『風の電話』
(2020年/日本/139分)※日本語字幕・音声ガイドあり
上映日時:6月13日(土)〜30日(火) 12:30~14:49(水曜定休)
6月14日(日)に開催した、諏訪 敦彦監督の舞台挨拶を公開しました!
YouTubeから視聴できます
https://youtu.be/Rlnqgjgt08Y(字幕あり)
今は亡き大切な人と思いを繋ぐ電話として、岩手県大槌町に実在する「風の電話」をモチーフに、
出会いと別れを重ね、導かれるように故郷へ向かう、少女の再生の物語。
—監督プロフィール—
諏訪 敦彦 suwa nobuhiro
1960年生まれ、広島県出身。東京造形大学テサイン学科在籍中から映画制作を行い、1985年、監督・制作・脚本・撮影を担当した短編映画「はなされるGANG」が、第8回ぴあフィルムフェスティバルに入選。テレビトキュメンタリーの演出も手がけ、1995年の作品「ハリウッドを駆けた怪優/異端の人・上山草人」は高く評価された。1997年、映画『2/デュオ』で長編映画監督デビューを果たす。シナリオなしの即興演出という独自の演出手法は、この頃から確立。1999年、『M/OTHER』で第52回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞、第14回高崎映画祭最優秀作品賞、第54回毎日映画コンクール脚本賞を受賞。アラン・レネ監督の『二十四時間の情事』をリメイクした『HStory』、パリを舞台に日仏スタッフで制作した『不完全なふたり』、演技経験のない9歳の女の子を主人公にした『ユキとニナ』など、どれも「シナリオなし」で作られた実験的な制作方法が取り入れられている。2019年、フランスの伝説的俳優ジャン=ピエール・レオーを主演に迎えた『ライオンは今夜死ぬ』を発表した。
東京藝術大学大学院映像研究科教授。
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