『ある精肉店のはなし』
(2014年/日本/108分/ドキュメンタリー)
上映日時:7月1日(月)~16日(火) 10:30~12:18 ※水曜定休
★ 7月7日(日)上映後、纐纈あや監督舞台挨拶決定 ★
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大阪貝塚市での屠畜見学会。
牛のいのちと全身全霊で向き合う
ある精肉店との出会いから、この映画は始まった。
家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。
牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。
店に持ち帰られた枝肉は、
丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。
皮は丹念になめされ、
立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。
家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。
家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは
被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。
差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加するなかで
いつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。
2012年3月。
代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。
最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。
いのちを食べて人は生きる。
「生」の本質を見続けてきた家族の記録。
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監督:纐纈あや プロデューサー:本橋成一 撮影:大久保千津奈 録音:増田岳彦 編集:鵜飼邦彦
『ある精肉店のはなし』公式サイト:https://www.seinikuten-eiga.com/
【チケット料金】
一般 1,500円/ シニア(60才以上 )・ 学生 1,000円/中学生以下 500円/シネマチュプキクラブ会員1,300円
■料金制度・ご入場に関するご注意・劇場へのアクセスについては、
コチラ https://chupki.jpn.org/aboutでご確認いただけます。