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2017年11月2日(木)〜14日(火)『オレンジと太陽』

『オレンジと太陽』

『オレンジと太陽』(2010年/イギリス・オーストラリア/106分)
上映時間:16:00~17:46

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社会派で知られるイギリスの名匠ケン・ローチの息子ジム・ローチが長編初監督を務め、イギリスで1970年まで行われていた「児童移民」の実態を明らかにした女性マーガレット・ハンフリーズの物語を描いたドラマ。ノッティンガムで社会福祉士として働くマーガレットはある日、幼い頃に子どもだけで船に乗せられオーストラリアに送られたという女性に出会う。そのことから、英国が児童施設などに入った子どもたちを福祉の名の下に密かにオーストラリアに送っていたことが判明。オーストラリアに送られた子どもたちを待ち受けていたものとは……。主演は「奇跡の海」「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のエミリー・ワトソン。

監督:ジム・ローチ
原作:マーガレット・ハンフリーズ
脚本:ロナ・マンロ
撮影:デンソン・ベイカー
編集:ダニー・クーパー
キャスト:エミリー・ワトソン、デビッド・ウェンハム、ヒューゴ・ウィービング、リチャード・ディレイン、ロレイン・アシュボーン

オフィシャルサイト
映画.comの情報

チケット料金:一般 1,500円/シニア(60才以上)1,000円/学生 1,000円/中学生以下 500円

同じ月の上映作品

『手に魂を込め、歩いてみれば』ポスタービジュアル
2月15日(日)~2月28日(土) 12時10分~14時08分 *水曜休映

『手に魂を込め、歩いてみれば』

2025年/113分/フランス・パレスチナ・イラン合作
廃墟のガザで撮影を続けるフォトジャーナリストと彼女を見守るイラン人監督
1年にわたるビデオ通話で紡がれた 比類なきドキュメンタリー


イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024年、イラン出⾝の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の⼈々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており⾏くことは出来ない。そこで、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ⼈フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナとのビデオ通話を中⼼とした映画の制作を決意する。以後、ファトマは監督にとってガザを知る⽬となり、監督はファトマが外の世界とつながる 架け橋となり、絆を築いていく。
ファトマは空爆、饑餓や不安にさらされながらも⼒強く⽣きる市⺠の姿や、街の僅かな輝きを写真に収め、スマホ越しにガザの様⼦を伝え続けた。彼⼥はいつも明るかったが、度重なる爆撃で家族や友⼈が殺されていくにつれ、表情を暗くしていく。そして悲劇はファトマをも襲う。
25歳になったばかりのファトマの死は、本⼈が「もし死ぬのなら、響き渡る死を望む」 と書いたように、世界中に波紋を広げることになる。
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『ロシャオヘイセンキ2』ポスタービジュアル
2月2日(月)~22日(日) 19時20分~21時29分/2月23日(月)〜28日(土) 16時30分〜18時39分/*水曜休映

『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』日本語吹替版

2025年/124分/中国/アニメーション
居場所(たいせつなもの)を守るため——再び、冒険へ

師匠・ムゲンと共に小さな村で穏やかな日々を過ごしていたシャオヘイ。 それから2年後、 とある会館への襲撃事件が、長きにわたり保たれていた妖精の世界の平和を脅かす。 妖精会館からもたらされた任務により、シャオヘイとムゲンは引き離され、二人の運命は大きく揺らぎ始める。 次々と現れる脅威に立ち向かう中、シャオヘイは姉弟子・ルーイエと共に、真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。 降りかかる突然の試練、 そして、思いもよらぬ敵を前に、シャオヘイは大きな選択を迫られる—— 。

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『旅と日々』ポスタービジュアル
2月2日(月)~14日(土) 17時15分~18時49分/2月15日(日)〜22日(日) 17時30分〜19時04分/*水曜休映

『旅と日々』

2025年/89分/日本
特別じゃない旅が、ちょっとだけ毎日を変える。

『ケイコ 目を澄ませて』(22)、『夜明けのすべて』(24)などで映画賞を席巻し、現代日本映画界を牽引する三宅唱監督の最新作『旅と日々』。原作は、つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」。

主人公・李を演じるのは、『新聞記者』(19)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、韓国出身ながら日本映画界に不可欠な俳優シム・ウンギョン。共演に映画、テレビ、舞台と縦横無尽に活躍する堤真一、2024年の映画賞を多々受賞した河合優実、話題作への出演が続く髙田万作、さらに、つげ義春作品に欠かせない俳優・佐野史郎を加え、屈指の実力派俳優陣が集結した。
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『ブルーボーイ事件』ポスタービジュアル
2月2日(月)~2月14日(土) 15時10分~17時01分 *水曜休映

『ブルーボーイ事件』

2025年/106分/日本
私たちは、ずっとここにいた。

1965年、オリンピック景気に沸く東京で、街の浄化を目指す警察は、街に立つセックスワーカーたちを厳しく取り締まっていた。ただし、ブルーボーイと呼ばれる、性別適合手術(*当時の呼称は性転換手術)を受け、身体の特徴を女性的に変えた者たちの存在が警察の頭を悩ませていた。戸籍は男性のまま、女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にはならない。そこで彼らが目をつけたのが性別適合手術だった。警察は、生殖を不能にする手術は「優生保護法」(*現在は母体保護法に改正)に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を行っていた医師を逮捕し、裁判にかける——。
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