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2023年03月17日

龍村仁監督追悼「地球交響曲 ガイアシンフォニー 全シリーズ」特集上映のお知らせ

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「地球交響曲シリーズ」龍村監督追悼上映のイメージ画像

龍村仁監督追悼「地球交響曲 全シリーズ」特集上映

令和5年1月2日に、龍村仁監督が享年82歳にて永逝されました。
これまで当館で何度も上映してまいりました、地球交響曲シリーズ。 生前、龍村監督にも、よくご来館いただき、大切なメッセージを伝えいただきました。
この度は、龍村監督の追悼上映として最新作、そしてシリーズ最後の作品となった『地球交響曲 第九番』と合わせて、 毎週水曜日、シリーズ第一番〜八番までの旧作シリーズも上映いたします。第一番公開から昨年30年を迎え、しかしそのメッセージは全く褪せることなく、「今」の私たちに問いを投げかけ、癒し、背中を力強く押し、また、見るその時々で沢山の気づきがあります。見逃していた作品はもちろん、またもう一度見たい作品にもまた出会いにいらしてください。

GAIAガイアとは、ギリシア神話に登場する地球の女神、いわば「地母神」のこと。
このドキュメンタリーは、あたかも、ガイアが奏でるシンフォニー(交響曲)のように、それぞれに独立した主題をもった楽章が重なり合って、全体として地球という大きなハーモニーを奏でています。
全体を通してのテーマは「地球の中の私、私の中の地球」。それぞれの楽章では、世界各地で取材を行ない、それぞれの分野で、「今」を語るに相応しい大きな仕事を成し遂げた人々にフォーカス。
「地球交響曲」は自らの体験をふまえてメッセージを送っているオムニバス映画シリーズです。

◆上映スケジュールとイベント


※タイトルのリンク先のご予約ページからネット予約が可能です。20席の小さな劇場ですので、事前予約をおすすめ致します。

地球交響曲 ガイアシンフォニー 第九番は、
 4月16日(日)~30日(日) 10時00分~12時03分(水曜日を除く)に上映。


4月20日(木)と23日(日)は、第九番上映後、 
龍村ゆかりプロデューサーをお迎えし、舞台挨拶を開催します。

第一番〜八番は、毎週水曜日に1日4作品ずつ、
4月5日、12日、19日、26日の4日間に渡り上映します!

<4月5日、19日(水)開店時間:9時30分>
10時00分~12時10分  第一番
12時40分~14時50分 第二番
15時20分~17時50分 第三番
18時30分~20時45分 第四番

<4月12日、26日(水)開店時間:9時30分>
10時00分~12時13分 第五番
12時40分~14時47分 第六番
15時50分~17時56分 第七番
18時30分~20時25分 第八番

舞台挨拶つきイベント上映
映画上映後、各作品出演者をお迎えします。
特別料金: 大人一律 2500円、中学生以下 1500円(映画ご鑑賞+イベントご参加)
ご予約は各作品の予約サイトからお申し込みいただけます。ご精算・お席の選択は当日受付にて承ります。

◉4月12日(水)  第八番
ゲスト:中澤宗幸さん(なかざわ・むねゆき/バイオリン製作者)、白井崇陽さん(しらい・たかあき/津波バイオリン演奏)

◉4月19日(水)  第四番
ゲスト:名嘉睦稔さん(なか・ぼくねん/版画家)
*リモートでのご登壇。劇場とオンラインで繋ぎ、お話しを伺います。

426()  第六番
ゲスト:KNOBさん(のぶ/ディジュリドゥ演奏)

◉各作品紹介

第一番(1992年/130分)
【上映日時】
4月5日(水) 10時00分~12時10分
4月19日(水) 10時00分~12時10分

21世紀の到来を前に、地球(ガイア)の未来にとって、極めて示唆的なメッセージをもつ世界の6人のオムニバス。
登場人物は現代の常識を越えた事を成し遂げた人、あるいは体験した人たち。今生きている我々ひとりひとりが”心”にどんな未来を描くかによって、現実の地球(ガイア)の未来が決まってくる。

監督:龍村 仁
出演:ラインホルト・メスナー(登山家、イタリア、日本語の声:蟇目良)
ダフニー・シェルドリック(動物保護活動家、ケニア、声:湯川れい子)
野澤 重雄(植物学者、日本)、エンヤ(歌手)、鶴岡 真弓(ケルト美術研究家、日本)
ラッセル・シュワイカート(元宇宙飛行士、アメリカ、声:龍村仁)

