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『光』『地球交響曲 第六番』関連企画       さまざまな、いのちのエネルギーを感じてみよう!

岡野さんと盲導犬グリーンの写真

当館上映中の映画『光』では、「わたしたちはもっと広い世界を見ている」という全盲のまさこさんの言葉が。『地球交響曲 第六番』では、自然の命が発する様々なエネルギーの振動(虚空の音)に耳を傾け、より広い宇宙的な音を表現しようとする音楽家たちが登場します。

この上映案内をお送りしてすぐに、視覚障害者の岡野宏治さんから、ワークショップをやりませんか?という、ご提案をいただきました。それは、岡野さんが失明されてから、ますます感じるようになったという感覚ですが、わたしたちの誰もがもっている、人生をより豊かにするものでした。

◎講師の岡野宏治さんより、ワークショップのご紹介

私は中途視覚障害者の盲導犬ユーザーで、鍼灸師です。かつて難病で徐々に視力を失っていった15年前くらいから、少しずつ人間や動物、植物が発しているエネルギーを振動や熱で、感じられるようになりました。

皆さんは、自分以外の存在、例えば動物や植物や鉱物が発しているエネルギー(振動)をふだんの生活で感じることはあまりないかも知れません。でもそれは、皆さんが現代文明の中で生きるために造り上げてきた「感覚情報の取捨選択のパターン」によって、それらの感覚情報を捨ててしまっているのに過ぎません。

このワークショップは、そんな、これまで捨ててしまっていた感覚情報を拾って、その感覚の質感を楽しもう、という試みです。

この感覚で感じる動物や植物が発する純粋なエネルギーや愛情、感謝、思いやりなどのポジティブな感情のエネルギーの質感は美しいものであり、それを感じることは私たちの生活に彩りを与え、心を豊かにしてくれるものです。その意味で、エネルギーの美しさを感じることは、美しい絵画や音楽を感じるようなアート体験にも通じます。そしてそれは私たち誰もがかつて感じていたであろう「まわりの世界とつながっている感覚」を取り戻す、ということでもあります。

自分以外の存在のエネルギーを感じてみたいけれど自分はそんな感覚には鈍感だからかんじられるかどうかあまり自信がない、などと思っている方に是非、受けてみてほしいと思います。

遊びやゲームのような形式で、この感覚でいろんなものを楽しみながら感じてもらい、参加者のみなさんがそれぞれに自分の感覚に耳をすませて、自分なりの感じ方を知り、その感じ方を自分のための「ものさし」として使えるようになっていただければ幸いです。

講座内容

全盲の盲導犬ユーザーで鍼灸師の岡野さんの指導のもと、遊びやゲームのような感覚で、自分以外の存在のエネルギー(動物や植物や鉱物が発する振動)を感じてみようというワークショップです。

日時と場所

日時:9月28日(木)
(A)13:30〜15:30(B)16:30~18:30
※AとBの内容は同じです。時間帯のご都合の良い方でお申し込みください。

場所:シネマ・チュプキ・タバタ 2F
(JR山手線・京浜東北線 田端駅より徒歩5分)

受講料

3000円(当日受付にて現金払いとなります。)

定員

6名

講師プロフィール

岡野宏治 (鍼灸師)

1960年東京生まれ。
網膜色素変性症により徐々に視力を失い、2006年より盲導犬ユーザーとなる。人間が本来持っていながら、あまり使っていない感覚を、日常生活を心豊かに過ごすために活かすワークショップを2016年より行っている。

申し込みフォーム

    年齢      歳

    希望時間帯(必須)
    A)13:30〜15:30B)16:30〜18:30

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