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2022年06月27日

7/9(土)、10(日)『山歌』笹谷遼平監督 二日間舞台挨拶決定!

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『山歌』笹谷監督舞台挨拶告知画像

◆『山歌』上映&舞台挨拶決定

<上映日時>
7月1日(金)~15日(金) 15時10分~16時27分 ※水曜休み
※日本語字幕・音声ガイドあり

ご予約はこちら
https://coubic.com/chupki/800421

◆舞台挨拶

二日間、舞台挨拶がございます!!
笹谷監督が積年の思いで書き続け、撮り上げた本作。徹底的にリサーチを重ね、描写を削ぎ落とし生み出された『山歌(さんか)』を掘り下げるお時間になりそうです!

日にち:7月9日(土)、7月10日(日) 15時10分の回上映後
ゲスト:笹谷遼平 (ささたに りょうへい)さん(監督・脚本・プロデューサー)

プロフィール:
1986年2月10日生まれ、京都府出身。2007年、大学在学中に秘宝館のドキュメンタリー映画『昭和聖地巡礼〜秘宝館の胎内〜』を監督。2009年、道祖神のお面の民芸品・道神面のドキュメンタリー映画『ファニーフェイスの哭き歌』を監督。2010年、蝋人形職人のドキュメンタリー映画『蝋塊独歩』を監督。本作品で宝塚映画祭入選。2011年、バイブレーション(性玩具)のドキュメンタリー映画『すいっちん -バイブ新世紀-』を監督。パリの日仏会館にて上映され、クィア映画祭にて招待上映された。2015年、劇映画のシナリオ執筆を開始。2017年、短編劇映画『カミカゼという名の塹壕』を監督。オーストラリアの映画祭My Rode ReelにてBest Japanese賞を受賞。執筆したシナリオ『お還り』が伊参スタジオ映画祭にて審査員奨励賞を受賞。2019年、北日本の馬文化に密着したドキュメンタリー映画『馬ありて』が完成、ワシントン・ナショナル・ギャラリー「THE LIFE OF ANIMALS IN JAPANESE ART」展にて特別招待上映され、同年11月に劇場公開。ドキュメンタリーから劇映画まで、「自然の中で人間がいかに生きるか」をテーマに映画を作っている。
本作『山歌(サンカ)』は、2018年に第18回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞を受賞した『黄金』(旧題)の映画化で2019年に撮影。脚本、監督、プロデューサーを務める。
 

⚫︎笹谷監督の日本シナリオ作家協会・シナリオ講座時代の師である今井雅子氏のnoteに、『山歌(さんか)』ができるまでと今が綴られています。 笹谷監督と今井氏のメールを抜粋して進む文章が温かいので是非お読みください!

脚本家・今井雅子さんのnote「うたい続けた教え子の映画『山歌(サンカ)』」 https://note.com/masakoimal/n/n20bdbec44b26

◆作品情報

『山歌』
(2022年製作/77分/日本)

共に、生きろ。
かつて日本の山々に実在した流浪の民・山窩(サンカ)。 財産も戸籍も持たず、ときに蔑まれ、ときに自然の恵みを一身に浴びた。 混乱の今、これまでを問い、これからをつくる私たちの物語。
 
山窩(サンカ) 戸籍を持たず、山から山へ旅の生活を続け生きていた山の漂白民。 竹細工やカゴ、箕(み)などを作り、川魚を獲り、それらを売ることを生業とし、山中と山里を行き来した。 昭和30年代まで、山中の川原にテントやほったて小屋を建てて暮らしているサンカの姿がしばしば目撃されていたが、高度経済成長とともに減少し、そのほとんどが一般社会に溶け込んだといわれている。
 
1965年夏。都会の中学生則夫は受験勉強のため、東京から祖母の家がある山奥の田舎に来ていた。 父と祖母の圧力のなか勉強を強いられている則夫は、近所の山で漂泊の旅を続けるサンカの男・省三、その娘・ハナと出会う。 則夫は彼らに強く惹かれ、やがて省三の母・タエばあとも交流を持ち、ヘビやイワナを獲り食べるという、自然の中での体験を通してあらためて「生きる」ことを体験する。 いつしかハナとその家族は則夫にとって特別な存在になっていた。 しかし則夫は、彼らが山での生活を続けられないほどに追い込まれていること、自分が彼らに対する加害者の1人だと知り、ある事件を引き起こす。
 
監督・脚本・プロデューサー:笹谷遼平
出演:杉田雷麟、渋川清彦、小向なる、飯田基祐、内田春菊、蘭妖子 他
配給:マジックアワー

 

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