第二番(1995年/130分)
【上映日時】
4月5日(水) 12時40分~14時50分
4月19日(水)  12時40分~14時50分 

第一番のテーマをさらに深め、身近なものとした4人のオムニバス。出演者は素もぐり105メートル記録保持者のフランス人ジャック・マイヨール。チベット仏教最高指導者で東洋の叡智、14世ダライ・ラマ法王。日本の女性の生活の中の叡智、森のイスキアの佐藤初女。天文学者で宇宙生物学者、地球外知的生命探査計画の父と呼ばれるアメリカ人フランク・ドレイクの4人。ガイアシリーズでもファンの多い作品。
監督:龍村 仁
出演:ジャック・マイヨール、14世ダライ・ラマ法王、佐藤 初女、フランク・ドレイク

第三番(1997年/150分)
【上映日時】
4月5日(水)  15時20分~17時50分
4月19日(水) 15時20分~17時50分

重要な出演者のひとり、写真家・星野道夫が撮影が始まる直前、1996年8月8日、カムチャッカで熊に襲われ亡くなった。映画の制作は不可能と思われたが、彼のエッセイに登場する人たちへインタビューを取るために訪れたアラスカで、不思議な縁で結ばれた人々との“運命”と出会う、星野道夫の魂が導く旅となった。
今の私達の“生”は、無限に連続している“生”=“死”の環の中で、今たまたま、ひととき生かされている。
生と死、そして遠い先祖から数千年と続く記憶と知恵をテーマに3つのオムニバスで綴る。

監督:龍村 仁
出演:<星野道夫篇>
星野道夫、ビル・フラー、メアリー・シールズ、ボブ・サム、エスター・シェイ、ウィリー・ジャクソン、シリア・ハンター、ジニー・ウッド、ドン・ロス、クリフォード・ウェイオワナ、星野直子、星野翔馬
<フリーマン・ダイソン篇>フリーマン・ダイソン(宇宙物理学者)、ジョージ・ダイソン、ポール・スポング
<ナイノア・トンプソン篇>
ナイノア・トンプソン(外洋カヌー航海者)、ローラ・トンプソン、ミルドレッド・セキマ

第四番(2001年/135分)
【上映日時】
4月5日(水)  18時30分~20時45分
4月19日(水) 18時30分~20時45分

「地球はそれ自体がひとつの生命体である」
ガイアシリーズの源となる、ガイア理論の創始者である生物物理学者のジェームズ・ラブロック博士、サーフィンを通してガイアのエネルギーを感じ、大自然と調和する道を開いてきたカリスマ的存在のサーファー、ジェリー・ロペス。野生チンパンジー研究家のジェーン・グドール。沖縄県伊是名島に生まれた版画家の名嘉睦稔(なか・ぼくねん)の作品は、豊かな自然から学び、遊び、鍛えられて育った中から生まれた。

監督:龍村仁
出演:ジェームズ・ラブロック、ジェリー・ロペス、ジェーン・グドール、名嘉睦稔

 

第五番(2004年/133分)
【上映日時】
4月12日(水)  10時00分~12時13分
4月26日(水) 10時00分~12時13分

『再会と出会い』『誕生と死』
2003年夏から秋にかけて、かつての「地球交響曲」出演者達が続々と来日。天河神社の七夕神事にスーザン・オズボーン(第二番、第三番、主題歌)が参列、伝統の能舞台で「アヴェ・マリア」「浜辺の歌」などを奉納しました。また、ラッセル・シュワイカート(第一番)が広島、原爆慰霊碑の下で「Cosmic Birth(宇宙的誕生)の時代」について語ってくれました。
母の子宮に宿った新しい生命。ひとりの赤ちゃんが持つ、もはや神秘としか呼びようのない精妙な生命の仕組み。それは40億年の歳月をかけて、誕生と死を繰り返してきた地球の全生命の「叡智の結晶」です。全ての存在は繋がっている、その視点をもって、「誕生と死」を見つめてゆきます。

監督:龍村仁
出演:スーザン・オズボーン(第二番、第三番)、ラッセル・シュワイカート(第一番)、ジェームズ・ラブロック博士(第四番)、野澤重雄(第一番)、ダライ・ラマ法王(第二番)、ジェーン・グドール博士(第四番)、名嘉睦稔(第四番)

