディ=言葉に触れてみませんか。
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9月4日, 9月11日, 9月18日, 9月25日(水) *「水曜特集〜認知症と生きる〜」開催

『認知症と生きる 希望の処方箋』水曜特集〜認知症と生きる〜

2022年製作/日本/110分
認知症にかかっても幸せに生きなければならない
助け合う人々と場所がある
そこには音楽の力が溢れていた
特効薬のない病、認知症が増えている中で、人々は認知症とどう付き合って生きていくのが問われている。 認知症の症状を薬で和らげたり、進行を遅らせたりする様々な療法がある。 映画では、名古屋の病院で音楽療法を実践する二人の音楽療法士にスポットを当てる。 うどん屋を営んでいた夫婦、脳梗塞で半身麻痺になった女性、認知症高齢者グループホームで療養する男性・・・ そんな彼らに、音楽療法士が、優しく音楽を投げかける。 相手の病状と人生を鑑みながら適切な音楽療法を施していく。すると、そこには、誰も予想しなかった結果が。 「認知症は治らなくても幸せになる時があればいい」認知症の夫を介護する女性が言い放つ。 まだ知られていない音楽療法。 音楽と人の深いつながりの中に希望が見えてくる。 ●水曜特集〜認知症と生きる〜
上映映画とスケジュールはこちら↓
https://chupki.jpn.org/archives/13378
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