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2017年11月9日(木)〜14日(火)『地球交響曲 第三番』

『地球交響曲 第三番』

『地球交響曲 第三番』(1997年/日本/150分)
上映時間:10:30~13:00

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『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。

「地球の声がきこえますか。」という呼びかけで始まる映画 「地球交響曲」は、地球環境の美しさ大切さを訴えかけるだけでなく 一人一人の心の無限の可能性に言及する「こころの映画」として 大きな反響を呼んできました。第三番では、1996年8月8日にロシアのカムチャツカで熊に襲われて亡くなった写真家、星野道夫と行くはずだったアラスカの大自然の旅を縦軸にして、宇宙的なスケールで人類の未来を語る宇宙物理学者フリーマン・ダイソン博士を、太古からの鬱蒼とした森に囲まれ、野生のオルカ達が集まってくるカナダ・ハンソン島で撮影。 また、ハワイからタヒチ島までの、かつて祖先達が渡ってきた外洋カヌーの航海を復活させた、 ハワイ先住民族ナイノア・トンプソンを登場人物としています。私達のこころの奥に眠っている五千年以上前の記憶を呼び覚まし“地球の心” “いのちの不思議”に遠く思いを馳せる架け橋になればと願って作られたドキュメンタリー作品です。

監督:龍村 仁
監修:稲盛和夫
出演:星野道夫(写真家)、フリーマン・ダイソン(宇宙物理学者)、ナイノア・トンプソン(外洋カヌー航海者)

オフィシャルサイト
http://gaiasymphony.com/gaiasymphony/no03

チケット料金:一般 1,500円/シニア(60才以上)1,000円/学生 1,000円/中学生以下 500円

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『この空の花 長岡花火物語』ポスタービジュアル
12月1日(日)~3日(火) 15時00分~17時45分

『この空の花 長岡花火物語』<世界をとどける映画祭>

2011年製作/160分/日本
世界中の爆弾が花火に変わったら、
きっとこの世から戦争はなくなる。

「まだ、戦争には間に合いますか?」2004年の新潟県中越地震から復興をとげ、11年の東日本大震災発生時には被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡市を舞台に、ひとりの女性新聞記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく姿を大林宣彦監督が描く。11年夏、熊本・天草の地方紙記者の玲子が新潟・長岡を訪れる。目的は、中越地震を乗り越え復興し、東日本大震災の被災者をいち早く受け入れた同地を取材すること。そして、長年音信不通だった元恋人からの「長岡の花火を見てほしい」という便りに心ひかれたためだった。
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12月1日(日)~7日(土) 18時45分~20時23分 *4日(水)休映

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2021年製作/93分/日本/ドキュメンタリー
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12月5日(木)~7日(土) 16時50分~18時28分

『タリナイ』<世界をとどける映画祭>

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太平洋戦争時にマーシャル諸島で命を落とした日本人兵士の息子が、父が最期を過ごした地を訪れる姿を記録したドキュメンタリー。太平洋戦争中、日本の委任統治下にあったマーシャル諸島では2万人の日本兵が死亡した。その中のひとり、佐藤冨五郎さんも飢えで命を落とすが、冨五郎さんが死の直前まで書き続けていた日記は戦後、戦友の手により家族のもとに届けられる。2歳で父親と別れ、74歳になった息子の佐藤勉さんは2016年4月、日記を手がかりに、マーシャル諸島に住んだことのある若者2人に案内役を頼み、父の最期の地を巡る。旧日本軍の建物など、いまだ多くの戦跡が残るマーシャル諸島の地を巡る佐藤さんの旅を通して、「タリナイ」が意味するものなどを描き出していく。監督は、これが初監督作となる大川史織。大川監督と同い年で、タレントやラジオパーソナリティとして活躍する藤岡みなみがプロデューサーを務めた。
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12月5日(木)~7日(土) 15:00~16:35 / 12月8日(日)~14日(土) 16:25~18:00 *水曜休映

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』<世界をとどける映画祭>

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百の診療所より一本の用水路を
解説 2019年、アフガニスタンで用水路建設に邁進するなか武装勢力に銃撃されて死去した医師・中村哲の足跡を追ったドキュメンタリー。アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲医師。現地の人びとにその誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年、アフガニスタンの地を大干ばつが襲う。農業は壊滅し、人びとは渇きと飢えで命を落とす中、中村医師は医療で人びとを救うことに限界を感じる。そこで彼は医療行為のかたわら、大河クナールから水を引き、用水路を建設するという事業をスタートさせる。これまでにテレビなどで放送された映像に、未公開映像、最新の現地映像も加えて劇場版として再編集し、中村哲の生き様を追った。
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