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No other land
私はほとんどの人生をずっと日本で過ごしてきて、戦争とか家を失くす辛さを味わったことがありません。私が日々何かに不満を抱くことも、この映画のように家を失くした人たちは叶わないのだとしたら、平和が私の生活の中ではとても見えづらく、それでいてとても大切なものだと改めて感じました。この映画の中で主人公が学問を学んだけれど、それでは変えられなかったと言っていたのが印象的でした。彼らにような力強さを私も欲しいと感じました。
ノー•アザー•ランド 故郷は他にない
普段はニュースなどのメディアを通しての客観的な見方でしか紛争の現場を見ることしかなかったが、この作品で初めて現地の人による主観的な見方を通して現状を知ることができた。理不尽に生活を奪われていくことへの怒り、そしてそれに屈せず世界に現状を発信していく撮影者の信念に感動した。
敵
孤独ながらも充実した老人の生活を送る。しかし、突如「敵」が襲来し、そんな老人の生活を破壊していく。
「敵」とは何だったのだろうか。「孤独」、「老い」それとも「死」なのであろうか。得体の知れないものをはっきりとさせたいのが人間の性なのだろう。しかし、私はこの得体の知れなさこそが「敵」の本質なのだと解釈した。
本作は、人生のままならなさとどのように向き合うのか、私に一つの答えを教えてくれた。
敵
敵とはなにか。孤独か不安か、自分のなかに眠る欲望か、はたまたその全てか。私自身、仕事を退き老後を考える、というにはまだ早すぎる年齢だが、その老後に対する解像度の低さがより私に不安感、不気味さを増長させた。
とても面白かったので原作を読んでみます。ありがとうございました。
敵
モノクロの世界観が心に残りました。モノクロでちょっと古風な世界の中に映るMacが異質で印象的でした。「敵」とはなんなのか、見終わってからずっと考えてしまいます。儀助の暮らしぶりや人となりがよく描かれていて、隠居した元大学教授らしい偏屈さや堅さを持つ老人でありながらも、どことなくチャーミングな人に感じられました。面白かったです。