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『アイの歌声を聴かせて』

同じ月の上映作品

12月1日(日)~7日(土) 10:30~12:12 / 12月8日(日)~14日(土) 10:00~11:42 *水曜休映

『奇跡の子 夢野に舞う』

2024年製作/97分/日本
人の知恵と都合と
愛とエゴが解け合って
"希望"が生まれた。

農家は鳥に手を焼いている。撒いた種はほじくるし、新芽が出ればバリカンで刈ったように食べつくす。張ったばかりのビニールハウスにはフンをかけていく。そんな農民たちが地元に鳥を呼ぶと言い出した。それも絶滅危惧種のタンチョウだ。北海道の東部にごくわずかしか生息していない希少種が大都市・札幌の近郊にある農村に来るはずもない。それで14人の農家が集まり、タンチョウの棲み家づくりが始まった。治水対策で人工的に作られた遊水地の中に、タンチョウが生息できる「湿地」が回復してくると、やってくるのは予期せぬ訪問者ばかり。大量の渡り鳥に獰猛な外来種、カメラを抱えた人間たち…。次々と巻き起こるトラブル。果たしてタンチョウはやってくるのか?。
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12月1日(日)~12月7日(土) 12時45分~14時21分 *4日(水)休映

『江里はみんなと生きていく』

2024年製作/日本/91分
12年にわたって捉えられた「ともに生きる」人々の姿
西田江里さん 生まれも育ちも千葉県浦安。オシャレと絵を描くのが大好きな22歳です。重い障害を持つ江里さんは、母・良枝さんと自宅で暮らしています。24時間365日の介助が必要で、家族だけで命を守ることができません。日常を支えているのはケアスタッフ。車いすを押してもらって買い物に行ったり、リサイクルショップで一緒に働いたり、外食したりと、楽しくも忙しい毎日を送っています。そんな江里さんにカメラが密着。12年という撮影期間のなかで、様々な出来事が起こります。気管切開して人工呼吸器を装着するか否かの選択を迫られたり、母から自立してひとり暮らしを始めたり楽しいしい暮らしぶりだけではなく、医療的ケアが必要になっていく不安や葛藤も映し出していきます。さらに、新米だったケアスタッフも成長し、結婚・出産という人生の転機にも立ち会います。長い時間を共有するなかで、単にケアをする・されるといった立場をこえて、ともに生きる関係性を育んでいく江里さんと仲間たち。一人一人のいくつもの人生の局面をあたたかい眼差しで映像にとどめ、その営みに生きる希望を見出したドキュメンタリーです。
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『この空の花 長岡花火物語』ポスタービジュアル
12月1日(日)~3日(火) 15時00分~17時45分

『この空の花 長岡花火物語』<世界をとどける映画祭>

2011年製作/160分/日本
世界中の爆弾が花火に変わったら、
きっとこの世から戦争はなくなる。

「まだ、戦争には間に合いますか?」2004年の新潟県中越地震から復興をとげ、11年の東日本大震災発生時には被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡市を舞台に、ひとりの女性新聞記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく姿を大林宣彦監督が描く。11年夏、熊本・天草の地方紙記者の玲子が新潟・長岡を訪れる。目的は、中越地震を乗り越え復興し、東日本大震災の被災者をいち早く受け入れた同地を取材すること。そして、長年音信不通だった元恋人からの「長岡の花火を見てほしい」という便りに心ひかれたためだった。
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12月1日(日)~7日(土) 18時45分~20時23分 *4日(水)休映

『Keememej』 <世界をとどける映画祭>

2021年製作/93分/日本/ドキュメンタリー
私のことを忘れないでください。 かつて日本の委任統治下にあったマーシャル諸島共和国。 いまだ戦争の爪痕が残るが映画館はひとつもないこの国で、 2019年8月、1本の映画を上映した。 タイトルは“keememej”  マーシャル語で“憶えている”。 ジャルート島で会った、軍歌を歌う88歳の元少女。 ウォッチェ島に眠る、消えゆくハングル文字の詩。 2012年から追いかけた環礁に散らばる記憶のピース。 元日本兵の父の最期の地を探していた78歳の息子は 母の骨と共に、 家族を連れて3年ぶりに島を訪れる。 マーシャル、日本、朝鮮、アメリカ。 時を越え、再び出会った私たちが新しい物語を編む時、 何を共有し、誰を忘れずにいたいのだろう。
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