第六番(2006年/日本/127分)
【上映日時】
4月12日(水) 12時40分~14時47分
26日(水) 12時40分~14時47分

~全ての存在は響き合っている~
最近のめざましい科学技術の進歩によって、この宇宙の全ての存在、すなわち銀河系、太陽系、地球、海、山、川、森、岩、動物、植物、バクテリアから原子のひとつひとつまでもが、それぞれに独自の“音楽”(vibration)を奏でていることが分かってきた。今我々人類に早急に求められているのは、自分以外の存在が奏でる“音楽”を聴く耳をもう一度開くこと。内なる音楽を聴くことは、外なる“音楽”を聴くことであり、外なる音楽を聴くことは、内なる“音楽”を聴くことである。
「音を観て、光を聴く」旅、それが「地球交響曲 第六番」の旅となってゆきます。

監督:龍村 仁
出演(声の出演):ケリー・ヨスト(奥村 潮)、ロジャー・ペイン(山川 建夫)、ラヴィ・シャンカール(林 隆三)、アヌーシュカ・シャンカール、ポール・ウィンター、奈良裕之、KNOB、雲龍、長屋和哉
ナレーション:榎木 孝明、森田 真奈美

第七番(2010年/日本/126分)
【上映日時】
4月12日(水)  15時50分~17時56分
4月26日(水) 15時50分~17時56分

〜GAIAの自然治癒力〜
自然治癒力とは、ふだんから全ての生命体の中で働き続けていて、その複雑極まりない生命システム全体の統一と調和を整えている“目には見えない力”のことです。時に、その生命体が命の危機に遭遇した時、それ迄の自分の生命システムを一気に変えて、その危機的状況下でも生き延びることのできる新しい生命システムに組み替えてゆく、神秘的な力も秘めています。GAIA本来の「心」とはなにか、その「心」に寄り添うために、私達人類は今、なにに気付き、なにを捨て、なにを取り戻すべきか、を問うていきます。母なる星GAIAからミクロのバクテリアまで、この世の全ての生命体が、その内部に秘めている生命の叡智・自然治癒力の、健やかな発現を願い、祈る作品です。

監督:龍村 仁
出演:アンドルー・ワイル(アリゾナ大学医学部教授、医学博士)、高野孝子(環境教育活動家、NPO法人エコプラス主宰)、グレッグ・レモン(元「ツール・ド・フランス」チャンピオン)

第八番(2015年/日本/115分)
【上映日時】
4月12日(水) 18時30分~20時25分
4月26日(水) 18時30分~20時25分

「宇宙の声が聴こえますか」
東日本大震災から3年、人智を遥かに越えた宇宙的な力に依ってもたらされた崩壊と苦難から立ち直り、真の復活を遂げる為に、私達日本人は今、なにに気付き、何をなさなければならないのか!
キーワードは、畏れと美と智恵と勇気と Fear, Beauty, Wisdom and Bravery
老樹から能面を作る奈良県吉野の能面打ち、東日本大震災で被害に遭った陸前高田の「奇跡の一本松」と、がれきから「津波ヴァイオリン」を作る楽器製作者、海水汚染を防ぐために植林活動をした気仙沼のカキ養殖業者。。。
「樹の精霊の声、すなわち宇宙の声を聴く力を甦えらせなければならない」と気付いた日本人達がいます。「第八番」では、この人々の想いと活動を世界に向って発信します。地球の未来の全ての生命が健やかに、末永く生き続けることを願って。
監督:龍村 仁  エグゼクティブアドバイザー:龍村ゆかり
出演:梅若六郎玄祥(能楽師)、見市泰男(能面打ち)、中澤宗幸(ヴァイオリン製作者)、中澤きみ子(ヴァイオリニスト)、畠山重篤(カキ養殖業・NPO法人「森は海の恋人」理事長)、柿坂神酒之祐(天河神社宮司)
声の出演:榎木孝明/木内みどり


【映画のご鑑賞 チケット料金】
一般 1,500/シニア (60才以上)1,100円/学生・ユース(22才以下) 1,000円/中学生以下 500円/チュプキサポーター会員(一般1,300円/シニア1,000円)/プアエイド1,000円/介助者無料/未就学児無料
◉イベント上映回:特別料金 一律 2500円(中学生以下1500円)
※当館の料金制度について https://chupki.jpn.org/about
◉キャッシュレス決済もご利用いただけます。クレジットカード、交通系IC、QUICPay、IDがご利用いただけます。
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CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)
住所:東京都北区東田端2-8-4(JR田端駅北口より徒歩7分)
電話:03-6240-8480
お買い物ページ:https://chupki.thebase.in
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