同じ月の上映作品
追加上映 8月1日(月)〜4日(木) 10時30分〜12時11分
追加上映『杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦』
(2022年製作/101分/日本)
息をしている限り、まだ間に合う。
ある人は「地球の医者」と呼び、ある人は「ナウシカのよう」と言う。
人間よりも自然に従う風変わりな造園家に3年間密着。全国で頻発する豪雨災害は本当に「天災」なのか?風のように草を刈り、イノシシのように大地を掘って環境問題の根幹に風穴をあける奇跡のドキュメンタリー。
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8月5日(金)~18日(木) 10時30分~12時07分 ※水曜休み
『長崎の郵便配達』
(2021年製作/97分/日・英・仏)
「1冊の本からはじまった父の記憶を辿る旅 今、娘が受け取る平和へのメッセージ。」
はじまりはピーター・タウンゼンド氏の書いた1冊の本。『ローマの休日』のモチーフとなったマーガレット王女との悲恋の後、彼は世界を回り、ジャーナリストとなる。そして日本の長崎で出会ったのが、16歳で郵便配達の途中に被爆した谷口稜曄(スミテル)さんだった。生涯をかけ核廃絶を世界に訴え続けた谷口さんをタウンゼンド氏は取材し、84年にノンフィクション小説「THE POSTMAN OF NAGASAKI」を出版する。
映画『長崎の郵便配達』は、タウンゼンド氏の娘であり、女優のイザベル・タウンゼンドさんが、父親の著書を頼りに長崎でその足跡をたどり、父と谷口さんの想いをひもといていく物語だ。「核兵器」という言葉がリアルに響く今この時こそ、平和の願いを誰かに“配達”してほしい。父から娘へのメッセージが、今、あなたの元へと。*ムビチケはご利用いただけません。
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8月1日(月)~16日(火) 12時40分~14時39分 ※水曜休み
『あの日のオルガン』
(2018年製作/119分/日本)
「53人の笑顔を守る。それが、わたしたちの使命だった。」
戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。最初は反発していた親たちも、せめて子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で保母たちに我が子を託すことを決意。しかし、ようやく見つかった受け入れ先はガラス戸もないボロボロの荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも戦争が終わる日を夢見て、保母たちは子どもたちと向き合い続けた。戦禍の広がる1944年。国の決定を待たずして、日本で初めての保育園疎開に挑んだ保母たちの強い信念と、大切ないのちを未来へとつなぐ願い。
監督は長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子。ほか日本映画界を代表する豪華スタッフ、キャストが紡ぐ。主題歌はシンガー&ドクターのアン・サリー。
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8月1日(月)~16日(火) 15時10分~16時26分 ※水曜休み
『私だけ聴こえる』
(2022年製作/76分/日本)
〈「ずっと、ろうになりたかった」コーダの心の声〉
耳の聴こえない親から生まれた、耳の聴こえる子どもたち、コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)。家では手話で、外では声で話す彼らは、学校に行けば“障害者の子”扱い、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。
15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追った本作。ありのままの自分を解放し無邪気な子供に戻れる、一年に一度の“CODAサマーキャンプ”とその後、それぞれの家族を描く。
音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を失い、揺らぎながらも自らを語り、成長していく子どもたちの姿からコーダの知られざる物語を綴る。音楽はテニスコーツが担当。
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